鈴鹿/釈迦ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 746m
- 下り
- 746m
コースタイム
7:40 庵座ノ滝 高度650m
9:00 釈迦ヶ岳最高点
9:10 釈迦ヶ岳三角点
9:45 猫岳山頂
10:30 昼食/大休止 白谷滝分岐 11:15
12:15 到着 朝明渓谷駐車場
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2011年11月3日
5:00
我が家で合流後、私の自家用車に乗り換えて、豊田東IC流入・湾岸線経由で東名阪四日市IC下車。朝明渓谷の有料駐車場に到着したのは6時半頃だったと思います。いつも平日行動なので通勤ラッシュの渋滞を考慮して早めに出発したのですが、四日市インターまでの道のりも、四日市インターからの道のりも全く渋滞はありませんでした。祝日だったからでしょうか?
K氏とM氏の両氏と山に行くのも、7月の常念岳から蝶ヶ岳までのテント縦走以来ですから、それ以後のお互いの山行のレポートなどを話し合っている内にあっという間に到着しました。
7:00
準備を整え、朝明渓谷駐車場を出発しました。
約3ヶ月ぶりに3人で歩き始めました。K氏もM氏も新しいマウンテンブーツ履いていますしヤル気マンマンです(笑)。元々我々は別の趣味で出会い、もうすぐ10年くらいお付き合いさせて頂いていますので、皆ハマるとトコトンやらないと気が済まない性分という事は十分知っているので、私としては「完璧にこっちにも乗り出したな・・・」と内心ニヤリとせざるをえませんでした(笑)。
有料駐車場の料金徴収係りのオジサマが親切丁寧にルートの説明とアドバイスをくれるので、持参した地図と照らし合わせて確認しました。キャンプ場までのショートカット道が駐車場の北斜面(バス停のあるところ)にあるので、そこから山に入ります。キャンプ場を抜けて庵座谷コースを谷沿いに北上します。最初の堰堤直下渡渉ポイントまでは自動車も走れる無舗装の林道で、左岸に渡るとやっと山道になります。このあたりの山道は運動靴でも大丈夫なレベルでした。
7:40
庵座ノ滝に到着しました。山頂への道は滝の手前で左岸からガレ場を高巻きするルートになっていますが、設置されたフィックスロープで左岸の川岸に下りることもでき、渡渉して右岸に移動すれば、こちらの斜面に設置されたフィックスロープで滝つぼまで行くことが出来ます。
我々は滝つぼまで行って、写真と撮ったりしながら休憩しました。
休憩を終えると、来た道を戻り、左岸の高巻きルート取り付けまで戻ってガレ場を登りました。ここは落石に注意が必要です。
ガレ場を過ぎると、しばらく緩い登りの山道を歩きます。
事前に調べた情報では、犹庵淵梁讚瓩判颪い討△訃貊蠅法△匹Ωても二段の滝がありましたが、違うと思って気に留めませんでした。しかし、最終的に三段の滝を見ませんでしたので、おそらくそれが三段ノ滝と呼ばれる箇所だと判断しました。
巨大なパイプで建設された堰堤の左岸を再度高巻きすると、その先の大ガレ場の右を通る尾根沿いのルートと大ガレ場の左側の岩の谷を直登するルートに分かれています。
我々は分岐を真っ直ぐ北上し、直登ルートに進路を取りました。ちょっとしたクライマー気分になれる岩場があってとっても愉快でした。フィックスロープの設置されたその岩の道は、斜度はあるものの岩がしっかりしており、ホールドもステップも見つけやすいのでロープを使わずに登ることができて楽しいです。周りは木々に囲まれていますので、高度感は無く緊張はありません。
この岩場を抜けると急に視界が開けます。草つきのザレ場をつづら折に登ると、程なく
9:00
高度1097m釈迦ヶ岳の最高点に達します。看板が立っていましたので記念撮影をして少し休憩しました。360度と言う訳にはいきませんが展望は楽しめます。この日はあいにくの天気だったので、遠くまでは見えませんでしたが、御在所岳やそこに至るまでの稜線が見渡せました。紅葉は「始まってないのか・・・もう終わったのか・・・」と悩んでしまうような状態でした。完全に落葉している木々も多く見えるので、終わっているっぽいですが、登山道に落ち葉があまり無かったので狃わった感瓩鬚△泙蟯兇犬泙擦鵑任靴拭
9:05頃
