西吾妻 -美しく輝く妖精たち-
- GPS
- 07:30
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,187m
- 下り
- 1,187m
コースタイム
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはスキー施設にあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・小野川湖畔から先、夜間は道路が凍結していました。 雪は無くとも滑ることがあるので気を付けてください。 ・雪は沈んでおり、足が潜ることは左程ありませんでした。 朝は固く締まり、アイゼンで登りやすい雪になっていました。 ただし、樹氷の近くは踏み抜き注意です。 昼からの下りはザラメ状態でした。 |
写真
感想
先週のヤマレコで西吾妻の素敵なモンスター達のレポートをみて、
まだ間に合うかもしれないと思い、訪ねて見ることにしました。
折角だから朝日に輝く樹氷を見たい・・・。暗いうちに出発して
スキー場トップで白み始めるぐらいの計画で、4時ごろから登り始
めました。
出発時には満天の星空。ゲレンデの中、ヘッドランプを消してを星
を見ながら歩きました。もうさそり座も登ってきて夏の星空です。
天の川も良く見えました。雪は締まっていて、アイゼンの感触が
気持ち良い・・。と余裕をかましていたのも最初だけ・・。
モーグルコースの急斜面はきつかった・・。ゴンドラなら10分ぐらい
で着くであろうところを1時間かけて登ります。
さらにクワッドリフト一本分を進む間に空が赤みを帯びてきました。
クワッドの終点から右手の樹林帯に入って行きます。当然人はいない
だろうと思っていたのに、雉を撃っている人を見かけてしまいまし
た(^^ゞ 少し進むと、20張近いテントが現れました。こんなところ
がキャンプ地になっているとは知りませんでした。リフトで荷物持
ってあがれるし、良いかもしれませんね。
樹林帯の中を上がって行くうちにどんどん明るくなっていきます。
まだ、樹氷は現れません。振り返ると磐梯山の先端が見事にオレン
ジに染まっています。ここからの磐梯山は形も良く感動的なモルゲ
ンロートでした。周りに樹氷があったらさぞかしきれいだったで
しょう・・。
樹林がまばらになりはじめ、少しずつ、雪もついてくると目の前に
ピークが現れます。一昨年の秋にも登っているので騙されません。
西大巓はあの向こうです。偽ピークに登ると樹氷を纏った西大巓の
広々としたピークが目の前に広がります。山頂からは飯豊や朝日の
山並みが真白く佇んでいるのが見えます。西吾妻方面には圧巻の
樹氷原が広がっていました。その樹氷原の中を、西吾妻山頂に向か
って進みます。樹氷の近くは踏み抜き易いので注意しながら進み
ますが、それでも時々罠にはまったようにずぼっと潜りました。
西吾妻の山頂は夏場は樹林帯の中で眺望がありませんが、この季
節は見通しが利きます。でも、何処が本当の山頂だか判りません
でした。何度かお茶をしながらのんびり景色を楽しんで、西大巓
に戻ります。天場以降、ここまでは誰にも会いませんでしたが、
この時間になると西大巓には大勢の人が登ってきていました。
スキー、スノーシュー、ワカン、ツボ足とスタイルも色々。
スノーシューの方が多かったように思いますが、この日の雪質だと
ツボ足が一番楽だったのではないでしょうか。私はワカンを持って
いきましたが、結局アイゼンのみで通しました。また、クラスト
気味だったのでスキー滑走には今一つだったかもしれません。
帰りもゴンドラは使わずにゲレンデ脇を歩いて下りましたが、
スキーを横目に歩いて下るのはちょっとさみしいですね。
とにかく天気に恵まれて、素晴らしい山行でした。
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