【シーズン開幕!笈ヶ岳、残雪期限定の200名山】shirayamaさんとまさかの再会
- GPS
- 09:07
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,807m
- 下り
- 1,801m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:04
天候 | 朝早いうちくもり その後快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
野猿公園から先の道はとにかく急坂、トラロープやら木の根をつかんで登りますが、怖いのは降り、疲れた足にこの降りはこたえる 冬瓜山のピークにあるナイフリッジは積雪が多かったこともあって朝のうちはすんなり通れました。気温高くなってくると踏み抜き注意 アイゼンは持参しましたが結局使いませんでした(午後は雪が腐ってゴボるので不要) |
写真
感想
やっと登山解禁でございます。長い長い冬山禁止令が解かれ、このたびはれて登山再開となりました
開幕一発目、どこにしようか、北アもいいけど地元の白山もいいしな
連休も前半、後半とあるし、2つくらいは登りたい
以前から気になっていたのが残雪期しか登れないという笈ヶ岳
うん、メジャーな北アルプスもいいけど、まずは地元の山で足慣らし
アプローチも楽だし、天気見てからでもOK
で、連休中日の28日、天気予報もまずまず。これは行くしかない
5時頃車は一路中宮温泉へ、空が明るくなってきたが、目指す山は上空が曇り空
おやおや、天気予報は山の天気までは正確に当てられない
しかし、ガスってる中、登山道のない山に登るのはちょっと気が引ける
どうしようか思案しながら、駐車場に到着。なんと駐車場は満車。それも県外ナンバーばかり、さすが200名山
まぁ、頑張りますか、そのうち天気も良くなるかもしれないし
気を取り直して出発
野猿公園まではほぼフラットな道。沢を渡渉していよいよ急登にとりかかる
しかしこの登山道はきつい。トラロープで補助してくれてあるけど尾根も細い上に急傾斜、帰りが思いやられる
あえぎながら稜線に出るとそこからは白山の雄大な眺め
いやー、こんな角度からの白山見たことないし、それになんといっても天気が良い
朝のうちガスっていたけど、陽がのぼるにつれて青空が広がってきた
半年ぶりの登山、やっぱり山はいいね
そのうち笈ヶ岳が左手に見えてきた
なんて雄大な姿だ、写真とでは迫力が違う、まさに鶴が羽を広げたような姿
なんで登山道もない山が200名山?
と思っていたが、なかなかどうしてこれは姿がいい
冬瓜山の頂上からは白山も笈ヶ岳も見渡せる360度の眺望
頂上はナイフリッジ、雪が着いているのでそれほどでもなかったが、これは雪がなかったら相当怖い
この辺は一昨日の降雪がパウダー状で残っていて冬山気分
多くの登山者は冬瓜平経由で笈を目指すらしく、冬瓜山はあまり人がいない
次なるピークのシリタカ山を目指す
シリタカ山からは笈ヶ岳がその山容をますます大きく見せてくれる
この先、鞍部へ大きく降り、冬瓜平からの道を合わせて小笈へ突き上げていく
冬瓜平からの合流点、休憩している人たちに挨拶を交わす、最後の方に挨拶しようとしたその時、その方のトレッキングポールが目に入った
どうってことのないBDのポールだったが、おやー、これってヤマレコで見覚えあるぞ、ひょっとしてshirayamaさん!?
