棒ノ嶺〜日向沢ノ峰〜有間山〜ウノタワ
- GPS
- 12:14
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,980m
- 下り
- 1,891m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
梅ヶ谷峠経由で軍畑 松ノ木峠経由で登山口の河又へ さわらびの湯駐車場に駐車 名郷に下山後は国際興業バスでさわらびの湯へ戻った |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はない。 長尾丸山は巻き道の方が道が明瞭で、意識して稜線を進まないと巻いてしまう。 今回は先行するトレランの方について行ったら巻いてしまった。 |
写真
感想
この土日は天気予報もよく、秩父のルートインを予約して土日連チャン登山を計画。
まず13日土曜日は4日に体調不良で途中ギブアップした名栗湖を周回するルートのリベンジ。
ただ、前回は蕨山から登る反時計回りルートでギブアップしたので、今回は棒ノ嶺から登る時計回りでチャレンジ。
早朝2時に起床し3時に自宅を出発。日の出ICで高速を降り鈴ヶ谷峠経由で軍畑へ、さらに松ノ木トンネル経由で河又に向かいさわらびの湯の駐車場に駐車。
ここまでは4日と全く同じ。
まずは滝ノ平尾根から棒ノ嶺へ。出だしは木の根の張った植林の登りで高度を稼ぐ。途中見晴らしのいい場所があり右手には蕨山から武甲、武川岳、左手には高水三山から黒岳の稜線がよく見える。
岩茸石で白谷沢コースを合わせ一登りでゴンジリ峠。ここで3月20日の赤線とつながる。
さらに一息で棒ノ嶺山頂だが、立派な山頂の標識がひっくり返っている。
先週の台風のような強風で倒れたんだろうか??
先月に来たときは雲がかかって展望はよくなかったが今回はピーカン。
蕨山の先に大持、武甲、武川岳が並びさらにその奥に榛名、谷川連峰まで見える。
丸山や堂平山の彼方には赤城から日光連山、関東平野を挟んで筑波もかすかに視認できる。
棒ノ嶺で30分弱休んだ後、いよいよ日向沢ノ峰へ。
踏跡は明瞭なうえに、赤いテープの目印が続き迷うことはない。
槙ノ尾山を過ぎ登り返すと長尾丸山なのだが、ここは追い越されたトレランナーについて行って巻き道に入り巻いてしまった。
クロモ山、山ナシ山と地図には名前のないピークを超えると50号の高圧鉄塔。
ここからいよいよ日向沢への200メートル弱の急登。
この登りの途中で足がつり始め、元気な嫁さんの後を何とかついて行って日向沢ノ峰に到着。
日向沢ノ峰では南西側が開け冠雪した富士山や雲取がよく見える。
ここはメインルートということもあり蕎麦粒から川苔に向かうハイカーが多い。
ここから蕎麦粒方面に5分ほど行くと有間山への分岐点。
10分ほど下ると、先ほど見上げた51号鉄塔へ着く。
ここは西側の展望がよく、西上州の山々の先に噴煙を上げる浅間山や四阿山、志賀高原の山々まで見ることができる。
さらに下ると林道へ。仁田山への稜線はパスしてこの林道で有間峠へ。
これで4日の赤線とつながる。
峠には車が数台止まっており、道路をふさいだ巨大落石は早くも取り除かれたようだ。
有間峠から登山道に戻りタタラノ頭から橋小屋ノ頭へ。
登りではやはり足がつり、だましだまし進む。
橋小屋ノ頭から蕨山経由でさわらびの湯に下りる選択肢もあったが、やる気満々の嫁さんがさらに北上を主張しそれに従う。
橋小屋ノ頭を下ると西側斜面は伐採地となり殺伐とした景色が広がる。
木がないので三ツドッケから酉谷山への稜線は一望できるが、荒涼とした斜面はSF映画に出てくる火星のようだ。
三角点のある滝入ノ峰を過ぎると、右手の痩せ尾根に入り急斜面を一気に下る。
ここは雨後や雪の季節は下りたくないところだ。
東電の鉄塔をくぐると鳥首峠。
古くから名郷と浦山方面を結ぶ峠だったようで小さな祠が鎮座している。
鳥首峠からだらだらとした登りを150メートル登り返すとようやくウノタワ。
山の稜線に突然現れる不思議な広場はヤマレコでも人気??のスポットだけどさすがに時間が時間でだれもいない。
さすがに大持山に向かう気力も体力もなく、ここから下山。
絶対に登りに使いたくないというザレ場の急坂を一気に下ってゆくが、コバイケイソウの群落があったり、美しい苔のオブジェがあったりとなかなか楽しいルートだ。
たぶん秋の紅葉は素晴らしいと思う。
でも長い車道歩きのためかあまり歩かれていないようだ。
沢を数回わたると砂防ダムが現れ林道に。
ここから名郷までは約4キロの車道歩き。
5時14分のバスを逃すと次は6時21分。ということで嫁さん駆け足、私は痛い足を引きづりながら早歩き。
おかげで名郷まで標準タイム50分のところを25分で駆け抜け、何とかバスに間に合う。
バスで15分弱でさわらびの湯に到着。
好天の春の土曜日、バス停には多くのハイカーが並んでいた。
何とか4日のリベンジを果たすとともに、ウノタワまで足を延ばすというおつりまで来た。
でも途中で攣りはじめた足は最後まで回復せず、日ごろの鍛錬不足を痛感。
翌14日も山に登れるのかしら??という不安を抱いたまま予約していた秩父のルートインへと向かった。
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