記録ID: 28815
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沢登り
丹沢
表丹沢/水無川本谷〜源次郎尾根下降
2008年09月15日(月) [日帰り]
- GPS
- 06:40
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 933m
- 下り
- 933m
コースタイム
戸沢7:55
水無川本谷
12:25塔ノ岳13:00
源次郎尾根下降
14:40戸沢
水無川本谷
12:25塔ノ岳13:00
源次郎尾根下降
14:40戸沢
天候 | 早朝雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■水無川本谷 ・遡行グレード 1級上(2級には及ばす) ・最初の堰堤・・・右岸鎖場を高巻くか、堰堤左隅のえぐれを攀じる。 ・F1・・・右岸鎖沿い。教蕁初心者がいるならFIX等確保しましょう。 または流芯左壁を登れる。卦蕁 ・F2・・・流芯左の鎖沿い。-。濡れるのが嫌なら左壁を登れる。 落ち口上左に支点×2、残置スリング。 ・F3・・・右岸の残置ロープ&鎖沿いに高巻く。鎖のトラバースは落ち口に 向かい斜下降しているので、滑落注意。ディジーチェーンなどで セルフ掛け替えか、FIXロープにセルフ取りながらね。 ・F5・・・左岸鎖沿い。卦蕁初心者は要確保。この上に書策新道が横切る。 ・F6・・・右岸を小さく高巻くか、左岸ハングしたコーナーを登る。A0+。 A0する残置スリングは相当古いので、思い切り引かないで。 リードが抜けたら確保した方がよいでしょう。 ・F8・・・2段35m大滝。右側の少し脆いルンゼを登り、残置ロープ沿いに 約40m登って左にトラバース。1-2箇所足元が脆い部分があり、 確実に。小尾根を乗り越して沢床に向かう踏み跡を下降し、落ち口 上部に出る。 ・F9・・・F8を越え金冷ノ沢(看板あり)を左に見送り、最初に右から 入ってくる支沢(小滝で出合う)を見送ると二俣。右沢にF9が 見える。F9は手前右側から尾根に乗り高巻く。 ・詰め・・・F9を越えしばらくすると水涸のゴーロ帯。今回最後は左の小尾根 の踏み跡を拾い、塔ノ岳東側100mに出た。 ■源次郎尾根(要コンパス、1/25000地形図及びその正しい使い方) 花立山荘の上部50mほどから笹の踏み跡を拾い、源次郎沢の詰めでもある 展望のよい赤岩へ。赤岩手前で左に降りる踏み跡を下る。 上の草原に降りたら、なるべく左側を下降する(藪あり)。 草原の下端から真ん中のザレ場を下降した場合は、約30mすると左へ伸びる 踏み跡があるので、これを見逃さないように。真っ直ぐ降りると最後は源次郎 沢の中間部に落ちている。そうなると懸垂下降が必要。 下の草原を過ぎると植林帯に入る。真ん中左寄りに森林作業用の踏み跡が何と なくジグザグと降りている。左に支尾根も出てくる。 1080m地点で尾根が分派している。右尾根に入ると源次郎沢F2辺りに落ちる。 正しくは左尾根で、規則正しく並んでいる植林帯を下る。左尾根の左寄りは 間伐による倒木があるので、右寄りがよいと思う。 一旦平らになり尾根が分派しているので、ここは右尾根へ。更に小さな平地 も右へ。少し下ると書策新道へ飛び出す。 ■携帯通話調査(ドコモSO902iwp+ FOMA) ・水無川本谷F2 1-2本 通話OK ・同 F3 圏外 通話不可 ・同 F5 2本 通話OK ・同 書策新道 2本 通話OK <注意> 源次郎尾根を下降する場合、中間部まで非常に太い尾根であり 間違うことが多い尾根です。 読図力に長けていないと降りてはいけません。 よくある間違いは、源次郎沢の途中(特にF2とF1の間)に降りてしまうケース。 ここは10m近い崖の上で、末端近くの木はあてにならず 懸垂下降するには少し上部のしっかり生きている木を使うことになります。 したがって40m程度のロープと懸垂下降できる装備および技術が必要です。 正しく降りれば書策新道に合流します。 中間部で植林帯に入ったらあとの植生はずっと植林帯です。 南側の広葉樹林になってしまったら間違った尾根を下降しているとみてよいでしょう。 |
ファイル |
(更新時刻:2008/09/14 22:21)
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