冬の奥多摩トレッキング

2021年01月16日(土) [日帰り]

• GPS: 08:42
• 距離: 28.4km
• 登り: 2,271m
• 下り: 1,924m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:43
• 休憩: 0:58
• 合計: 8:41

7:40 武蔵五日市駅
8:16 8:16 琴平神社
8:25 8:26 金比羅山
8:43 8:43 南沢山
9:09 9:09 ロンデン尾根分岐点
9:12 9:13 白岩山
9:15 9:16 ロンデン尾根分岐点
9:21 9:22 タルクボの頭
9:42 9:43 麻生山
10:16 10:23 日の出山
10:52 10:52 御岳山
10:56 10:56 長尾平分岐
10:56 10:56 御岳山
11:13 11:21 奥の院
11:31 11:32 鍋割山
11:40 11:40 鍋割山分岐
11:57 11:57 大岳山荘跡
12:14 12:21 大岳山
13:04 13:04 大ダワ
13:22 13:23 鞘口山
13:34 13:35 クロノ尾山
14:01 14:04 御前山避難小屋
14:08 14:23 御前山
14:32 14:38 惣岳山
15:21 15:24 サス沢山
16:14 16:15 小河内ダム展望塔
16:21 16:21 奥多摩湖バス停
16:21 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR五日市線「武蔵五日市駅」
帰り：バスは「奥多摩湖」バス停、電車はJR青梅線「奥多摩駅」

コース状況／危険箇所等

水場：御岳山界隈の売店・自動販売機
トイレ：
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��日の出山頂上直下
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�ヂ腑瀬�
�Ω譱飴拡鯑饐�屋

危険箇所：
＜登山口〜日の出山（金比羅尾根）＞
特になし。麻生山周辺にはツキノワグマが生息しているらしい

＜日の出山〜大岳山＞
鍋割山分岐から大岳山まで所々に岩場が多い。人気ルートのため渋滞することも多い

＜大岳山〜御前山＞
小さなアップダウンが多い。クロノ尾山から御前山の区間は残雪があるが、チェーンスパイクを履く程ではない。
奥多摩町側へのエスケープルートが多いため、体力や日の入り時間によってはいつでもエスケープできる

＜御前山〜小河内ダム（大ブナ尾根）＞
ザレ場の急坂が多い。最後のザレ場（落ち葉あり）は特に注意

その他周辺情報

食事処：
氷川食堂（奥多摩駅から徒歩1分）
奥多摩駅付近にある数少ない食事処の1つ。閑散期は閉店時間が早いため、寄るなら下山時間に注意。下記公式HPをご参考までに。
http://hikawashokudo.com/

