記録ID: 2822621
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積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
雨乞岳、清水頭、イハイガ岳 岩ケ谷林道起点から周回
2020年12月27日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:39
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,324m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:34
距離 17.3km
登り 1,342m
下り 1,334m
13:17
ゴール地点
天候 | 快晴 気温-3~5℃ ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東から駐車場へのアクセスは積雪で不可だと思われたため、西側からエントリーした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から3kmくらいは、雪がないか、もしくは少しだけ。 そこからツルベ谷出合いまで次第に雪が増え、ツルベ谷出合いからチェーンアイゼン装着。杉峠の雨乞岳への登りからは積雪50cmほどで、スノーシュー必須。ラッセルしながら山頂へ。山頂から清水頭までは80cmほどの積雪もある。笹の上の積雪で踏み抜き多数で、一定区間、ラッセルとなる。 清水頭~東雨乞岳の西500mまでの区間は比較的雪が締まっていて、スノーシューで快適に進める。そこから大峠、イハイガ岳までは、痩せ尾根や木につかまらなければ登り降りできない急登、シャクナゲの藪っぽい区間などがある。シャクナゲの区間は、藪っぽいが道はあるので少し時間をかければ問題はない。 大峠~ツルベ谷出合いまでは谷道だが危険はない。踏み跡はわずか。 雨乞岳~大峠まではノートレース。この区間が一番素晴らしい稜線美を楽しめる。 大峠から渋川合流は、歩行が危険な大きな落差や崖などはない。ただし、渡渉を繰り返すため、水位が高い時は注意が必要。また、一部、両岸が切り立って狭くなっている箇所があるため、2mなどの積雪がある時は雪が落ち込んで来て危険かもしれない。 雨乞岳~イハイガ岳~ツルベ谷出合いの区間は、装備や体力、ルーファイがある程度ないと厳しいと思う。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ウィックロン長袖シャツ
モンベルのウィックロンジオサーマルロング
ロングパンツ(モンベルマウンテンガイドパンツ中厚手)
モンベルのジオラインバラクラバ
防寒テムレス
防水撥水手袋
レインウェア上
ハードシェル下
サロモントレランシューズ(スノークロス)
ザック(グラナイトギア38)
アップルパイとグラタンコロッケパン各1個
非常食(柿の種)
スポーツドリンク1L(0.5L消費)
地図(地形図)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
予備電池
GPS(ガーミンmap64sとetrex30)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
スマホ
トレッキングポール(シナノのトレランポール14.0。スノーバスケットへ交換)
ココヘリ
防寒着(化繊ジャケット)
ツェルト(juza)
チェーンアイゼン(campアイスマスター)
ノースイーグルスノーシューNE1035(MSRアッセントと同等の登坂力)
合計10.5kg
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感想
2年前の冬、雨乞岳から見た清水頭への稜線に見とれました。
その時、「いつかこの稜線を、雪景色の中、歩いてみたい」という衝動にかられました。
今日、その思いがかなえられました。
鈴鹿でも指折りの景色、そして絶好の積雪、快晴。これ以上ない条件の中、素晴らしい景色を堪能でき、本当に幸せな1日でした。
「これが鈴鹿、これが本当の鈴鹿だ!!」
そんな思いに浸りながら、ひたすら稜線美を味わった1日でした。
鈴鹿を愛する方々、是非ともこの稜線を歩いていただきたいと思います。
鈴鹿愛がさらに大きくなっていきますよ。
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greenriverさん、おはよーございます🎵
行きましたね。
天気はサイコーだったし。
絶景素晴らしい‼
清水頭いいね〜👍
shigeさん、おはようございます。
本当に素晴らしい景色でした。
本当の鈴鹿の姿、堪能しました。
昨日1日で、雪もかなり締まってきましたので、かなり歩きやすくなってると思います。
どなたか、是非トレースを使って欲しいです。
そういえば、大峠からイハイガ区間で、1週間前の自分のトレース発見しました。他に1人分の当日のトレースありました。意外と誰も入っていないんですね。
あんな素晴らしい景色があるのに本当にもったいないです。
greenriverさん、こんにちは。
今回のレポ、感動しました。
拍手を10個送りたいくらいです!
それにしてもgreenriverさんのタフネスさには本当に感服の至りです。
雪のこのルートを6時間台とはもはや超人クラスですね!
