(過去レコ)飯豊山


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,166m
- 下り
- 2,164m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
飯豊山は福島・新潟・山形県にまたがる非常に大きな山塊である。
福島県喜多方市の川入集落から登るつもりで県道を奥へ入っていたら、小白布沢沿いの林道は、山形県との県境方面は工事中だった。
栗の沢右岸の登山口方面は林道終点まで入れた。
1時間半ほどで横峰小屋跡に着き、川入キャンプ場からの登山道と合流する。
ここまでは歩きにくくはなかったが、凄い急登の尾根だった。
三国岳へは岩稜のやせ尾根で急登だが、見晴らしは良かった。
三国岳まで登って初めて本山小屋のある一ノ王子が見え、実川を挟んで対峙する飯豊連峰最高峰の大日岳が素晴らしい眺めだった。
三国岳は山名どおり三県の境界のピークである。
好天で日差しが強く、三国岳以降は木陰のない好展望の尾根だったのでのどが渇き、切合小屋では管理人に断って水をごくごく飲む。
草履塚は好展望のピークで、急坂を下ったコルには姥権現という地蔵があり、遠くからでもよく見える真っ赤な服を着せられ、とっても可愛かった。
御秘所の岩稜は右側が絶壁。意味深な地名だが、山岳信仰に由来するらしい。
石積みのある一ノ王子から飯豊本山まではほとんど平坦で幅広の稜線歩き。
9時20分、6時間近く要して登頂。単独行二人がいた。
近くでは大日岳、遠くでは尾瀬や日光の山が見えた。よく晴れ、ガスはどの山にもない。
会津磐梯山や猪苗代湖、新発田市街や佐渡島も微かに見えていた。
単独行二人が去り、その後に来た単独行のおじさんと話をし、頂上には30分程いた。
切合小屋は泊り客が多いのか、賑やかだった。
休憩込みでCTより少し早く、15時前に下山する。
今回の山行は頂上や稜線からの好展望もさることながら、咲き乱れる色んな花が実に綺麗だった。
曇り空で展望が楽しめないと仮定しても、精一杯咲いている可憐な高山植物を見るだけで、この山に苦労して登る甲斐があるだろうと思う。
登山者は三日前の槍ヶ岳に比べれば格段に少なかった。
飯豊連峰はどの登山口から上がっても油を絞られるようだ。
【40730歩】
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