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Yamareco

記録ID: 289416
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南アルプスの女王と日本アルプス屈指の名峰へ「仙丈ケ岳&甲斐駒ヶ岳」

2013年04月27日(土) ~ 2013年04月28日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
19:37
距離
28.4km
登り
2,847m
下り
2,942m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目:
07:03 歌宿
09:00 北沢駒仙小屋のテント場 10:30
11:20 仙丈ケ岳2合目
11:43 仙丈ケ岳4合目
12:05 大滝ノ頭5合目
13:43 小仙丈ケ岳
14:13 仙丈ケ岳へ向かう途中で撤退
14:30 小仙丈ケ岳
16:22 北沢峠
16:33 北沢駒仙小屋のテント場

2日目:
05:40 北沢駒仙小屋のテント場
06:14 仙水小屋
06:43 仙水峠
08:32 駒津峰
10:11 甲斐駒ケ岳 10:40
11:31 駒津峰
12:36 仙水小屋
13:00 北沢駒仙小屋のテント場(撤収&休憩で14:30)
16:00 歌宿
天候 1日目 とんでもなく強風
2日目 雲ひとつない快晴
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道:伊那ICから仙流荘の先にある南アルプス林道バス無料駐車場
(ちなみに大阪の自宅から約5時間でした。高速道路は渋滞なし。)
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは仙流荘バス停にあります。紙も筆記用具もありました。

この時期の仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳の状況ですが、
例年に比べて雪が多いそうです。(小屋の管理人さんに聞きました。)

・歌宿〜北沢峠
舗装された林道歩きです。雪は日陰のところはあります。
日中に解けた雪が朝には凍っている箇所があるので注意です。

・北沢峠〜仙丈ケ岳方面
6合目までは雪は多く普通の冬山です。それ以降はクラストしているので傾斜が急なところで滑らないように。踏み抜くことはほとんどなかったので、アイゼンのみで。スノーシューやワカンは不要とおもわれます。小仙丈ケ岳より先は狭いナイフリッジもあるので注意です。

・北沢峠〜仙水峠
普通の緩い傾斜の冬の登山道

・仙水峠〜駒津峰
傾斜がややあります。また、雪は多めです。冬の登山道だとおもいます。
駒津峰の手前ぐらいで雪がない箇所がありましたが、アイゼン装備で。

・駒津峰〜甲斐駒ケ岳
六万石までの間は急な斜面で狭い尾根になるので滑落注意です。
また、六万石から山頂までは直登します。(トラバースするルートはこの時期は危険だそうです。)
岩登りをしますが、アイゼンをつけたまま登るので雪がないところでは足元が不安定になるので注意です。また、ここでも滑落注意です。