自分ももう少し雪山の自信を付けて、いつかこのルートを歩いてみたいです。
あと、実は自分も来年の頭頃(年末年始が仕事なので・・・)に甲津畑からイブネに挑戦しようかと考えていたので、このレポはすごく参考になりました。
ありがとうございました。
あとは天気 と雪の具合次第なんですがね・・・
beggioさん、こんにちは。
今回、雨乞付近のラッセルは難儀しましたが、他は歩きやすい状況で助かりました。イハイガあたりも1週間前は股下ラッセルでしたが、今回はくるぶし〜膝下位でしたし。それと、靴の見直し、荷物の軽量化、スノーシューがスピードにかなり貢献してます。スノークロスなら積雪期でも下りや雪が少ないところはチェーンアイゼンで走れますし。
イブネの積雪期もガスガスの中、行ったことありますが、年末年始の雪で駐車場に入れるかどうかも不安ですね。ただ、あの辺の積雪期も相当の絶景でしたよ。スノーシューは必須で、短い区間ですが、それなりの急登のラッセルがあったはずです。今年は雪の当たり年!鈴鹿、いっぱい楽しめそうですね。
昨日、甲津畑から奥の畑を経由して稜線に上がり、雨乞岳、杉峠から下山しました。稜線では、ワカンとスノーシューの新しいトレースがあり、ワカンの登山者さんには途中で会いました。スノーシューはgreenriverさんだったんですね。トレースつけていただきありがとうございました。それでも深雪に大苦戦しました。でも、良いお天気で、素晴らしい雪稜を満喫できました。
m-kitさん、はじめまして。
トレース使われた方がお二人もいらしたんですね。そして、お二人も同じ景色を楽しまれた方がいたとは、嬉しい限りです。あの後
、気温が上がったので雨乞付近の深雪は、さらにキツかったでしょうね。レコあげられるのを楽しみにしています。
greenriverさん、こんにちは
相変わらずの体力で難易度高そうな所の制覇、お疲れ様でした。
私もイガイハまでは行ったことあるんですが、雨乞岳まではまたいつかと思いながらずっと放置の区間です。
急登とシャクナゲ藪っていうのが大変そうですね。
それにしてもこれだけの雪の鈴鹿に来れるのは、そうそう無いようなが気がします。
ここ数年、鈴鹿は雪不足ですから。
いろいろ参考になりました。
風越山の記録も見ましたが、渋い山を攻めましたね。
(という私も行った事ありますが)
greenriverは結構マイナールートも歩いてるので勉強になりますよ。
そういう経験って、応用力向上になったり、充実感もあって良いと思います。
ただ当然リスクは当然高くなるので気を付けて(分かってると思いますが)。
来年もよろしくお願いします
こんにちは。
このコース、munaitaさんなら何も問題無いと思いますよ。シャクナゲも藪っぽいですが、藪というほどではありません。道もありますし。崩落地も実際は巻道で際は通りません。雪の急登はちょっと危険で厄介でしたが。腕力で登る箇所もちょこちょこありました(笑)。
munaitaさん、やはり風越山行かれてましたか。大概のところはいかれてますよね。ちょっと普通では無いくらいの赤線ありますよね。赤線拝見して、いつも 凄い、、って感嘆してます。
リスクは、、、本当にその通りですね。これは常に振り返らないと越えてはいけない閾値を越えてしまいそうで、真剣に向き合わないといけませんね。基本的に過去レコで危険箇所を確認できないコースは行きませんが、たまにベテランの方は危険箇所のレコを普通にスルーされて記載されてない方もありますね。ですので、そろそろロープも持参しないといけないかもしれません。ロープ講習も受けた方が良いかも。でも、やはりそういったところはあまり好きでは無いので避けていきますけどね。
お互い事故なくいきましょう。
それでは良いお年を!
来年も宜しくお願い致します。
greenriverさん、こんにちは
夏に野口五郎、水晶、赤牛のレコにコメント頂いたものです。
清水の頭、雨乞は無雪期に歩いたことありますが、積雪期はこんなに綺麗なんですね、驚きました。雪が積もったらどうなるのか想像しながら歩くのもいいなと思いました。
westfieldhiさん、おはようございます。
その節はありがとうございました。
お陰様で素晴らしい旅ができました。
積雪の鈴鹿、稜線美が際立ち素晴らしい山々に変身しますよ。霊仙や御池も素晴らしい姿に変身します。行かないともったいないです(笑)。それとwestfieldhiさんの赤線、拝見させていただきました。雨乞から清水頭のレコがありませんでしたので、未掲載のレコが沢山ありそうですね。
同じ愛知県同士、機会がありましたら宜しくお願いいたします。
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