蕨山〜有間峠 名栗湖周回予定が体調不良でギブアップ
- GPS
- 11:44
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,583m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
梅ヶ谷峠経由で軍畑 松ノ木峠経由で登山口の河又へ さわらびの湯駐車場に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はない。 登山道とは関係がないが広河原逆川林道は有間峠手前3キロくらいのところで巨大な落石あり。 落石の規模から工事は時間がかかると思われ、車で有間峠を超える場合には確認要注意。 |
写真
感想
4月4日木曜日は休みを取ることができたので、天気もいいのでもちろん山に行くことに。
今回は奥武蔵と奥多摩の線を結ぶ足がかりとして河又から蕨山〜有間山〜日向沢ノ峰〜棒ノ嶺を周回する山歩きを計画。
前日の睡眠が2時間弱しか取れなかったが、いつものように午前2時に起床、3時に自宅を出て調布から高速に。
圏央道日の出ICで下りて梅ヶ谷峠から軍畑、松ノ木トンネルを経て登山口のある河又へ。
車はさわらびの湯の駐車場に止める。
少し東の空が白み始めた4時40分、ヘッデンをつけてスタート。
植林を登り稜線に出たところが見晴らし。
見晴らしといってもダム方面がわずかに開けているだけで、まだ暗くてよくわからない。
植林の中をだらだらと標高を上げると金比羅神社跡。山と高原地図では金比羅神社奥ノ院となっており小さな祠が鎮座している。
もともと汗かきな方なんだが、この日は出だしから玉のような汗が出てここで服はびしょ濡れ。息もすぐに上がり身体が重い。
金比羅山を巻くと中登坂。大ヨケの滝方面への道が分かれるがこのあたりから少し足がつり始める。少し熱っぽくなり明らかにいつもと体調が違う。
一休みして登りを再開するが全くピッチは上がらない。
林道を交差してミツバツツジの咲く稜線を一息で大ヨケの頭。
左手には棒ノ嶺から川苔山、日向沢ノ峰が高く連なる。
さらに小さな登降を繰り返すと三角点のある藤棚山に着くが、ますます体調は悪化。
蕨山頂上直下は急登になるが5メートルほど登っては座り込み呼吸を整えてまた歩き始めるの繰り返し。
なんとか山頂にたどり着くと、ザックを置いてすぐにベンチに横たわりそのまま寝込んでしまった。
幸い春の日差しが差し込み気温も高かったので体温を奪われることもなく1時間ほど熟睡してしまった。
目覚めると身体は少し軽くなったようだがためしに歩くとまだ足がつってしまう。
正直もう棒ノ嶺までゆく自信は消えつつあったが時間はまだ早くもうしばらく休んで様子を見ることに。
逆川乗越から登ってこられた男性と30分ほどお話をしたあと、とりあえず逆川乗越までゆくことに。
結局蕨山では2時間休んだ事になる。
標識のない蕨山最高点を過ぎ防火帯の広い道を緩やかに下ると逆川乗越の広場。
林道が上がってきており車でここまで来れるようでプリウスが1台止まっている。
体調が悪いのだからここで林道から下ればいいんだけど、目の前に橋小屋ノ頭が見えるとあそこまではという気持ちが強くなる。
でも実際に歩き出すと、かなりの急登になっているうえにすぐに息があがってしまうのでピッチが進まない。
ヘロヘロになりながらなんとかピークまでたどり着くがここでまたへたり込んでしまう。
山頂でこのあたりに詳しい77歳のお元気な男性にいろいろお話を伺い30分強休憩。
身体はもう一杯一杯なんだがここまで来たら有間山最高点のタタラノ頭を踏んで有間峠までという気持ちが強まり、稜線を南へ。
体調が良ければ気持ちのいい照葉樹林の山歩きなんだろうけど、一歩ずつ確実に進むだけ。
やっと着いたタタラノ頭は三角点はあるものの小さな山名標識が木に付けてあるだけ。狭い山頂では先行者が昼ご飯で占領しており写真を撮ってそのまま有間峠へ。
小さなピークを二つほど超えるがこの登り返しがきついことといったら。
正面には日向沢ノ峰が壁のように高く聳え立っておりこれはもう無理。
有間峠では川崎からのチャリンコ6人組が休憩中。
メンバーの何人かが山も登るというのでここでも話をして30分ほど時間をつぶし息を整える。
ここからは林道を下るだけ、といっても距離にして10キロ超。ただ登りがないのは気分的には大きい。
舗装された車道をひたすら歩くが、峠から3キロくらいのところで道をふさぐような巨大な落石。
削岩機で砕かないと重機だけでの除去はできそうになく有間峠の車の通行再開はしばらく時間がかかりそう。
逆川乗越への道を分け、右から有間林道を合わせすぐに道は分岐。
本当は広河原逆川林道を名栗湖の方まで歩くつもりだったんだが、間違えて炭谷入林道へ進んでしまった。
林道は金比羅尾根に沿って進み大ヨケの頭の先で登山道と交差。
ここからは再び登山道となるが、わずかな登り返しでも足が上がらなくなる。
なんとか足を止めることなく4時にさわらびの湯駐車場まで帰還。
眠不足に加えて発熱による体調不良だったようだが、何とか当初の予定の半分は歩くことができた。
とはいえ、山の危険性を考えれば体調不良を自覚した時点で引き返すのが筋だろう。
健康管理は当然だけど、山はいつでもあるんだから無理に登る続けたことこそが大きな反省材料だと思う。
下山後は翌日も登るつもりで予約していた宿にチェックインして、そのまま朝まで爆睡。
当然翌日は山に行かなかったのは言うまでもない。
この土日は天候大荒れのため山はお休み。
次週改めて今回のコースでリベンジを果たしたい。
それまで体調管理に気を付けて過ごしたい。
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