稜線独り占め〜雪の中央アルプス縦走(千畳敷-中岳-木曽駒ヶ岳-三ノ沢岳-檜尾岳-熊沢岳-東川岳-空木岳-池山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,205m
- 下り
- 3,999m
コースタイム
9:35千畳敷 - 10:00乗越浄土 - 10:30^10:40木曽駒ヶ岳 - 11:30^11:55千畳敷 - 12:15^12:20極楽平 - 13:30^13:40三ノ沢岳 - 14:45^14:55極楽平 - 16:00濁沢大峰 - 17:25^17:30檜尾岳 - 17:40檜尾避難小屋
3/30
7:25檜尾避難小屋 - 7:35檜尾岳 - 8:45^8:55熊沢岳 - 10:00東川岳 - 10:25^10:45木曽殿山荘 - 12:35^13:30空木岳 - 14:00^14:15森林限界 - 15:30ヨナ沢の頭 - 18:00小地獄大地獄 - 19:30マセナギ - 20:00尻無 - 20:30池山小屋
3/31
8:20池山小屋 - 8:45タカウチ場 - 9:05^9:20林道終点 - 10:05菅の台バスセンター
天候 | 3/29(金)曇 3/30(土)快晴 3/31(日)小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【トレース】 千畳敷〜木曽駒ヶ岳:トレース無 極楽平〜三ノ沢岳〜木曽殿山荘〜空木岳〜駒石〜森林限界:トレース無 森林限界〜池山:トレース有 【積雪量】 もう雪はしまっており、踏み抜かなければ膝下辺り 【注意箇所】 ・檜尾から熊沢は傾斜のある細い雪稜。滑落しないように。 ・空木岳第1ピーク直下のトラバース。鎖&梯子は半分使用可。 ・空木岳第2ピーク直下の鎖は使用不能。急斜面を滑落しないように。 ・雪の状態が悪い時は小地獄の直下降は厳しいかも。素直に夏の巻き道を。 |
写真
感想
結婚式やら旅行やら連続し、1ヶ月ぶりの山となった。
前々から行きたい!と狙っていた三ノ沢岳に。
3/29
千畳敷はどんより、、、午後からは晴れるとの予報だがどうなるかとの気持ち。
一番乗りだったのでトレースない&ガスの中を木曽駒に向かう。
頂上に着いたときにガスが晴れ始めラッキー!
千畳敷に戻り、極楽平から三ノ沢岳に向かう。すっかりガスは晴れ景色を楽しみながら三ノ沢岳へ。
最初のコルに下降する箇所で短いナイフリッジが3箇所程。
あとは景色を楽しみながら歩いていく。北アの笠ヶ岳を思い出す風景だ。
頂上は標識など全て埋まっていた。三ノ沢岳からは空木岳、南駒ケ岳へ続く稜線が美しい・・・
憧れの三ノ沢岳は大満足!
檜尾岳までは危険箇所はないものの意外と距離がある。
檜尾避難小屋はドアが壊れて雪で埋まっていた。1時間ばかり掘り出して使用可能に。
小屋でぬくぬく良い夜だった。
3/30
朝から雲ひとつ無い快晴!テンションも上がる。
檜尾岳から熊沢岳は急な雪稜のアップダウンがあり、所々緊張する。
しっかりとしたアイゼンワーク&ピッケルワークが必要だ。
空木岳の第1&第2ピーク直下の鎖場も一歩一歩こなし頂上へ。
檜尾岳から空木岳頂上についても踏み後は一切無く、貸切の稜線を頂上で1時間ほど楽しんだ。
駒石を通過して森林限界に来ると初めて踏み後が現れた。
どうやら森林限界までは来て引き返したようだ。
森林限界下でも道は甘くないのでアイゼンは必要。
最初、小地獄のトラバースを嫌い、小地獄を直下降で降りようと思ったが雪の状態が悪く数m流されたりする。
めんどくさいが、一旦、登り返して大人しく夏道の巻き道へ。
ただ、このトラバースがすごく長くて嫌になる。少し道を間違ったりして、結局、小地獄大地獄の突破に1時間以上かかった。。
テント適地もたくさんあったが、ここまで来たら池山小屋まで行くことに。
雪を踏み抜き踏み抜きなんとか池山小屋に到着。
ここで4人の山岳救助隊と出会う。遭難者がいるらしい。遭難者がライトを振った箇所を教える。
マセナギ上部をトラバース中、下の方にこの遭難者のライトを発見したが、
「大丈夫ですかー?迷いましたかー?」と声をかけても「大丈夫でーす。」との返答だったので助けもせずに小屋まで来たのだ。
遭難しているなら一声かけてくれれば助けに行ったのに・・・
24時前にマセナギ上部で無事救助されました。よかったよかった。
3/31
前日は13時間行動だったのでさすがに疲れていた。ぐっすり眠る。。
この日は予報どおり天気は悪い。小雨も降り始める。
さくっと下山。雪は池山分岐までである。
憧れの三ノ沢岳は期待通りの素晴らしい山でした!
満足満足:)
1ヶ月ぶりの山行、満足出来てよかったですね
写真、どれも奇麗で、アングルも素晴らしいです♪
冬は、このルートあまり人が入っていないのでしょうか?
夏の千畳敷は、登山客や観光客でうようよいますが・・・
空木岳第1ピーク直下のトラバース、
ドキドキですね(+_+)
おはようございます!毎度コメントありがとうございます。
名前が女性名に変わりましたね(笑
ご主人も元気になり山を登っておられるようで何よりです:)
写真は・・・カメラを変えてからちょっと暗くなってしまっていまいちなんですよね。。
実像はもう少し明るい感じです。
>冬は、このルートあまり人が入っていないのでしょうか?
>夏の千畳敷は、登山客や観光客でうようよいますが・・・
冬の縦走者は週末に1人いるかいないかでしょう。
千畳敷周辺はたくさん人いますよー。冬訓練とかやっているグループも多くいます。
>空木岳第1ピーク直下のトラバース、
>ドキドキですね(+_+)
これぐらいのドキドキは楽しめます(笑
コメント返しに来たら・・やってますね
>檜尾避難小屋はドアが壊れて雪で埋まっていた
これ、使用不能ならどうするんでしょうか?
(純粋に疑問です)
幕営?ですか?
31日は、権現岳頂上は猛吹雪でしたが、下山で大丈夫でしたか?
でわでわ
当然といえば当然ですが、まだアルプスは雪山ですね。下界が桜の花も散るとつい忘れてしまいます。
天気が荒れる前に下山して良かったですね。しかし遭難者の方の返事は不可思議ですね。山岳救助隊の方がそこまで来ていたという事は、下山予定日をもう過ぎていただろうと思うのですが、それだったら助けを呼びそうですが。。。
こんにちわー
>使用不能ならどうするんでしょうか?
テント持ってますので幕営ですね。
小屋は使えたらラッキー程度にしか考えていません。
でも、冬季小屋は天国みたいなもんですから可能な限り使えるように頑張ります(笑
31日は森林限界下に降りていたので全く影響なしでした。
権現は本当にお疲れ様でした。
こんにちわー
>まだアルプスは雪山ですね。
そうですね。それでも今年は雪が少ないように感じます。残雪期はどうなることやら。。。
>しかし遭難者の方の返事は不可思議ですね。
そうですよね。本当に不思議です。腰と足に怪我を負っていたらしいですが、命に別状はなく無事保護されたからよかったです。
Futaroさんの丹沢楽しみにしていますよ。アップダウンが相当激しそうですね!
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