温泉は仙流荘です。(600円)ちなみに帰りのバスで案内してました。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘のバス停です。
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仙流荘のバス停です。
バスに揺られて歌宿まで。天気予報では晴れだったとおもうのですが・・・
2013年04月27日 06:51撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 6:51
バスに揺られて歌宿まで。天気予報では晴れだったとおもうのですが・・・
南アルプス林道を歩きます。歌宿より上はこのように残雪が残っているところもあります。
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南アルプス林道を歩きます。歌宿より上はこのように残雪が残っているところもあります。
お? 甲斐駒ヶ岳かな??
2013年04月27日 08:45撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 8:45
お? 甲斐駒ヶ岳かな??
ようやく北沢峠です。テン泊予定の北沢駒仙小屋はもうちょっと先です。
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ようやく北沢峠です。テン泊予定の北沢駒仙小屋はもうちょっと先です。
北沢駒仙小屋のテント場です。まだ雪が残ってました。テントを設営して仙丈ケ岳に向かいます。
2013年04月27日 10:17撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 10:17
北沢駒仙小屋のテント場です。まだ雪が残ってました。テントを設営して仙丈ケ岳に向かいます。
2合目と4合目の間でちらりと北岳が見えました。
2013年04月27日 11:27撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 11:27
2合目と4合目の間でちらりと北岳が見えました。
6合目よりちょっと標高をあげたところで強風のためしばし待機です。その合間にアサヨ峰と鳳凰三山です。
2013年04月27日 12:16撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 12:16
6合目よりちょっと標高をあげたところで強風のためしばし待機です。その合間にアサヨ峰と鳳凰三山です。
晴れたりガスがかかったりでした。ただ、強風はおさまらず。。
2013年04月27日 12:36撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 12:36
晴れたりガスがかかったりでした。ただ、強風はおさまらず。。
先に進むか悩みながら、雲の切れ間を狙って北岳です。
2013年04月27日 12:58撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 12:58
先に進むか悩みながら、雲の切れ間を狙って北岳です。
おおおおっと、奥に富士山が見えました。
2013年04月27日 13:20撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 13:20
おおおおっと、奥に富士山が見えました。
なんとか小仙丈ケ岳まではやってきました。
2013年04月27日 13:45撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 13:45
なんとか小仙丈ケ岳まではやってきました。
小仙丈ケ岳からは狭い強風とガスでちょっと困りました。
2013年04月27日 13:46撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 13:46
小仙丈ケ岳からは狭い強風とガスでちょっと困りました。
仙丈ケ岳はここから降り登るだけのようなのですが、ちらりと先が見えたときにナイフリッジのようでしたし、危険なので引き返します。
2013年04月27日 14:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 14:13
仙丈ケ岳はここから降り登るだけのようなのですが、ちらりと先が見えたときにナイフリッジのようでしたし、危険なので引き返します。
プチラッセルの跡です。右側は雪庇なので踏み抜かないように。。
2013年04月27日 14:20撮影 by  DSC-WX50, SONY
4/27 14:20
プチラッセルの跡です。右側は雪庇なので踏み抜かないように。。
ガスが晴れると、北岳や間ノ岳が見えるんですけどねぇ。
2013年04月27日 14:29撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 14:29
ガスが晴れると、北岳や間ノ岳が見えるんですけどねぇ。
引き返し、奥に小仙丈ヶ岳です。
2013年04月27日 14:29撮影 by  DSC-WX50, SONY
4/27 14:29
引き返し、奥に小仙丈ヶ岳です。
富士山が心霊写真のように見えるのは気のせいかな?
2013年04月27日 14:36撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 14:36
富士山が心霊写真のように見えるのは気のせいかな?
また、ガスがかかってきました。
2013年04月27日 14:40撮影 by  DSC-WX50, SONY
4/27 14:40
また、ガスがかかってきました。
小仙丈ケ岳直下の急斜面を私がつけた尻セードの跡です。
2013年04月27日 14:47撮影 by  DSC-WX50, SONY
4/27 14:47
小仙丈ケ岳直下の急斜面を私がつけた尻セードの跡です。
もう引き返しながら、左は甲斐駒ヶ岳(山頂みえず)、正面がアサヨ峰、右が鳳凰三山です。
2013年04月27日 14:53撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 14:53
もう引き返しながら、左は甲斐駒ヶ岳(山頂みえず)、正面がアサヨ峰、右が鳳凰三山です。
北沢駒仙小屋のテント場にテントが建てられているのが肉眼では確認できました。
2013年04月27日 14:55撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 14:55
北沢駒仙小屋のテント場にテントが建てられているのが肉眼では確認できました。
結局、右の甲斐駒ヶ岳の山頂の雲がない姿を見ることできず。左は鋸山です
2013年04月27日 15:06撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 15:06
結局、右の甲斐駒ヶ岳の山頂の雲がない姿を見ることできず。左は鋸山です
北沢駒仙小屋です。
2013年04月27日 16:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 16:33
北沢駒仙小屋です。
テン場にはテントが増えてました。。
2013年04月27日 16:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 16:33
テン場にはテントが増えてました。。
テン場から小仙丈ケ岳を眺めて1日目は終りです。
2013年04月27日 17:29撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/27 17:29
テン場から小仙丈ケ岳を眺めて1日目は終りです。
2日目、朝起きると・・・とんでもなく空は真っ青です。
2013年04月28日 05:40撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 5:40
2日目、朝起きると・・・とんでもなく空は真っ青です。
テン場からは甲斐駒の摩利支天も見えます。
2013年04月28日 05:40撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 5:40
テン場からは甲斐駒の摩利支天も見えます。
仙水峠に向かう途中で、振り返り仙丈ケ岳を眺めます。昨日もこんな天気だったらなぁ〜
2013年04月28日 06:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 6:33
仙水峠に向かう途中で、振り返り仙丈ケ岳を眺めます。昨日もこんな天気だったらなぁ〜
仙水峠です。ここからは急登です。
2013年04月28日 06:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
4/28 6:43
仙水峠です。ここからは急登です。
仙丈ケ岳です。
2013年04月28日 07:31撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 7:31
仙丈ケ岳です。
仙丈ケ岳をアップにしてみました。なんかくやしいのは気のせいでしょうか。