ひょいっと顔を見上げると、そこにはまぎれもないshirayamaさん、一昨年の北アルプスで偶然山小屋が一緒になって、同郷ってことがわかって意気投合
一宿一飯の関係だったけど、その後ヤマレコ通して近況を交換する関係になった
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-128696.html
その方とこんな形で再会することになろうとは、何たる偶然
2年前に一度お会いしただけだが、忘れることなく顔を見ただけでお互いわかった
いやー、こんなことあるんですね、当然ここから先ご一緒させていただくことに
ひとりの辛い登山が急に楽しいものに変わった。小笈の急登もなんだかんだと話しながら登れば辛さも忘れる
shirayamaさんは昨年の春の白山でろっ骨骨折の重傷を負われたが、その後回復されて今では以前と変わらず山に行かれているとのこと
よかったよかった
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-188598.html
逆に私の方が、半年ぶりの登山でふとももがパンパン。あの攣りそうないやーな感じを右足に感じつつだましだまし登っていた
もう笈ヶ岳本峰が目の前というところで、右足が滑りずるっとなったところで、ビーンと痙攣
あちゃー、やっちまった。うずくまることもできずその場で固まってしまった
shirayamaさんに先に行ってくださいというと、その場でザックを降ろしてなにやらがさごそと取り出してきた
じゃーん、コムレケア〜(←小●製薬の痙攣のクスリ)
すげー、なんて用意周到、shirayamaさんのザックはドラえもんのポケットかww
なんでもキナバル登山の際に、連れの方が持参していてその効き目にビックリして携行しているのだそう
私もさっそく頂いて飲んでみる。するとどうだろう、さっきまで突っ張って全く動かすことができなかった右足が、クスリを飲んで3分ほどで普通に曲がるようになった
shirayamaさんありがとう〜、あなたがいなかったら登頂は断念せざるをえなかったかも、というか遭難まがいになっていたかも
この場を借りて感謝申し上げます
そして自分の準備不足に喝!
今日は久しぶりの登山とはいえどうかしている、時計は忘れる、登山靴のインナーソールは忘れるで忘れものだらけ(インざーソールは偶然車に積んでいたランニングシューズので代用)、気合い入れなおしだ
笈ヶ岳の頂上で真っ青な360度の眺望を楽しんだら、その下の稜線でランチ
といってもセブ●イレブ●のお弁当ですがね
この青空の下で食べるとなんでも美味いんですよ
今日はいい天気だわ、御岳、乗鞍、北アルプスが一望できる
こんな日に登れて幸せだ
1時間近く休憩して、さて下山
今日は秘密兵器を持ってきたのだ、じゃーん、ヒップソリ〜(ドラえもん風)
これまた偶然、shirayamaさんもヒップソリ持ってきていて二人で尻セードで降る
はやいはやい、ちょっとした斜面ならこの方が断然速い
ヒップソリいいわ、今度から必携だなww
降りはお互い往路とは違ったルートで下山、私は冬瓜平から、shirayamaさんは冬瓜山経由、登山口で待ち合わせて下山後温泉へ
登山口にほど近いところにある中宮温泉、ひなびた山里の温泉で、胃腸に効く温泉として地元では昔から湯治場として利用されていたらしい
私は初めて入りましたが、源泉かけ流しのちょっと熱めのお湯は登山で疲れた体にちょうどよかったです
思いがけずshirayamaさんと偶然の再会を果たせたとても想いで深い山行となりました
今年も登山頑張るぞ〜
コメント
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ぼく、ドラえもん 笑
ホントに凄い偶然でしたね
おかげで楽しい山行になりました
こちらこそ、箸ありがとうございました
あれだけ背負っていながら、箸がないとは 笑
今年は船窪行きましょうね
いやー、のび太くんです
ほんと助けていただきました
やっぱ山は何が起こるかわからないですからね、特に登山道も水場もない山では装備が大切だと痛感しました
船窪楽しみです。ぜひ針ノ木古道からいきましょう
sakuraさん レポ久し振りですねぇ・・
奥様からの命題で『雪山はダメ』とお聞きしていましたが、残雪期はOKになったんですか?
しかしコムレケアって中々使えそうですね
去年の富士登山競争で脚が攣って暫く動けなかったんですよ。
これを5合目辺りで服用すればGoodな気がしてきました。
明日から涸沢カールでマッタリとして来ます
今シーズンも宜しくです
雪山ってたぶんわかってないかも
春になったから山行ってくるわ、って出かけます
帰って荷物の整理してたらピッケル見つけて、
「これ、なんなん?」
って聞かれたので、
「山歩いてたらな、珍しい石とかあるやろ!?それ掘り起こす道具や」
って答えておきました。たぶんとっくにばれてると思いますがww
明日から涸沢ですか?うらやましー
追記
予防という意味ではロキソニンもいいですよ
特に医者から処方してもらうやつは効果もgoodです
腸脛靭帯炎がひどくて医者に行ったとき処方してもらいました
スタート30分前に飲めと、ドーピングにはならんからと言われました
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