(熊本)秋の市房山(1983)
- GPS
- 23:50
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,327m
- 下り
- 1,327m
コースタイム
10/10 6:50市房神社−10時ころ市房山山頂−12:20市房神社−14:10湯山登山口
天候 | 10/9 晴れ 10/10 晴れ |
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アクセス |
福岡―(JR)−人吉―(JR)−湯前−(バス)−湯山登山口 ※この1983年当時は、人吉から湯前までJRがまだ残っていた |
コース状況/ 危険箇所等 |
(この1983年当時、市房神社の一角が休憩舎となっていて、避難小屋代わりに使用することができた) |
写真
感想
【山行No 49】
※ 市房山は九州も南部にあり、福岡からはアクセスしにくい山だが、
連休を利用し、1泊2日で行ってみることにした。
ただし、この山は山小屋はないし、テントも持っていないので、
ガイドブックに書いてあった、市房神社の休憩舎で1泊の予定とした。
10月9日(日)
・今日はほとんどが移動に費やす日。
朝6:30博多駅発の鈍行電車で出発。熊本、八代、人吉と鈍行を乗り継ぎ、行く。
12:50-13:42 湯前駅
・ようやく6時間をかけて、登山口のある駅に到着。
ここからバスで登山口へ。
14:20 湯山
・ここから登山開始。すでに時刻は午後2時を過ぎている。
目の前には目指す市房山がそびえているが、山頂部は雲をかぶっていて重々しい姿だ。
・途中、キャンプ場を通過。管理人がいるかと思っていたが不在で、なんだか荒れた感じの場所だった。
テントを持っていたならここでテント泊とするところだが、テントはまだ持っていないのでしょうがないナ。
・その先からいよいよ山道に入る。日曜日の午後なので、下山する人が多い。
自分だけこんな時刻に登っているので、何人からは「今からですか?」
と不審げに問われるが、途中で泊まる予定だと説明する。
16:10 市房神社(休憩舎)着
・ガイドブック(アルペンガイド 九州の山(1981))では、
「広い参籠堂には30人ほど宿泊できる」とあったので、あてにしてきたのだが、
避難小屋のようなものではなく、がらーんとした土間があるだけの空間。
これは・・・(汗)、と思ったが、仕方がないので、散在している折りたたみ椅子を並べて
ベット代わりとし、そのうえに銀マット、夏用のシュラフをひいて寝床とした。
最初は自分一人しかおらず心細かったが、夕方に2名ほどやってきて、少しは安心できた。
10月10日(月)
・朝6時前に起きて外を見る。空は灰色とも青色ともつかない色で、ただ風だけが
ゴウゴウとなっていて、木々がざわめいている。
明るくなってくると、空は青空なのが解りほっとした。
6:50 市房神社発
・シュラフやコンロ類はおいて、サブザックで出発する。
・道はともかくもまっすぐと山頂に向かっており、視界はあまりない。
黙々と登る感じ。上部はスズタケが背の高さより高く生い茂っていた。
10時頃〜11時頃 市房山山頂(標高=1722m)
・山頂はさすがに展望が良い。西の人吉盆地は低い雲海が広がっている。
南ははるかに、霧島連山の韓国岳がみえた。北には岩峰の二つ岩が結構立派な姿で立っていた。
・山頂部より北への稜線を少し進むと「心身の橋」というビューポイントに着いた。
岩場としては大したことはなかったが、眺めは良かった。
・山頂で展望を満喫したので、来た道を戻る。急な道なので、下りは早い。
12:20-13:00 市房神社
・軽く、本日の第二食目を食べ、残しておいた荷物を背負い、下山にかかる。
14:10 湯山
・麓に到着。振り返ると市房山が大きいが、早くも山頂部は雲に覆われていた。
・このあとは、往路と同じく、湯前駅からJRへ乗り、人吉、熊本経由で福岡に戻った。
・博多駅に22時過ぎにようやくもどったら、事件発生。
駅前に停めていたバイクが無い!どうやら盗まれたようだ。
意気消沈して、バスで自宅へと戻った。なんだか後味の悪い登山だった。
※バイクは警察に盗難届けを出しておいたら、1週間ほどして見つかった。
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