記録ID: 282586
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ハイキング
奥武蔵
【秩父・大久保谷から】 天目山林道 〜 牛首峠 〜 矢岳
2013年04月04日(木) [日帰り]
埼玉県
- GPS
- 08:29
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,514m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
--- ☆★ [往路]の「天目山林道・牛首直登地点」から「牛首峠」へと、
[復路]の「テンゴー平」から「青色資材小屋」へは、ルート無しです。 ★☆ ---
◎[往路] 通行止脇・車(8:26) → 萩の久保トンネル → 右・青色資材小屋(8:46)
→ 左下・作業小屋(9:16) → 旧作業小屋(9:44=9:55) → 右尾根に(10:03)
→ 天目山林道(11:19=11:27) → 旧工事小屋(11:36) → 牛首直登地点(12:10)
→ 牛首峠(12:50) −−− ◆◇ 菓子パン昼食 ◇◆ −−−
◎[復路] 牛首峠(13:20) → 立橋山(13:36) → 赤岩の頭(14:25) → 秩父林道分岐(14:30)
→ 矢岳(14:55=15:00) → テンゴー平(15:46=15:50) → 青色資材小屋(16:35)
→ 通行止脇・車(16:55)
−−− ☆★ 所要時間:8時間29分 ★☆ −−−
[復路]の「テンゴー平」から「青色資材小屋」へは、ルート無しです。 ★☆ ---
◎[往路] 通行止脇・車(8:26) → 萩の久保トンネル → 右・青色資材小屋(8:46)
→ 左下・作業小屋(9:16) → 旧作業小屋(9:44=9:55) → 右尾根に(10:03)
→ 天目山林道(11:19=11:27) → 旧工事小屋(11:36) → 牛首直登地点(12:10)
→ 牛首峠(12:50) −−− ◆◇ 菓子パン昼食 ◇◆ −−−
◎[復路] 牛首峠(13:20) → 立橋山(13:36) → 赤岩の頭(14:25) → 秩父林道分岐(14:30)
→ 矢岳(14:55=15:00) → テンゴー平(15:46=15:50) → 青色資材小屋(16:35)
→ 通行止脇・車(16:55)
−−− ☆★ 所要時間:8時間29分 ★☆ −−−
天候 | 晴れ ・最低/最高気温 (熊谷:12.4/23.1 ℃) (秩父: 5.1/22.8 ℃) ・日照時間:12:42 (日出:5:25 日入:18:07) ・当日の気象[全国] : 気象人 http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2013-04-04 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「秩父札所29番・長泉院」の7分咲きの見事な"垂れ桜"脇を通って、ダム左岸道を上流へ。 「大久保林道」に入り、まもなく"通行止めバリケード"脇に 駐車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎ [往路]のうち、天目山林道の「牛首直登地点」は、勿論 導標など 何もありません。 距離&標高的に ただ近いというだけの地点で、沢と法面の 相当きつい"直登"です。 また、[復路]の「テンゴー平」からの直降も、最初こそ踏み跡が ありましたが、あとは、広い尾根を外さないように「青色資材小屋」へ 向かって 急激に下るのみです。 ・ハイキングコースではありません。"バリエーションルート"です。 ・入山に際しては、しっかりとした「ルートファインディング」が 必要です。 ・陽気はすっかり春で、雪の心配どころか暑いほどでした。 ◎ --- ☆★ 林道・大久保線 〜 天目山林道について ★☆ --- ・まずこのコースは大久保谷左岸の「林道・大久保線」を行きます。 「萩の久保トンネルを」過ぎて林道が細くなり、その先右の「青色資材 小屋」を過ぎ、明瞭な登山道を上流へ行きます。 行く手には、「大平山」がどーんと見えます。 作業小屋を左下に見て、大きく沢を廻り、旧作業小屋脇を通って、 「大久保谷」へ下る地点が,右へ尾根に入る基部です。 最初こそ、やや鬱蒼とした杉造林地の中に入っていきますが、 意外にも赤いマーカーがしっかり付いており、久し振りに迷うことの ない快適な尾根でした。 やがて、鹿除けネットが左に出てきて 南側が開け、「大平山」& 「七跳山」が大きくなってきます。 標高が増すにつれ、前方の「赤岩の頭」及び「天目山林道」の線形が 目に入ってきます。 この時期に早くも"春爛漫"で、アザミの新緑が目映いほどです。 何とカタクリの花や 小さな花も咲いています。 「天目山林道」が間近です。遂に噂の?「林道終点」にたどり 着きました。 大平山〜七跳山,日向谷の頭、武甲山〜小持山〜大持山〜有間山が 眩しく見えます。 ◎ --- ☆★ 天目山林道 〜 牛首峠直下 〜 牛首峠について ★☆ --- ・「天目山林道」は、当時の秩父営林署が平成2年度までに 延々と 「川俣橋」から「赤岩の頭」直下まで整備を進めてきたのですが、 その後今日に至るまで、この先へは伸びませんでした。 ・埼玉県内で最も荒廃している"林道"と言ってもいいでしょう。 車&歩行は勿論のこと、唯一の利用価値?としての"獣道"として だって、鹿や熊は、歩くと骨折しそうで 危なくて通ることが 出来ないでしょう。 