写真

1/16 7:35

今日はここからスタート

1/16 7:53

登山口。左の楞厳寺薬師堂が目印

1/16 7:54

登山口までの道案内

1/16 7:54

アスファルトの道を進めば

1/16 7:59

樹林帯の登山道へ

1/16 8:14

琴平神社

1/16 8:11

琴平神社からの展望

1/16 8:16

琴平神社公園全景

1/16 8:18

琴平神社裏は岩々している

1/16 8:23

金比羅山。S.C.って何？

1/16 8:26

星竹林道に合流

1/16 8:28

伐採地帯1

1/16 8:29

立派に直立している

1/16 8:29

一本杉

1/16 8:53

信って何？

1/16 8:58

金比羅尾根は東の展望が開けるポイントがたまにある

1/16 9:05

白岩山への分岐

1/16 9:09

白岩山は展望なし

1/16 9:19

巻き道も多いルート

1/16 9:20

先週に引き続き新秩父線送電線鉄塔（19号）と麻生山

1/16 9:22

ハセツネのコースとは知らなかった

1/16 9:24

麻生山周辺にはいるようだ、お会いしていないけど

1/16 9:24

トレラン向けの走れるトレイル

1/16 9:31

麻生山分岐

1/16 9:39

高水三山が見えてくる

1/16 9:41

麻生山

1/16 9:40

麻生山は展望よし

1/16 9:41

関東平野を一望。山は鉄塔だらけ

1/16 9:51

伐採地帯2

1/16 9:57

伐採地帯3。
日の出山が近い

1/16 9:59

マウンテンバイカー。山で会うのは初めて。実在したのか

1/16 10:01

関東ふれあいの道。先週の起点御嶽駅につながっている

1/16 10:04

振り返ると奥に丹沢が見える

1/16 10:05

日の出山まで木段の急登

1/16 10:11

ここを上がれば

1/16 10:12

日の出山

1/16 10:12

丹沢

1/16 10:12

東側の展望が圧倒的によい。山名通り日の出が見えそう

1/16 10:14

奥多摩三山、大菩薩嶺、奥秩父方面

1/16 10:14

これくらいザックリした羅針盤の方がわかりやすい

1/16 10:21

山頂近くの東雲山荘（素泊まり可）

1/16 10:28

御岳山域に入る

1/16 10:43

町場通り

1/16 10:48

武蔵御嶽神社でお参り

1/16 10:55

奥ノ院分岐

1/16 10:58

立派な杉並木

1/16 11:07

鎖場もあり

1/16 11:13

岩場の登りを越えると

1/16 11:16

閑静な奥ノ院。訪れる人は少ない

1/16 11:19

奥ノ院ピークもあり

1/16 11:42

鍋割山分岐を過ぎると残雪あり

1/16 11:54

荒廃が進む大岳山荘

1/16 11:55

大岳神社に入り、岩場の登りをこなすと

1/16 12:18

大岳山。
富士山は雲の中だが

1/16 12:18

丹沢はよく見える

1/16 12:24

大岳山からの下り。
ザレ場を下り

1/16 12:25

鎖場を越える。
全体的に右側は急斜面

1/16 12:33

こんな快適なトレイルもある

1/16 12:42

御前山は意外と距離がある。地上でいうと、鳩ノ巣駅から境橋バス停あたりの区間

1/16 12:58

ここもハセツネコースなのか

1/16 12:59

北面の林道には薄っすら積雪

1/16 13:00

大ダワとトイレ

1/16 13:01

ここから鋸山登山も可

1/16 13:19

大ダワから登り返して、鞘口山が最初の通過点

1/16 13:23

右手は相変わらず急斜面だが

1/16 13:23

道はしっかり整備されているから安心

1/16 13:31

クロノ尾山が第2の通過点

1/16 13:53

この辺から残雪のある登り

1/16 13:58

山頂手前で御前山避難小屋

1/16 13:57

大岳山が一際目立つ。
小屋のガラス窓が大きいため小屋の中にいてもよく見える

1/16 13:59

小屋の近くの水場らしき場所

1/16 13:59

日陰のため、水は先端がポッキーのように凍っていた

1/16 14:06

分岐に戻り御前山へ

1/16 14:18

山頂は広い

1/16 14:18

御前山へのルートはかなり多い

1/16 14:06

石尾根の鷹ノ巣山が映える

1/16 14:20

雲取山方面はガス

1/16 14:21

右に視線を移すと、先週登った川苔山と大仁田山

