尾瀬・燧ヶ岳
- GPS
- 33:01
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 1,560m
- 下り
- 1,943m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:29
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 11:56
2日目は燧ヶ岳山頂で早めのランチです。
天候 | 1日目:晴れのち雨 2日目:雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
大清水駐車場に1台、戸倉駐車場に1台車を置いて歩きました。 戸倉駐車場からはタクシーを使って鳩町峠まで移動しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆鳩待峠〜横田代 樹林帯の綺麗に整備された木道を緩やかに登って行きます。 樹林帯を抜けると、湿地帯になり草原が広がり視界が開けてきます。 ワタスゲ、チングルマ、イワカガミ、モウセンコケ等の高山植物が咲いていました。 ◆横田代〜アヤメ平 横田代からアヤメ平は急傾斜の木道を歩きです。 アヤメに上がると燧ヶ岳が見えてきます。 ◆アヤメ平〜富士見田代(富士見小屋) アヤメ平から富士見田代までずっと下りが続きます。 富士見田代までずっと燧ヶ岳が見えていました。 ◆富士見田代〜土場 木道を緩やかに下ります。 ◆土場〜竜宮十字路 土場を過ぎると木道から、露岩の急傾斜の登山道となり、今まで木道で楽をしていたので、かなり厳しい感じがします。 竜宮十字路に近づくとまた、木道となり湿原が一体に広がっています。 ニッコウキスゲが咲いていました。 ◆竜宮十字路〜ヨッピ橋〜東電小屋〜温泉小屋 多少のアップダウンを繰り返しながら木道を進むと温泉小屋に到着です。 雲行きが怪しくなってきましたが、温泉小屋に到着するまでは大丈夫でした。 ◆温泉小屋 時期が少しずれているためか空いていました。 六畳の部屋を二人で使用させて頂きました。 温泉小屋の夕食は、天ぷら、エビフライ等になんとお蕎麦もついていました。 ◆温泉小屋〜下田代分岐〜見晴(下田代十字路) 小雨の中木道を歩きます。 湿原が朝靄で幻想的な風景となっていました。 ◆見晴(下田代十字路)〜柴安 柴安瑤泙任療个蠅郎鯑までの木道と打って変わって、急傾斜の樹林帯を登ることになります。 岩がゴロゴロ、倒木あり、枝が落ちていたりと歩きにくい登山道が続きます。 山頂に近づくにつれて樹林帯は抜けますが、徐々に傾斜が急になり岩場が出てきます。 森林限界を超えたあたりで振り返ると尾瀬ヶ原と至仏山がよく見えました。 その後、ザレた登山道を登ると柴安瑤謀着です。 ◆柴安山頂 山頂はそれなりに広いので、ゆっくり休憩することができます。 展望は360度見渡すことができ、尾瀬ヶ原、至仏山、尾瀬沼等がよく見えます。 ◆柴安堯双撕 柴安瑤ら俎瑤楼戝鴫爾蠹个衒屬靴泙后 途中雪渓が残っていたため、滑らないように慎重に下りました。 登り返しは、急斜面の岩場を登って行きますが、道がすこしわかりにくかったです。 ◆燧ヶ岳(俎堯忙劃 山頂は狭くなっているのでゆっくりランチを食べる等には向いていません。 展望は360度見渡すことができ、尾瀬沼、至仏山等がよく見えます。 ◆俎堯祖溝⊂屋 俎直下は、岩場の険しい下りとなります。 ナデッ窪からの下りは深く掘れた登山道で、草刈りをした笹が登山道を隠し石の状況や段差も良くわかりません。 また、笹が滑って歩くのが大変でした。 深い段差やロープが設置して登山道がを下り、それが終わると樹林帯の緩い下りがえんえんと続きます。 樹林帯を抜けると木道が始まり浅湖湿原を経て尾瀬沼に到着します。 ◆長蔵小屋〜三平下〜三平峠〜一ノ瀬〜大清水駐車場 尾瀬沼から三平下まで木道を歩き、三平下から三平峠まで登りとなる。 最後の登りがかなり厳しいが、これを登れば後は下るだけとなります。 三平峠から一ノ瀬までの道のりが結構厳しく、途中で休憩を入れてどうにか一ノ瀬に到着することが出来ました。 一ノ瀬から大清水駐車場までは広い林道となりますが、最後の3キロはやはり長く足も痛いし、心も折れそうになりながら下ってきました。 いささか距離が長く大変でしたが、無事に大清水まで降りてくることができました。 |
その他周辺情報 | 【宿泊】 尾瀬 温泉小屋 〒967-0500 福島県南会津郡檜枝岐村尾瀬ヶ原 TEL:0241-75-2222 URL:https://oze-onsengoya.com/ 料金:8,500円/1泊2食 温泉があるので疲れが取れていきます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
