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記録ID: 27845
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沢登り
尾瀬・奥利根

黒谷川/大幽西ノ沢〜丸山岳〜大幽東ノ沢(2007.9)

2007年09月22日(土) ~ 2007年09月24日(月)
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moko その他1人
GPS
53:20
距離
21.3km
登り
1,328m
下り
1,320m

コースタイム

9/22
黒谷川林道広場7:10-7:30大幽沢出合-8:10取水堰上-8:30大幽東ノ沢出合-10:20黒河原沢出合-11:00朝日沢出合-14:40ゴルジュ高巻上-16:00丸山朝日沢出合(泊)
9/23
泊場8:50-10:40丸山岳11:25-13:15大幽東ノ沢1045m二俣-14:00泊場
9/24
泊場8:10-10:50大幽西ノ沢出合-12:00林道-12:30林道広場
天候 9/22 晴れのち曇り
9/23 曇りのち一時雨
9/24 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
黒谷川沿いの道は倉谷の集落先にゲートがあり夜間は進入できない。
丁度ゲートの開門時間(5時半か6時?)に間に合ったが、漁協の監視員の人曰く「もう既に10台以上車が入った。大幽沢出合のスペースはもうイッパイだから1.5キロほど手前の広場に車を駐めるように!変な場所に駐めると釣の人に意地悪されるよ!」
大幽沢出合のスペースは確かに人と車で満杯だった。この連休に丸山岳を目指す人がこんなにいるとは驚いた。忠告通り林道を少し戻って広場に車を駐めた。50台は駐められそうな広場だが、ここに車を駐めたのは我々だけだった。

大幽沢出合から取水堰までは作業道があり、これを辿ったが意外とアップダウンがあり苦しい。
帰路は沢通しを下ったが、こちらの方が楽だと感じた。
取水堰上より入渓。広々とした河原歩きが続き、大幽東ノ沢との二俣手前で一カ所高巻がある。
二俣には東ノ沢から丸山岳を目指す20名ほどの大パーティーが休んでいた。

黒河原沢の手前に両岸の狭まったゴルジュがあるが、そこまでは森の中のゆったりとした流れが続く。
このゴルジュで先行パーティーに追いついた。
黒河原沢を過ぎると廊下状が続くようになる。小さな釜や滝を丹念に越えていく感じが続く。高巻は恐らく大変だ。なるべく水線を登る方が早い。また、この年はブロックなどは全くなかったが、あったら大変だと思う。
1074m地点と丸山朝日沢の間で1カ所6mの連瀑を左岸より高巻、懸垂下降で沢に戻った。

丸山朝日沢の出合には幕営ポイントがある。期待していたほどではなかったが、黒河原沢より先に良いポイントは見あたらなかった。

丸山朝日沢出合からは本流?を辿った。
丸山岳頂上には沢山の人がいた。皆、東ノ沢からのピストンのようだ。

東ノ沢への下降ポイントは目印がないと難しいと思う。この時は多くの人と赤布が付いていたので問題なかった。多くの人が登降するせいか上部の方はまさに登山道のようだった。
徐々に沢下りとなり、1045mの二俣で東ノ沢本流に合流する。この辺にテントを張って、丸山岳をピストンする人が多いようだ。
少し下った河原でタープを張る。タープの脇を多くの人が通り過ぎていった。

東ノ沢は森の中をゆったりと流れている。黙々と歩いて下る。点々と幕営跡があった。
窪の沢の先がゴルジュとなっていて左岸に巻道がある。沢通しも下れるようだ。
天然マイタケが採れないかと寄り道しながら下ったが、期待通りには行かなかった。
大幽沢出合。黒谷川に架かる橋を渡る
大幽沢出合。黒谷川に架かる橋を渡る
大幽東ノ沢との二俣
大幽東ノ沢との二俣
黒河原沢手前、最初のゴルジュで先行パーティーに追いついた
黒河原沢手前、最初のゴルジュで先行パーティーに追いついた
最初のゴルジュを振り返る
最初のゴルジュを振り返る
黒河原沢を過ぎると谷は狭まり、適度な難しさの遡行が続く
黒河原沢を過ぎると谷は狭まり、適度な難しさの遡行が続く
ゴルジュ状を行く
ゴルジュ状を行く
朝日沢が左岸から合流
朝日沢が左岸から合流
ゴルジュに釜が続く。水中にイワナが!
ゴルジュに釜が続く。水中にイワナが!
悠然と泳ぐ岩魚。40cmはあった。
悠然と泳ぐ岩魚。40cmはあった。
イワナの泳ぎに見とれるhama
イワナの泳ぎに見とれるhama
水際を積極的に
6m連瀑。ここは左岸を高巻、懸垂で谷に戻った
6m連瀑。ここは左岸を高巻、懸垂で谷に戻った
高巻が困難な谷の形状が続く
高巻が困難な谷の形状が続く
丸山朝日沢出合。大幽西ノ沢上部では一番の泊場か
丸山朝日沢出合。大幽西ノ沢上部では一番の泊場か
本流を行く
稜線が見えてきた
稜線が見えてきた
そろそろ源流部
大幽西ノ沢詰めから会津朝日岳方面
大幽西ノ沢詰めから会津朝日岳方面
丸山岳頂上からの景観
丸山岳頂上からの景観
東ノ沢方向には道形が
東ノ沢方向には道形が
東ノ沢源流部
東ノ沢1045m二俣。幕営跡多数
東ノ沢1045m二俣。幕営跡多数
少し下ってタープを張る
少し下ってタープを張る
焚火の夜
朝焼けの空
焚火の朝
東ノ沢を下る

感想

「大幽西ノ沢〜丸山岳〜大幽東ノ沢」は出かけてみたい沢リストに大分前から入っていた。
しかしこれがいざ出かけようとすると意外と難しいのである。
この周辺の沢は8月イッパイはメジロアブが大発生しているという。
また、豪雪地帯のため9月でもゴルジュ帯にブロックが残ることが多く、それがこの沢の困難さだという。9月の連休は雨も多い。10月は水が冷たいし、禁漁でもある。
2007年9月連休、このチャンスに大幽西ノ沢に行けて良かった。

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