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Yamareco

記録ID: 279093
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳北陵(巻き道)

2013年03月22日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:28
距離
15.1km
登り
1,367m
下り
1,350m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:00美濃戸口駐車場-6:30赤岳山荘-8:40行者小屋-9:20行者小屋出発-11:50阿弥陀岳山頂-12:15山頂出発-13:20中岳-13:35中岳沢-13:55行者小屋(アイゼン外し休憩)-15:20美濃戸山荘-16:15美濃戸口駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
諏訪南ICより八ヶ岳ズームラインを真っ直ぐ。
コース状況/
危険箇所等
美濃戸口から赤岳山荘まで雪少なめ例の坂には雪はなし、夕方にスタッドレス&チェーンを装着したエスティマで上がってこれてましたが午前中は凍結した轍にハンドルを取られたりする為、車高の高い4WDしか登って行きませんでした。

美濃戸山荘から行きも帰りも南沢を通りましたが午前中は凍結してるので軽アイゼン以上があれば安全です。帰りの終盤はドロドロ箇所が多い。

阿弥陀岳北陵の雪はこの時期でも本日は締まりよく、アイゼンとピッケルがよく利いた。
逆に赤岳方面に一般道を降りましたがこちらの方は昼も過ぎていたせいかゆるい雪で結構怖かった。
阿弥陀岳山頂から見る限り赤岳、横岳、硫黄岳の雪は解けて殆ど雪は無い様に見えた。
美濃戸高原ロッジの一番上の駐車場。
6時でこんな感じ。
美濃戸高原ロッジの一番上の駐車場。
6時でこんな感じ。
美濃戸口から赤岳山荘までの道の状況。
一番多いところでこんな感じ。
美濃戸口から赤岳山荘までの道の状況。
一番多いところでこんな感じ。
やまのこ村前。この先から雪道になりますがそれもいつまでか。。
この辺りから踵に痛みが走り出す。
ファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュの靴下のいつもの靴下の下に履いた為か。
やまのこ村前。この先から雪道になりますがそれもいつまでか。。
この辺りから踵に痛みが走り出す。
ファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュの靴下のいつもの靴下の下に履いた為か。
本日登る阿弥陀岳。北陵の岩峰も見える。
本日登る阿弥陀岳。北陵の岩峰も見える。
南沢から進みます。
南沢から進みます。
標高が低い場所の朝方は凍結箇所多数。
標高が低い場所の朝方は凍結箇所多数。
横岳と大同心
行者小屋。2月頃のヤマレコでの写真と比較すると大分解けて露出してきた様ですね。
行者小屋。2月頃のヤマレコでの写真と比較すると大分解けて露出してきた様ですね。
隣に豚だかくまだかが描かれていたのでピッケルでドラえもんを書いてやった。
まるで子供の絵。
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隣に豚だかくまだかが描かれていたのでピッケルでドラえもんを書いてやった。
まるで子供の絵。
隣のブタ?くま?どちらにしてもかわいい。
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隣のブタ?くま?どちらにしてもかわいい。
横岳と大同心。
雪は付いてない様に見える。
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横岳と大同心。
雪は付いてない様に見える。
北陵取付きから少し登ったところ。
北陵取付きから少し登ったところ。
この先がジャンクションピークかな?
この先がジャンクションピークかな?
第1岩峰が見えてきた。先行者は3名。

しかし踵が痛い。アイゼン外してゲイター外して靴脱いで靴下脱いで絆創膏を貼る面倒を考えるとこのまま我慢して進む道を選ぶ。
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第1岩峰が見えてきた。先行者は3名。