それほどガレが酷くて、凄い"林道"なのです。ところどころは、 まあまあ 歩けましたが・・・。 「牛首峠」に一番近い屈曲部から、沢&法面を凄い直登です。 「牛首峠」は目視出来てますから、それを目指して頑張るのみです。 最後は四つん這いでないと登れません。「牛首峠」直下、僅かな 道形がありました。 昨年の2012/06/30以来の,素っ気ない「牛首峠」到着です。 アルミを伸ばした これも素っ気ないプレートのみで、ただの "鞍部"です。 ◎ --- ☆★ 牛首峠 〜 矢岳 〜 テンゴー平 〜 青色資材小屋について ★☆ --- 「牛首峠」からは、「矢岳」目指して 瘠せ尾根&根っこ&小ピーク 連続ですが、軽快に楽しい尾根を行きます。 さすがに新緑はまだです。馬酔木のアーチもあります。 ・「立橋山」&「赤岩の頭」は、それぞれ導標がありませんから 注意をしないと,他の小ピークと同様に通り越してしまいます。 ・「荒川林道」分岐地点は それとわかりますが、古い指導標には、 「牛首峠−割谷ノ頭−酉谷小屋方面注意:路なし」と記してあります。 ・唯一ピークがわかるのは、「矢岳」1,357.9mです。 山頂からは、西側の「熊倉山方面」の展望が開けます。 ここからひたすら「テンゴー平」へ下ります。その先の「篠戸山」 東面の伐採法面が見え隠れしてきて,鞍部に来たら、そこが 「テンゴー平」です。 ここから下るか?フナイド尾根を下るか?考慮しましたが、 よく西側下方を見ると踏み跡らしきが下っています。 途中からは踏み跡も消え、後は「青色資材小屋」へ向かって 、広い尾根らしきを下降し、無事「大久保林道」に降り立ちました。 |
写真
撮影機器:
感想
◎ 3月は 全国的にも記録的な"高温"となって、熊谷地方に於いても、最高気温が平年値より何と
3.2℃も高かった。また 20℃超えの日が、何と8日もありました。
これでは、桜の開花・満開が早いのも当然ですね。(皇居・千鳥ヶ淵では、昨年比2週間も早かった)
◎ 3/7の「シゴー平〜仙元峠〜グミの滝」以来 ほぼ一ヶ月ぶりの"山行き"でしたが、
この間の暖かさで「奥武蔵」は、雪融けが急速に進みました。
(4/2の雨は、2,000m級以上の奥秩父では雪でした)
したがって、腕まくりをしたくなるような "ポカポカ陽気"での 登山でした。
◎ 「牛首峠」を訪れたのは、今回でげ麑棔2甬遒猟眠甬録は以下のとおりです。
1968/05/19 2012/05/23 2012/06/30 ・・・いずれも「ヤマレコ」にあります。
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コメント
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こんにちは、初めまして。
牛首から矢岳ルート、グミの滝から長沢背陵、細久保から大平山などワクワクするルートを精力的にどんどん踏破し凄いですねぇ〜〜。
いつも、レコを楽しみながら見させて頂いています。
lizhijpさん、初めまして(だったかな?)。
埼玉県人ですから、ホームグラウンドということで、若いころから
「秩父」に 慣れ親しんでおります。
lizhijpさんも、古道というか あまり人の行かない"路"を
良く歩かれていますね!! 。
直登が多くやや危険が伴いますけど、面白いですよね。
今年は春がかなり早いので 雪の心配があまり無く、来週は「酉谷山」近辺に
出没しようか?と考えております。
長岡の方に単身赴任中とのこと。
一人だと、何事にも容易じゃないですね。
越後の山登りに、頑張って頂きたいと思います。
fuyaさんの記録見ていたら、なんとバラモ尾根を降りたことがあるんですね。
ちょっと教えて頂けますか?
私も一度、大ドッケから尾根沿いに北側のバラモ尾根に下りて行ったことがあります。
暫く降りていくと展望がすごく開けた尾根小ピークとなり、更に下に降りていくと突然急登となり諦めて大ドッケに登り返したことがあります。
この展望が開けた尾根付近の左側に林道?工事中?らしき降りて行けそうな所があったのですがそこを降りると栗山に行けたのでしょうか?
lizhijpさん こんばんは!!
2012/03/22に、大久保尾根〜大平山〜大ドッケ〜バラモ尾根に行っています。
この時の状況は、「ヤマレコ」に書いてあるとおりなのですが、結論から言えば
標高740m付近にある 鉄塔63号(と思います)へ続く「バラモ尾根」を北東に 忠実に下って
行けば問題はなく、お訊ねの林道に出て、旧栗山集落に続きます。
この時は、特に工事をしているところは無かったかと思いますが・・・。
ところが私の場合は、バラモ尾根から バラモ谷方向へ早く下ってしまったために、
えらいアルバイトをしてしまったのです。
それでもようやく林道へ出て ホッとしたのもつかの間、その林道が 途中2ヶ所で崩落して
流失しておりました。
そのため "決死のトラバース"を余儀なくされましたが、危なく
大変な目に遭うところでした。
繰り返しますが、ご承知のとおり「大ドッケ」から北への "栗山尾根"から 右折して
いきなり真っ暗なスギ造林の中を右へ下る「バラモ尾根」は、
広くて 全く踏み跡がありません。
ですから、意識して北東方向に尾根を忠実に下っていけば、鉄塔と林道が
見えてくるはずです。要は、尾根を外さないことです。
"安全第一"で、お気を付けてどうぞ・・・。
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