登山地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
ここ数ヶ月トレーニングを行いやっと、尾瀬燧ヶ岳に登ってきました。
今回の登山は1日目に鳩待峠からアヤメ平、富士見小屋、竜宮十字路、東電小屋と歩き、温泉小屋で1泊
2日目に燧ヶ岳を登って、長英新道を下って大清水に戻る工程としました。
2日目の行程が長く、訓練をしてきましたが、やはり2日目はかなり厳しかったです。
1日目のスタートは鳩待峠で9時過ぎに出発しました。
鳩待峠から横田代までの約3キロは森林帯歩きで展望はありません。
ところどころ、ギンリュウソウが咲いていました。
横田代に到着した辺りからは尾瀬らしい風景となっていました。
アヤメ平までは大変景色がよく、見とれすぎて木道から落ちそうでした。
本日最後の登りである中原山を登ると、明日登る燧ヶ岳が見えてきました。
今の時期は水芭蕉が終わり、ニッコウキスゲが満開になる前で、花が少ない時期らしいのですが、横田代からアヤメ平までの間でイワカガミ、モウセンゴケ、タテヤマリンドウ、ワタスゲ等、沢山の花を見ることができました。
アヤメ平で少し休憩を取り、富士見田代を目指します。
富士見田代でランチを食べ、温泉小屋を目指します。
富士見田代でふと足下をみると水芭蕉が咲いていました。
今回は水芭蕉は見られないと思っていたので、ラッキーな発見でした。
富士見田代から竜宮までは一気に450m程度高下ります。
竜宮十字路に到着すると、やっとニッコウキスゲを発見することができました。
竜宮の周りで、ニッコウキスゲの写真をとったり、燧ヶ岳をバックに写真を撮ったりゆっくりしていましたが、時間が大分遅いことに気がつき、急ぎ温泉小屋を目指すことにしました。
どうにか15時半頃に温泉小屋に到着です。
温泉小屋でゆっくりと温泉に浸かってから夕食を食べて8時には就寝となりました。
2日目は朝4時に起きましたが、すごい雨が降っていました。
この状態では燧ヶ岳は諦めるしかないかと思いながら、朝食を食べ準備を進めますが、予定時刻になっても雨が止まなかったので1時間様子を見ることにしました。
結果、6時前に雨がほぼあがり、出発出来そうになったので小雨の中燧ヶ岳を目指しました。
見晴に着いた時には雨もあがり、いざ山頂を目指しましたが、柴安瑤泙任療个蠅蓮∈鯑までの尾瀬のイメージはとは全く違って大変厳しい登りの連続でした。
雨が降ったあとということもあり、登山道の階段は沢のようになっており、雪解けから時間が経っていないため、木が横倒しになっていたりで、歩くのは本当に大変でした。
旧温泉小屋分岐あたりから、木々もハイマツに変わり尾瀬ヶ原もよく見えるようになりました。
至仏山もやっと雲が切れて見えてきました。
視界が開け雲も少なくなってきたので、写真を撮りながら山頂を目指し、10時頃に山頂到着となりました。
山頂からの展望は最高でしたので、記念撮影をして早めのランチにすることとしました。
結局頂上に1時間30分くらい滞在していました。
いささか、時間を掛けすぎたので、急ぎ出発となりましたが、柴安瑤妨かい登山道にはまだ雪渓が残っていました。
急傾斜の登山道をゆっくりと下り、登り返すと俎瑤謀着です。
俎瑤眦庫召よいので10分ほど休憩し、長英新道を使って下山です。
この長英新道の下りは本当に厳しかった。
いままでの下りで一番険しかったのでは無いかと思います。
登山シーズンの前に親切に草刈りをしていただいたのだと思います。
横から生えている笹を切ってくれたのでしょう。
ええ、それが、すべて登山道にしき並べられています。
道は見えません、石も見えません、段差もわかりません。
それでいて良く滑ります。
本当に降りるのが大変でした。
深い段差もあり、見えないトラップも沢山あり、どうにか浅湖湿原に到着したのが、14時40分頃で約20分で長蔵小屋に到着です。
ここで、少し休みをとり、大清水を目指しました。
昨日、今日と沢山歩いていているため、足が悲鳴を上げていますが、頑張って大清水目指して歩き出します。
三平下、三平峠と通過し、後は下りのみなのですが、ここからの下りがえんえんと長かったです。
17時に一ノ瀬休憩所に到着しましたが、お店はもう閉まっておりました。
休憩所にて、20分程度休憩させていただき、最後の林道歩き3.3キロを下ります。
結局大清水の駐車場には17時50分に到着。
二日間に渡る長い山旅が終了となりました。
1日目13.6キロ、2日目18.4キロで合計32キロの道のりでした。
今回の登山はいままでで一番長く歩きましたが、雨が心配されるなか二日間とも天気に恵まれ、誰一人として怪我もなかったことから大変楽しい山旅だったと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する