しかし踵が痛い。アイゼン外してゲイター外して靴脱いで靴下脱いで絆創膏を貼る面倒を考えるとこのまま我慢して進む道を選ぶ。
登ってきた道を振り返る。
写真では解りづらいが結構な斜度。
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登ってきた道を振り返る。
写真では解りづらいが結構な斜度。
急な雪渓を登っている途中の赤岳。
急な雪渓を登っている途中の赤岳。
この写真から現在登っている斜度が解る。
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この写真から現在登っている斜度が解る。
1P目の岩峰、ハング帯左の岩場からアプローチするのが本コース。
今日は巻きます。
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1P目の岩峰、ハング帯左の岩場からアプローチするのが本コース。
今日は巻きます。
岩峰を上がったところのナイフリッジ。
大分岩が露出気味に。
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岩峰を上がったところのナイフリッジ。
大分岩が露出気味に。
途中の景色、北ア。
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途中の景色、北ア。
蓼科山と天狗岳
硫黄岳と横岳。雪ないね。
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硫黄岳と横岳。雪ないね。
核心部から見る富士山。
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核心部から見る富士山。
最後の登り。
阿弥陀岳山頂です。
阿弥陀岳山頂です。
先ほどの先行者の方に撮影して頂く。
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先ほどの先行者の方に撮影して頂く。
富士山がキレイに見えるなー。
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富士山がキレイに見えるなー。
赤岳。雪は無さそうに見えるがどうだろう。
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赤岳。雪は無さそうに見えるがどうだろう。
快晴の360度の景色に暫し俗世を忘れる。
快晴の360度の景色に暫し俗世を忘れる。
権現には雪あるみたいね。
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権現には雪あるみたいね。
いやー今日は風もないし。最高でした。
足が万全なら赤岳も目指す所ですが、。
ちょっと無理かな。
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いやー今日は風もないし。最高でした。
足が万全なら赤岳も目指す所ですが、。
ちょっと無理かな。
さて降りよう。
中々の斜度ですね〜。
途中2度ほど後ろ向きに降りました。
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中々の斜度ですね〜。
途中2度ほど後ろ向きに降りました。
階段のところまできた。
階段のところまできた。
降りて来た道を振り返る。
写真ではやはり解りづらい。
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降りて来た道を振り返る。
写真ではやはり解りづらい。
北陵を見る。
ちょっと阿弥陀岳を俯瞰したいので中岳を目指す。
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ちょっと阿弥陀岳を俯瞰したいので中岳を目指す。
北陵の全容が見えました。
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北陵の全容が見えました。
戻って中岳沢を降りる。
踵の痛みが半端なかったのと
結構降りてる人がいたので大丈夫そうとだなと判断。
実際降りてみると雪も締まってた。
戻って中岳沢を降りる。
踵の痛みが半端なかったのと
結構降りてる人がいたので大丈夫そうとだなと判断。
実際降りてみると雪も締まってた。
中岳沢からみる赤岳。
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中岳沢からみる赤岳。
行者小屋に到着。
朝と変わらないテントの数。
ここでヘルメットやらハーネスやらアイゼンやらを外して休憩。
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行者小屋に到着。
朝と変わらないテントの数。
ここでヘルメットやらハーネスやらアイゼンやらを外して休憩。
一気に美濃戸山荘へ到着。
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一気に美濃戸山荘へ到着。
漸く駐車場へ辿り着く。
さてと2時間以上の運転が待ってる。
漸く駐車場へ辿り着く。
さてと2時間以上の運転が待ってる。

感想

前々から登ってみたかった積雪期の阿弥陀岳の北陵。
タイミングが合わず結局今年は残雪期になってしまったがそれでも
この時期にしては雪の締まりもよく、全般アイゼンもピッケルも利いた。

ここをソロで登る人はよくダブルアックスで望んでる方が多い様に思うが
確かにダブルの方が楽かも知れないと感じた。

ただ両手が塞がるのでいざという時に対処に困るかもしれないが。。


しかし今回は終始踵の痛みに苦しんだ。
ファイントラックのフラッドラッシュメッシュスキンソックスというのは足ムレを
起こさず快適にブーツ内を保てるという触れ込みから購入したのだが、靴下の2重履きで靴擦れを起こしてしまった様だ。
登りでは特に痛みが激しかった。
北陵の岩峰を登るつもりだったがこのせいで見送りました。

山頂に着いたときはさすがにその痛みを忘れただただ景色に見とれた。
しかしその景色を見る限りアルプスと冠する場所でない限り冬山の終わりを感じました。
朝には無音だった山が下山時には鳥の鳴き声と日差しの暖かさで春の様相を覗かせてた。

車に戻り靴下を脱いでみると両足の踵の一部分の皮が円形にめくれてた。
これがなければ最高の山行だったのに。。

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3/5
体力レベル
4/5

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