1/16 14:35

少し下ると惣岳山。高水三山にもある山名

1/16 14:37

木々の隙間から奥多摩湖も見える。
帰りは大ブナ尾根へ

1/16 14:42

急坂を下りて

1/16 14:51

下りて

1/16 14:55

たまに緩やかなトレイルを踏み

1/16 15:17

視界が開けた場所が見えたら

1/16 15:18

サス沢山

1/16 15:19

展望台から奥多摩湖

1/16 15:19

ゴール、ロックオン

1/16 15:30

落ち葉トレイルを過ぎると

1/16 15:42

最後に急なザレ場

1/16 15:55

トッピングに落ち葉まである始末

1/16 15:58

どちらに落ちてもドボン

1/16 16:00

意外と核心部かも

1/16 16:02

最後まで急

1/16 16:04

六ッ石山と奥多摩湖。
六ッ石山にも水根〜トオノクボという奥多摩三大急登があるそうな

1/16 16:10

小河内ダムの上を歩きバス停へ

1/16 16:12

ダム下流

1/16 16:16

御前山

1/16 16:16

三頭山

1/16 16:33

先週に続き奥多摩駅。

1/16 16:49

早速夕食を摂ることに。
冬の名物・もつ煮

1/16 16:49

白飯が売り切れていたため、梅豚うどんも注文

1/16 17:15

ごちそうさまでした！

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

nicopoji

今週こそ山スキーに行きたいと考えていたが、相方の体調不良でまたもや見送りとなった。今週も天気がよく、せっかくなので先週のルートの向かい側に見えていた稜線をのんびり歩くことにした。
今回の起点は武蔵五日市駅、終点は奥多摩湖バス停。人気ルートのようで終始整備された道だった。急遽思いついた山行なので、かの有名なハセツネコースの一部であることを山行中に知ることになった。

朝、武蔵五日市駅に降りると登山者の多くは駅前のバスに飛び乗って行った。金比羅尾根の登山口に行くハイカーは私だけだった。人気ルートと聞いていたのにおかしい。奥多摩の石尾根を登った時も思ったが、この尾根も下山ルートに使う人が多いのだろうか。
武蔵五日市駅には自転車で奥多摩を周回する時に何度か来たことがある。もし今回この駅をゴールにしていたら、お気に入りの定食屋とんとんで夕食を済ませていただろう（https://www.teishokuyatonton.com/）

住宅街を歩いて登山口に着いてもやはり誰もいなかった。結局、白岩山分岐まで誰にも会わなかった。金比羅尾根は日の出山まで緩やかな道が続く。途中で多摩百山の白岩山や麻生山への分岐があるが、概ねよく整備されていて迷うことはない。
日の出山の近くまで行くとハイカーが多くなる。関東圏の多くのハイカーは、展望の良い山やアクセスの良い山に集まる傾向がある。日の出山から大岳山の区間は、まさにその極端な例だと思う。里山とは少し違う気がするが、気軽に登れて山を始めたばかりのハイカーには打ってつけの山域。

今日は日本海低気圧の影響で気温が上がる。通過後、冬型に移るため次第に気温が下がる。日本海側の雪山ではこれまで降り積もった雪が死んでしまっているに違いない。年が明けフカフカのパウダーを滑るチャンスを逃してしまい非常に悔しい。
大岳山まで風はなく薄着で行動できた。大岳山以降はなかなか強い風が吹いていたが温く、最後まで脱ぎ着することはなかった。
大岳山から御前山の区間は小さなアップダウンが多く、なかなか歩きごたえがあった。展望があまりよくないことは少々残念だが、トレーニング向けに最適な山域だと思う。
惣岳山で近くに小河内峠方面に多摩百山の山があったことを思い出し少し下るが、山名と標高をメモしておらず地図を見てもわからなかったため、諦めて引き返した。後で調べたら「ソーヤノ丸デッコ」というピークらしく、富士山の展望が良いことで有名らしい。今日は富士山はガスで見えなかったためわざわざ行かなくてよかった。

下りの大ブナ尾根はザレ場の急坂が続く。サス沢山で奥多摩湖の大展望というご褒美をもらって安心したのも束の間。最後までザレ場の急坂が続く気の抜けないルート。
右に落ちれば多摩川へ、左に落ちれば奥多摩湖へ真っ逆さま。
スタートからいきなり急登のパターンは奥多摩周辺の山によくあることをすっかり忘れていた。小河内ダムに下りてダム湖を愛でながらバス停に向かっていたら、丁度バスが来てスムーズに奥多摩駅に戻ることができた。
コースの大半は樹林帯のため冬に歩く方が楽しいと思う。少なくとも夏に来るところではない。日照時間が長い春先なら三頭山までつなげるルートもありだなと思った。