好天に恵まれた乗鞍岳


- GPS
- 11:12
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,552m
- 下り
- 1,536m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 8:45
- 山行
- 2:04
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:07
天候 | 初日 晴れ→夜雪 二日目 小雪→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | レストハウスやまぼうしのトイレ、更衣室は24時間開放 更衣室は広いため、車中泊よりも更衣室で寝た方が良い |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
シェラフ
スノーシュー
ストック
|
感想
厳冬期の乗鞍岳登山。
よく入門コースとして紹介されているが、雪の状況や天気のことを考えると、頂上まで辿り着けたのはラッキーだったと言えるだろう。
今回は、寒波と寒波の間の晴天の日に当たった。特に初日の好天が予想されていたため、初日に頂上を踏み、山荘泊とし、二日目には降りるだけの計画とした、
23時頃に休暇村に着き、車中で仮眠した。それなりに眠れたが、レストハウスやまぼうしのトイレと更衣室が解放されていて、更衣室は広いのでそこで寝たら爆睡できたろう。
朝からの晴れで気持ちよく登高。未圧雪のゲレンデ最上部からはスノーシューで行動。多少新雪をかぶっていたが、森林限界付近までシール登高のスキーヤーまたはスノーシューのトレースがずっとあり、助かった。
森林限界を抜けると流石に厳冬期冬山の世界。強風の中、トレースも無くなり、肩まで登る。肩からはアイゼンに替えて、ゴーグル・バラクラバでフル装備した状態でちょうどいい。雪がハイマツに纏わりついて凍ったような状態で歩きにくく、距離は短いが一気に消耗する。
ようやく着いた山頂からは御嶽山、穂高連峰をはじめとする峰々の絶景が広がった。
下降は特に難しいところは無いが、道を行くのでなければルートはまめに確認した方がいい。
位が原山荘に着いた時には、かなり疲労が蓄積していたが、小屋のご主人にスノーシューやピッケルの収納、身支度を解く作業などを助けていただき、非常にありがたかった。
晩御飯は鹿肉の鍋、水分も十分に取れ、温まった。同泊の人々には、この厳しい状況でライチョウの生息調査を行っている方々などがおられ、情熱に打たれた。
夜に降雪があったが、翌日は朝から小雪、次第に晴れ模様となった。楽しく下って終了。
山頂まで行けて幸運だった。体力向上に努め、また冬山に行きたい。
(おしまい)