八ヶ岳【杣添尾根から横岳・赤岳・硫黄岳をピストン】
- GPS
- 07:37
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:35
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部凍結している箇所がありましたが、アイゼン等なくても支障なし |
写真
装備
個人装備 |
AKUクレスタ
|
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感想
南八ヶ岳の主稜線にもっとも早くアプローチできる登山道の杣添尾根を歩いてみたいと思っていたので、念願の山行です。
海ノ口自然郷の登山口駐車場に車を停め、しばらくは別荘地の中を歩き、南八ヶ岳林道から本格的な登山道に入ります。
そこそこの急登を登り続け、倒木が多くなり空が見えるようになってきたと思ったら、ヘリポートの近くまで来ていました。
ヘリポートからは、横岳の稜線が屏風のように立ち上がっていましたが、まだ距離があるので、それほど大きくは見えませんでした。
それでも勾配が少しずつきつくなり、傾斜がきつくなったところをひと登りして、三叉峰の分岐に到着しました。
分岐あたりは平たん地が続き、西側への眺望も開け、北アルプスや中央アルプスの展望を楽しめます。
稜線を南下して赤岳を目指し、岩峰を、西へ東へと巻きながら歩き、ガレ場を下ると地蔵の頭に出て、赤岳展望荘に到着です。
そこからは、赤岳への最後の登り、急登です。
赤岳の頂上には人がほとんどおらず、ちらほらと、みんな足早に通過していきました。
しばらく写真撮影に没頭してから、今度は、北上し、硫黄岳を目指します。
もと来たルート、赤岳展望荘、三叉峰分岐を通過して、横岳の頂上である奥ノ院に登り、そこから岩場を通って硫黄岳山荘に向けて下って行きます。
硫黄岳の頂上もあまり人がおらず、だだっ広い頂上に人が点在するような状況でした。
硫黄岳からは、天狗岳をはじめとした北八ヶ岳の山々を望むことができて、展望を大満喫です。
天気が快晴だったので、北アルプスの北から南まで、白馬三山から後立山連峰、槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳がずらっと並んだ姿が圧巻で、しかも、空気も澄んでいたのでとても近くに見ることができました。
さらに、立山と剱岳までもが、しっかりと見ることでき、感動しました。
また、北アルプスだけでなく、木曽御嶽山や中央アルプスの木曽駒ケ岳、空木岳、南アルプスの北部の山々までもが雲に隠れることなく、ずーっと見えていました。
八ヶ岳には何度も足を運んでいますが、ここまで展望がよかったのは初めてでした。
硫黄岳からは、また横岳に戻り、三叉峰分岐から杣添尾根を使って、下山しました。
今回のルートは、赤岳から硫黄岳までの稜線を往復、つまり2回歩くことになりました。赤岳北側の急登、横岳南側のガレ場や岩場、硫黄岳山荘前後のなだらかな稜線歩きと、それぞれ距離は短いですが、いろいろ種類の登山道を楽しむことができました。
美濃戸側からラウンドコースで何回も縦走しましたが、杣添尾根からは手軽に主稜線を楽しむことができることを今回発見できました。
また、この冬に雪山デビューを企画していますが、杣添尾根から横岳奥ノ院、硫黄岳のピストンは初級コースとしてチャレンジしてみたいと思いました。
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