2013年04月28日 07:31撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 7:31
仙丈ケ岳をアップにしてみました。なんかくやしいのは気のせいでしょうか。
鳳凰三山です。(違ってたらすみません)
2013年04月28日 07:31撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 7:31
鳳凰三山です。(違ってたらすみません)
空は青いなぁ。
2013年04月28日 07:34撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 7:34
空は青いなぁ。
左が甲斐駒ヶ岳、右が真利支点です。迫力がありますね。
2013年04月28日 08:05撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 8:05
左が甲斐駒ヶ岳、右が真利支点です。迫力がありますね。
今日も富士山が見えました。
2013年04月28日 08:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 8:13
今日も富士山が見えました。
お、中央アルプスも見えましたね。
2013年04月28日 08:29撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 8:29
お、中央アルプスも見えましたね。
ようやく、駒津峰に到着です。
2013年04月28日 08:32撮影 by  DSC-WX50, SONY
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ようやく、駒津峰に到着です。
駒津峰にて、鋸岳の後ろに北アルプス・・・
2013年04月28日 08:32撮影 by  DSC-WX50, SONY
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駒津峰にて、鋸岳の後ろに北アルプス・・・
駒津峰にて。左から中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳。
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駒津峰にて。左から中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳。
正面の尖った山は北岳です。
2013年04月28日 08:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
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正面の尖った山は北岳です。
2013年04月28日 08:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
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駒津峰から甲斐駒ヶ岳へ。せっかく登ったのにいったん降るようで。
2013年04月28日 08:34撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 8:34
駒津峰から甲斐駒ヶ岳へ。せっかく登ったのにいったん降るようで。
ど迫力の甲斐駒ヶ岳なんですが、この岩場を登るのですね。
2013年04月28日 08:51撮影 by  DSC-WX50, SONY
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ど迫力の甲斐駒ヶ岳なんですが、この岩場を登るのですね。
甲斐駒ヶ岳が迫ってきます。(いや、私が近づいているのか)
2013年04月28日 08:56撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 8:56
甲斐駒ヶ岳が迫ってきます。(いや、私が近づいているのか)
ようやく甲斐駒ヶ岳山頂です。
2013年04月28日 10:11撮影 by  DSC-WX50, SONY
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ようやく甲斐駒ヶ岳山頂です。
三角点です。
同じく山頂にて。
2013年04月28日 10:30撮影 by  DSC-WX50, SONY
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同じく山頂にて。
バナナ食べたわけではなく、昨日使いどころがなくて持ってきたのですが、痛んでしまって皮をむいたら折れちゃいました。後ろは仙丈ケ岳。
2013年04月28日 10:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 10:13
バナナ食べたわけではなく、昨日使いどころがなくて持ってきたのですが、痛んでしまって皮をむいたら折れちゃいました。後ろは仙丈ケ岳。
さて、360度の大パノラマが・・まずは鳳凰三山の後ろに富士山です。
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さて、360度の大パノラマが・・まずは鳳凰三山の後ろに富士山です。
富士山をアップにします。ここからぐるりと一周します。
2013年04月28日 09:56撮影 by  DSC-WX50, SONY
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富士山をアップにします。ここからぐるりと一周します。
白根三山です。中央は、北岳〜
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白根三山です。中央は、北岳〜
白根三山と仙丈ケ岳。
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白根三山と仙丈ケ岳。
仙丈ケ岳と中央アルプス。
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仙丈ケ岳と中央アルプス。
中央アルプスと御嶽山と乗鞍岳。
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中央アルプスと御嶽山と乗鞍岳。
中央アルプスと御嶽山と乗鞍岳。
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中央アルプスと御嶽山と乗鞍岳。
乗鞍岳と北アルプスです。
2013年04月28日 10:18撮影 by  DSC-WX50, SONY
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乗鞍岳と北アルプスです。
八ヶ岳も。
2013年04月28日 10:18撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 10:18
八ヶ岳も。
名残惜しいのですが、下山します。
2013年04月28日 10:23撮影 by  DSC-WX50, SONY
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名残惜しいのですが、下山します。
下りのほうが、私は楽かな〜
2013年04月28日 10:39撮影 by  DSC-WX50, SONY
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下りのほうが、私は楽かな〜
よく登れたな〜
2013年04月28日 11:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
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よく登れたな〜
駒津峰を降ります。
2013年04月28日 11:41撮影 by  DSC-WX50, SONY
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駒津峰を降ります。
甲斐駒ヶ岳 ありがとう
2013年04月28日 11:46撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 11:46
甲斐駒ヶ岳 ありがとう
南アルプス林道を歩きます。帰りはすごーーく長く感じました。
2013年04月28日 14:53撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 14:53
南アルプス林道を歩きます。帰りはすごーーく長く感じました。
歌宿より、鋸岳です。
2013年04月28日 16:00撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 16:00
歌宿より、鋸岳です。
南アルプス林道バスの中にて、見納めの仙丈ケ岳です。
2013年04月28日 16:39撮影 by  DSC-WX50, SONY
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4/28 16:39
南アルプス林道バスの中にて、見納めの仙丈ケ岳です。