休憩していた高度1097mの釈迦ヶ岳の最高点を出発しました。この最高点自体が分岐になっていて、ここから北方に道が伸びていますのでそちらに進みました。ちなみに猫岳は進行方向左に見えています。今になって思うと、大ガレ場の右側の最高点から見て南方に稜線沿いの道が伸びていたハズなので、その接続点を確認しておけば良かった・・・なと・・・(汗)。
最高点から釈迦ヶ岳の三角点まではすぐです。途中に県境縦走路の分岐があったハズですが、話しながら歩いていたので気付きませんでした。
9:10
釈迦ヶ岳の三角点に到着しました。最高点よりも開けた場所は狭く、展望も少ないです。先行のカップルが昼食中でしたので看板と記念写真を撮ったら、さっさと猫岳方面に行くことにしました。
猫岳方面は県境縦走路の分岐点まで戻る形になります。戻り始めてすぐ
「アレ・・・分岐なんてあったっけ・・・???」
と思いましたが、それっぽいところは直ぐに見つかったので問題ありませんでした。ただ、我々が取り付いたのは、本来の分岐では無いかも知れません。分岐に看板や道標もなかったですし、直ぐにもうひとつの道と合流したので、方向的に考えると合流した方の踏み跡が本来の分岐から来た道だと思いました。他の分岐は丁寧に金属製の看板が立っていましたので、ここにだけ無い訳はありません。※物凄く狭い範囲の話ですから方向感覚にしたがって進路を取れば道に迷うことはありません。
ここからはいかにも鈴鹿山脈の縦走路らしい、背の低い木々と熊笹の道が伸びています。正直、ここからやっと鈴鹿に来た気がしました。熊笹の中にハッキリした道が出来ていて、なだらかな稜線の悩ましい曲線のアップダウンをみると旅情を感じます。猫岳までの登り返しも見た目ほど苦も無くあっと今に
9:45
猫岳の山頂に到着してしまいました。10名以下なら何とか休憩できそうな場所で、背の低い木に囲まれていますので、展望が良い訳ではありません。ここでも看板と記念撮影しました。
山頂に到着するまでは
「山頂に猫岳の名前の由来が分かるものがあるかも・・・」
と思っていましたが、「猫岩」という岩があるだけで良く分かりませんでした。これまた決して倏っぽい甦笋任呂覆い里任海譴由来かと言われても
「・・・あ・・・ハイ・・・」
としか言い様がありません(笑)
ここでも5分程休憩しました。
ここからの下りが少し長く感じました。猫岳山頂から白谷滝分岐方面は基本的に下りです。
猫岳の標高は1058m。白谷滝分岐の標高は800m強なので250mほど下りになる訳です。しかし、県境縦走路にはいくつもの名も無き小ピークがあるのでアップダウンしながら次第に高度を下げていく感じです。その殆どの行程は樹林帯の中なので展望も無く、急な下りだったり・・・緩かったり・・・ちょっと登り返したり・・・。
少し生意気ですが、夏のアルプスの森林限界以上のハイマツ帯や岩稜縦走を満喫した後では退屈な感じがしてなりませんでした。
10:30
白谷滝分岐に到着したので、昼食を取りながら大休止としました。別に広場ではありません。天下の往来である県境縦走路の分岐点で道端に腰掛けているだけです。ここを行き交う人が多いならば迷惑な感じですが、この日は休日にも関わらず人通りは記憶に残るほどでしたので問題なかったかと思います。
私はいつもの通りK氏から配給されるおにぎりといつもの通りザックに備蓄しているしじみの味噌汁です。ビックリしたのはM氏から配給された爛魯鵐弌璽悪瓩任后真空パックされたものですが、まさか「山でハンバーグ」という発想がなかったのでビックリしました。フライパンで焼いている間に、この峠を通過して言った人たちを音と匂いで惹きつけていました(笑)
11:15
荷物を纏めて白谷滝分岐を出発しました。
分岐から朝明渓谷方面に下り始めると、直ぐにハト峰方面との分岐を通過します。ウッカリ真っ直ぐ行ってハト峰方面に歩いていってしまいましたが、偶然左の谷側からカップルの登山者が登ってきたので間違いに気付きました(汗)。今回は時間的にも早かったですし・・・高低差も少ないコースだったので、気が抜けていると感じました。
ハト峰との分岐から少し下ると後はつづら折の林道を下る道に変わりました。無舗装の道路と言うよりは荒れていて、オフロードバイクかジムニーでないと登って来れない程度の林道です。しかし、登山靴を履いて歩くにはダルい・・・。しかも地味に長い・・・。
つづら折の箇所を抜けると、今度は天然?芝の敷き詰められた車道ほどの林道に変わります。
