八ヶ岳(鉱泉〜阿弥陀岳〜御小屋尾根)
- GPS
- 26:30
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,533m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
12:00 美濃戸口出発
12:50 美濃戸山荘(15分休憩)
13:05 美濃戸山荘出発
13:55 林道終了点の堰堤
14:50 赤岳鉱泉到着
●3/3
07:15 赤岳鉱泉出発
07:45 中山乗越
07:55 行者小屋(10分準備)
08:05 行者小屋出発
<以降、何度か小休止含む>
09:00 赤岳主稜西壁トラバース地点
09:20 中岳分岐
09:45 中岳ピーク
09:55 中岳コル(15分休憩)
10:10 中岳コル出発
10:45 阿弥陀岳山頂(15分滞在)
11:00 阿弥陀岳山頂出発。御小屋尾根ルートで下山開始
13:00 舟十字分岐
13:50 御小屋尾根登山口
14:30頃? 美濃戸口駐車場着 ※別荘地でルートロスト。あやうく遭難(笑)
天候 | 3/2◎曇り時々晴れ(稜線は強風だった模様) 3/3◎ド快晴!(ほぼ無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸までの林道は4WD×スタッドレス×チェーンじゃないと危険とのこと。 当方、チェーンの用意がなく美濃戸口から歩き。 美濃戸口〜美濃戸の路面状況は、最初の下り坂が氷結していてかなりヤバめ。 以降は、慎重に行けば4WD×スタッドレスでもいけそう。 ですが、ムリをしない方がベターだと思います(とくに早朝)。 ※今回に限っては、御小屋尾根から下山したので、 結果的に美濃戸口駐車で正解でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは美濃戸口にあり 温泉はいつものもみの湯。大人500円。17時以降は、以前は300円だった(未確認) <やや危険個所> 美濃戸口〜美濃戸までの林道で凍結個所あり。 当方は林道最初の下りでアイゼン装着。 美濃戸山荘〜赤岳鉱泉は危険個所なし <危険個所> 阿弥陀岳取付からすぐにはじまる雪の急斜面は超ヤバいです。 滑ったら絶対止まらないです。 早朝はアイゼンの爪が刺さらず、撤退されたパーティもいました。 雪の状態に(もちろん気候や気温に)よって難易度が恐ろしく変わると思います。 自分たちが取り付いた時間帯(9〜10時頃)がベストだった気がします。 これより前の時間帯は、雪斜面が凍ってる可能性も。 また、10時以降になると雪が腐って逆に危険度が増すかも。 <プチ危険個所> 御小屋尾根から美濃戸口の駐車場までの道が分かりにくい。 別荘地に案内板などはなく、ルートロストしてあわや遭難(笑) 事前にちゃんと調べておいた方がいいです。 |
写真
感想
当初は、4名で赤岳主稜西壁初級バリルートを目論むも、
仕事の都合でひとり脱落。
3人だと登攀システムがややこしくなり、
やれる自信もなかったので阿弥陀岳へ計画変更。
結果的に冬の阿弥陀岳に登ることができ、まあ満足でした。
アタック日の3/3はほぼ無風(阿弥陀岳山頂ではやや風が出てきた)で、
気温も0度前後だったのでポカポカ。というかアツかった。
ウェアリングは、
・ファイントラックのベースレイヤー
・アイスブレイカーの260
・パタゴニアのR2
・ハードシェル(文三郎道/中岳分岐手前から着用)
下は
・化繊のパッチ
・TNFのアルパインパンツ
感覚的にはパタゴニアのR2が不要だった気がします。
脱ぐのが面倒くさかったので…。
核心は阿弥陀岳の登り。
中岳コルから少し登ったあたりから、斜度が体感で60度くらいに。
ボクらがトライした時間帯(10時頃)はアイゼンもよく効き、
加えて先行者のステップもあったので、恐怖感はそれほどでもなかった(でも、コワかったッス☆)。
が、早朝は雪面がカチカチだったらしく(伝聞)、
アイゼンも刺さらず撤退されたパーティもいらっしゃいました。
今後暖かくなるにしたがい、
昼に雪や氷が融け、夜に再凍結するパタンも考えられるので
GOできるか否かの判断が難しくなるかも。
