千畳敷→中岳→頂上木曽小屋→木曽駒ケ岳→千畳敷
- GPS
- 03:15
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 572m
- 下り
- 573m
コースタイム
10:07 乗越浄土
10:40 中岳
11:05 頂上木曽小屋
11:11 木曽駒ケ岳
11:37 中岳
11:58 乗越浄土(伊那前岳方面へ寄り道)
12:40 千畳敷ロープウェイ駅
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ローソンチケットでバスとロープウェイのチケットを買うと往復3500円で、千畳敷ホテルのドリンクつきでお得。 |
写真
感想
この日は会社の休みを取って、前日から駒ヶ根のホテルに宿泊。残雪期のアルプスデビューは初の中央アルプス。
09:28〜10:07 千畳敷ロープウェイ駅→乗越浄土
バス、ロープウェイともに平日ということもあって人はまばら。
千畳敷ロープウェイ駅到着後、ロープウェイ内部で案内のあった登山届を書き、アイゼンをつけて登山開始。若干出遅れたものの、人が少ないのであまり気にならない。
事前に山レコで調べていたとおり、雪面はクラストしており、潜ることはほとんど無い。スノーシューを置いてきて正解だった。ストックは迷ったが刺さらないような感じだったので、ストックも置いてきて正解だった。雪崩の心配もしていたが、前日の冷え込みでカチカチに凍りついた斜面はその心配はなさそうに思った。
カール内はサクサク進むが、乗越浄土へ近づくにつれ勾配がどんどんきつくなる。稜線に近づくと強い風も吹いてくるので、時折耐風姿勢で休憩しつつ登る。最後は四つんばいになりながら何とか乗越浄土に到着。予想通り風が強い。
10:07〜10:40 乗越浄土→中岳
強風の中を中岳方面に進む。風は強いが尾根は広いので特に危険を感じる所はない。だが中岳山頂付近まで着くと想像を絶する暴風が。先に進むのをためらうような風の強さだったが、駒ヶ岳までの道もそれほど危なそうな所はなさそうだったので、先に進むことに。
あまりの風の強さにビビり、先に進む前に岩陰でインナーを一枚着ようとしたのだが、風が強くそれどころではない。早めに着ておくべきだったと最高に反省。しばらく苦戦して何とか着ることができた。まずいとは思いつつもグローブを脱いで作業したらあっという間に手の感覚を失う。3000m級の雪山のヤバさを垣間見た。
10:40〜11:11 中岳→頂上木曽小屋→木曽駒ケ岳
なんとか中岳から下山し、駒ヶ岳を目指す。しばらくロープ沿いに歩いていたら頂上を巻いて頂上木曽小屋へと向かう道に入り込んでしまった。ただのピストンじゃもったいないと思っていたので裏から回り込んで山頂を目指すことに。
しかし、こちらの道は雪に埋もれた斜面をトラバースする箇所があり、若干危なっかしい箇所があった。
小屋は雪に埋もれ、屋根だけが雪から顔を出していた。
木曽駒ケ岳山頂はさすがの眺望。他に数名の方も山頂に居た。休日は多いんだろうな…。
11:11〜11:58 木曽駒ケ岳→中岳→乗越浄土
今度はまっすぐ中岳方面へ下る。途中、風が強くて見れなかった中岳山頂の祠を撮影し、下る途中にカメラの電源が入らないのに気づく。寒さのせいかと思いきや、なんとバッテリーを落としてしまっていた。あわてて中岳山頂に登り返す。半ばあきらめかけていたのだが、強風の中、祠の前に落ちているバッテリーを無事回収。早く気づいて良かった。
11:58〜12:40 乗越浄土→2911峰→千畳敷ロープウェイ駅
せっかくの好天なので、伊那前岳を目指して寄り道。途中のピークがそれだと思い込んでいたが、実際はまだ道半ばだった。道理で山頂標識も無いはずだ…。
乗越浄土からの下りは行きで苦しんだだけあって相当な急斜面。始めは慎重に下るが徐々に慣れてきてサクサク下る。時折後続者が落とす雪の破片が体に当たる。中にはなかなか痛いのも。お互い様なので仕方ない。ある程度斜面がなだらかになってきた所で、電化の宝刀ヒップソリを投入。思ったよりスピードが出て、ちょっとビビった場面もあったが、若干体力と時間を稼ぐことができた。うまく活用できれば強い武器になりそうだ。
総括
事前に安全な場所で着替えをするようにしなければ…。
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