私はアップルの敷地に勝手にミニゴルフコースを作った人間ですから芝にはウルさいです(笑)。
綺麗な芝目を見た時に、少しはこの退屈な林道歩きが楽しくなりました。
芝のコースを抜けるとまた普通の退屈な樹林帯の林道です。辛いと思うと余計に長く感じます。でも、3人で来シーズンの目標などを話し合っていると気がまぎれました。
林道を抜けると舗装された車道に出ると共に、谷が開け、綺麗な芝生が敷き詰められた公園に出ました。谷側のベンチでは親子がピクニックを楽しんでいるようでした。公園の様に整地されたエリアの中央には狄綣崗屋瓩發△蠅泙靴燭、全ての扉は閉まっていたので、動いているのかどうかも分かりません。ただひとつ言える事は・・・
「アラフォーのおっさん3人が登山の格好で歩くところではないっ!」
ということです(笑)
正直場違い感は否めませんし、とてもアウェーな感じです。
公園を過ぎると数件の山荘やキャンプ場などがあり、
12:15
朝明渓谷の駐車場に到着しました。駐車場の入り口にコンクリートのオーバーフロー水槽があり、綺麗な水が大量に流れ込み、吐き出されています。水が大好きなM氏は躊躇無くその水を飲みました。車に向かって歩き出すと、駐車場の料金徴収係のオジサマが「あの水は旨いから水筒に汲んで持って帰ればイイじゃん!」とか「You!これでコーヒー作っちゃいなYo!」的な感じで物凄い勢いで水を勧めてきます(笑)。車のすぐ近くでも山側の斜面から引かれた水がドンドン側溝に流出していましたので、M氏がそちらを飲もうとしたら、オジサマが「そっちはダメだよ!あっちのが美味しいよっ!」と物凄い勢いでアドバイスしてきます。私はそのやり取りを登山靴を脱ぎながら小耳に挟んだのですが、苦笑いせずには居られませんでした。その直後にK氏がトイレから帰ってきて、さっきのM氏のやり取りを見てなかったので近くの水を飲もうとしたら「You!そっちじゃないYo!」と半分キレ気味でアドバイスする声が聞こえてきたので、私はひとりで車の陰で爆笑していました。その一連のやり取りを聞いていて、私も飲んでみたい気になったので、サンダルに履き替えてからシェラカップだけ持って飲みに行きました。確かにまろやかで美味しかったです。しかし、持って帰るほどではありませんでした(笑)。オジサマには決して悪気はありませんので誤解なきよう・・・。
朝明渓谷の駐車場から御在所の近くのグリーンホテルまではすぐです。ナビに表示されていた正確な距離は忘れましたが10km以内です。
13時過ぎ
私の鈴鹿の定番爛哀蝓璽鵐曠謄覘瓩謀着し、3人で汗を流しました。
先ず、この日はフロントの日帰り入浴受付のおねいさんがめっさかわいい!・・・マジで・・・私の「肉眼で見た可愛い女性ランキング」で確実に5位以内入賞です。私が小学生の時に地元にコンサートに来た時に見た「早見優」を圏外に押し出してのランクインです(笑)。顔を直視できないレベルです。
次に湯船に満たされた湯が濃い!・・・。祝日だからでしょうか・・・?。何度もここに来ていますがこの日は特別濃かったです。内湯から露天方面に出てすぐ左手の檜の枠組みの東屋風露天の湯船のお湯なんか、茶色い湯花がめちゃくちゃ舞っていました。その量は
「これ本当に湯花か・・・」
と疑いたくなるレベルでした。或いはお茶の葉かも知れません。そもそも風呂場全体に立ち込めるお茶の香りが印象的な温泉ですので、この日は祝日ということもあって多めに本物の茶葉でも入れてあるのかも知れません。ここはシャンプー&リンスやボディソープもお茶の香りのものなので、その匂いが内湯に充満しているのかと思いましたが・・・どうなんでしょうか・・・?。定かではありません。ただ、この辺りは四日市の山間部で作る爐茶瓩名物なのでそういう趣向になっている訳です。
やっぱりグリーンホテルは良いです。マジでおススメの場所です。
帰りもフロントのおねいさんを横目で拝んで(直視できないので)帰りました。
グリーンホテルを出ると、御在所ロープウェイ方面が超渋滞していました。反対方向なので影響はありませんが、見るだけでぞっとします・・・。午後2時過ぎだのでちょっと不思議でしたが祝日だといつもこうなのかも知れません。
四日市インターから東名阪→湾岸線を経由して走り、我が家で解散しました。
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