個人的には今回のように、やや遅め(今回は10時頃)に阿弥陀へ取付のが正解かも、と思ったり。
阿弥陀岳山頂からは御小屋尾根を使って下山。
秋に一度ピストンしていて、ルートをだいたい把握していたので。
稜線直下のロープは出ていました。
先行者がいたのでトレースもあり、ラッセルする個所はほぼなし。
ただ、時々股までズッポリはまってしまうこともあり、しんどかった。
あと、積雪のため、秋よりもルートが底上げされていて、
木の枝にルートをふさがれている個所が多々あり、非常に面倒くさかった。
舟十字分岐からは、
秋に通ったルートとは若干変わっていました。
阿弥陀から見て、正規(?)の分岐の手前にトレースがついていました。
尾根から南沢の方へジグザグに降り、途中から正規のルートと合流し登山口へ。
登山口から美濃戸口までの別荘エリアは、道が凍結しているのでアイゼン必須です。
また、前述しましたが、この別荘エリアのルートが分かりにくく(というか調べてなかった)、
道迷いして大幅にタイムロス。今回の山行における一番の核心かも(笑)
ということで、今回はこのあたりで。
また気づいたことがあれば追記します。
はんすうちゃん、やはり本物の晴れ男だなぁ
こんばんはです。
快晴の阿弥陀、羨ましいでする。
15分かそこらで下山の写真も楽しそうですなあ
雪山は青空が一番ですね。
お疲れ様でした。
阿弥陀アタック隊の皆様
まさかのドタキャン大変申し訳ございませんでした(-_-;)
日曜日の快晴の中、主稜行きたかったなぁ、ドンチャンもしたかったなぁ。
いいえ、本当は、楽しい仲間たちに会いたかったなり!
また次回参戦するぜよ、よろしくね☆
ほんと、いい天気でした〜。
今年も持ってるみたい、ピーカン力(笑)
月末の件、現在調整中。
また連絡するね☆
仰るとおり、雪山の青空は夏山以上に映えますね〜。
山行前は天候がビミョウかもと思っていたのですが、
フタを開けてみれば高気圧に覆われタイミングもばっちりでした。
実は当初、
阿弥陀岳南稜というプランも検討していて、
ittiさんにP3やP4あたりの情報をうかがおうと思っておりました。
いくつかのプランを検討するなかで、主稜西壁に落ち着きかけたんですが、
もろもろ事情があり阿弥陀岳ノーマルルートとなりました。
また、南稜をトライする折りにはいろいろと教えて下さい☆
罰金、100万ピソということで4649(笑)
主稜は人多かったよー。(北稜もね!)
クライマーがルート上に何人もいたおかげで、
上部岩壁までのルートをざっくり把握できたのが今回の収穫かな。
文三郎からのトラバースも、実際に見てみると大したことないです、たぶん(^_^;)
スケジュールを調整して、また宴会しに行きましょう(笑)
土曜日も日曜日も少しづつ時間がズレてニアミスでしたね
写真からも楽しい雰囲気が伝わってきます
どこかの山でお会いできるのを楽しみにしています
ほんと、ニアミスでしたね〜。
それにしても、daizさんも仰るとおり
美濃戸口の別荘地が一番の核心だったと思います(笑)
自分用にコースマップを作りました(^_^;)
次回はぜひお会いしましょう!
こちらこそ、その日を楽しみにしています☆
hansusyaさん、こんばんは。
いや〜八ヶ岳…阿弥陀岳への稜線…
こわ〜・・・
写真で恐怖は中々伝わらないと思うのですが、コレは怖いっす…
そしてその後のパノラマ…タマランすね
小娘が大きくなって、父が劇痩せする頃…チャレンジしたいと思います
まずは、無雪期の八ヶ岳へ…
今年は行きたいなぁ…
ほんと、いい天気に恵まれました〜。
冬の阿弥陀岳は今までビビってトライできなかったですが、
そのイメージどおり、取付すぐの急登もタマらんかったッス☆
でも、恐怖感以上にしんどさが勝り、
体が固くなるほどではなかったのが幸いです(^0^;)
無雪期の八ヶ岳は、
utaちゃん、otoちゃんの健脚を持ってすれば、体力的にはま〜ったく問題ないかと…(笑)
ヤマレコなどを見ていると、夏は林道にブヨ(?)がムーチョ多いらしいので
梅雨前か盛夏を過ぎた頃が狙い目でしょうか・・・。
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