石鎚山
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- GPS
- 07:00
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 938m
- 下り
- 938m
コースタイム
0845 成就社
0905 八丁
1005 休憩所 1015まで休憩
1055 二ノ鎖下
1140 石鎚山頂上 1230まで休憩
1325 休憩所 少し休憩
1400 八丁
1420 成就社
1445 ロープウェイ山頂駅着
天候 | くもり・小雪・ガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場 500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
成就や八丁はほとんど雪なしで、先週の暖かさで溶けた雪が寒気で凍ってガリンガリンでした。 高度を上げると雪はありましたが、とにかくガリガリでピッケル必須でした。 トラバースする部分は溶けた雪でトレースが埋まっていて、かなり危険でした。 本気でドキドキする箇所が2箇所、笑っちゃうほど滑る箇所多数ありました。 【ウェア】 上:アンダー、ベース、フリース、ヤッケ、ハードシェル(山頂〜下り)、ダウン(未使用) 下:冬用サポートタイツ、ボードパンツ アクセ:ニット帽、ネックゲイター、防水グローブ、ボードグローブ(下り)、ソックス、冬用登山靴 フリースグローブ(未使用)、サングラス(未使用)、ゴーグル(未使用) 装備:ストック(途中まで)、アイゼン(途中から)、ピッケル(途中から) ストックはほとんど刺さりませんでした。 |
写真
感想
天気予報はくもりでしたが、今治名物焼豚卵飯を食すことを主たる目的として四国入り。
もちろん私は石鎚山歩きが目的ですが、天気悪くても雪山訓練だ〜と納得させながら現地に到着しました。
が、山麓どころか山を見ても雪が全くない!
よーく見るとガスの間からなんとか樹氷が見えましたが、登山道にはほとんど雪がありませんでした。
5日前の剣山では雪があったので、まさかこんなにないとは思いませんでした;
参道は溶けた雪が凍ってつるっつる。この時点ではアイゼンをつけていなかったので、
へっぴり腰で滑らないように歩きました。時間がかかる・・・
登山道に入ってからも雪がないので、八丁すぎまでノーアイゼンで歩きましたが、
階段地帯に入るとまたまた凍ったガリガリ雪になったのでたまらずアイゼン装着。
当然歩きやすくなりましたが、上部にはアイゼンもひっかかりにくい氷部分もありました。
鎖巻道のトラバース部分では滑落しそう(と私が感じた)な恐ろしい部分がありました。
完全に凍っていて、アイゼンのひっかかりも弱く、私は初めてピッケルのピック部分を使いました。
同行のMさんは「今日は12本爪じゃないとダメだったね〜」と言っていました。
(私とKさんはボードブーツの装着可能な10本爪なのですが、正直な感想だと思います)
なんとか乗り切り山頂に着くと、本日は私たちが一番乗り〜!
全く視界がないなか記念撮影し、冬季避難小屋でランチの準備をしていると、
途中まで抜きつ抜かれつしていたカメラマン2人が入って来られたので、おしゃべりしながらごはんを食べました。
一人に「こんな状況の石鎚に登るなんて、山ガールの域を超えてますね〜すごいです」と褒めて(?)いただき、
もう一人の「岳女というのはどうですか?」というご提案がとても気に入りました☆彡
山ガールと言われるのに抵抗があるので、今度から「岳女」と名乗ることにします♪
(実際には私は本気で山に取り組んでいるわけではないので、カッコよすぎですが;)
待っていても晴れる気配がないので、カメラマンにまた写真を撮っていただき下山開始しました。
下りはさらに怖いかな〜と思っていたのですが、2人のトレースが追加された分、
危険地帯通過も登りよりはマシになっていました。
が、さらに難関だったのは、全然溶けてない参道のつるつる坂道!
八丁手前からアイゼンを外していた私たちは、根性でそのまま歩いていきましたが、
あまりにスケートリンクのように凍っているので私とMさんは2回ほど尻もちをつき、
こりゃダメだ〜というカーブでは尻セード?で滑り台のように滑って下りました。
さすがのKさんは転びもせず、進むのも早い・・・何が違うのか;
下山後は温泉で冷えた体を温め、狙っていた焼豚卵飯を食して帰路につきました。
アイゼンとピッケルがないと行けない!という状況は初めてだったので、よい訓練になりました。
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