感想

ゴールデンウィークの遠征第一弾です。
4月25日より南アルプス林道バスが歌宿までいくので、
北沢駒仙小屋のテント場を起点として1日目は仙丈ケ岳、2日目は甲斐駒ヶ岳へ。
これなら、テント場に荷物を置いて軽量で登山できるかなと思い計画しました。

さてさて、
午前2時半に仙流荘に到着し、仮眠を取ってバスの出発時間に備えます。
起きてバス停に行くと、
南アルプス林道バスが歌宿まで開通した始めての週末&ゴールデンウィークということなのでしょうか。
警察の方が啓蒙活動をしていました。(っていうか状況は先週の八経ヶ岳と似てますね。)
なお、始発のバスは2台でした。

歌宿から北沢駒仙小屋のテント場まで南アルプス林道を歩きます。
若干凍結箇所もありますが、舗装道路なので
テン拍用のバックパックの重みでも割と早めに到着できました。

小屋で500円払って、テントを設営します。
さりげなく、最近山岳登山用に購入してからきっちりと
建てたことはなかったので手間取りました。
小さなバックパックに必要最低限のものを入れて出発します。

仙丈ケ岳の2合目から4合目付近で、
同じバスに乗った日帰りの方が続々と下山してきます。
「そんなに早く山頂までいけるのでしょうかねぇ。。」と疑問に
おもいながらの6合目の森林限界にて疑問が解けました。

強風です。いったん6合目付近に留まっていましたが、
後から来た方も続々と6合目で下山していきました。
私も下山しようかな〜とおもったところ、
途中で抜いた方が追いつき、せっかくなので小仙丈ケ岳まで
いこうということになりました。

たしかに強風ですが、
稜線は広いためこの時点では滑落も心配なさそうなため進みます。
なんとか小仙丈ケ岳までは強風の合間を縫っていけましたが
ここから先の稜線は狭く、途中で断念しました。
展望のないピークにいってもいまいちですし、
次の機会に行けばよいですし、明日もありますから。。
ということで下山しました。

さて、2日目ですが、起きてテントから出てみると
いやいや、真っ青な空じゃないですか。気分は高まります。
テン場から仙水峠までは緩い登りです。。
が、仙水峠から駒津峰までは急登です。
雲が出てくる前に山頂へ行きたいのですが、
前日の疲れなのかペースは上がりません。

それでも、樹林帯を過ぎてくると景色もよいため、焦らず休憩を入れながら登ります。
ようやく駒津峰に到着しましたが、甲斐駒ヶ岳を見ると・・・
まだまだ、登りがあります。しかも、岩場・・・
私でもいけるのかなぁ〜と。。
さりげなく富士山も北岳も中央・北アルプスも見たので
満足してたりするので、もういいかと思いましたが
みなさん登っているので、ここは奮起一発で登りました。

おかげさまで、山頂に到着すると雲のな360度の大パノラマでした。
登って正解、がんばって正解だったのでした。
(正確にいうと北アルプスの北は見えてなかったです。)

山頂にもうちょっと居たかったのですが、
帰りのバスの時間があるので約30分で下山しました。

テントを撤収して、南アルプス林道を通って歌宿へ。
帰りの林道の長いことっていったらありませんね。

今回は初めての南アルプスでしたが、
とんでもなく経験値が増えたような登山だったのでした。
あ、景色もすばらしかったなぁ。

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コメント

お疲れ様でした〜!!
purasanさん、こんにちは〜

この時期にテント泊して両方狙われるとはパワフルですねえ
私も行きたいですが、そんな元気がイマイチ。。。

仙丈は残念でしたが、また行けますからね。
初バナナも傷んでてちょっぴり残念でしたけど、甲斐駒はいいお天気でよかったですね
2013/4/29 10:09
はじめまして。
purasanはじめまして、こんにちは。

私も、5/3〜5/5にかけて同じコースを行きます。
参考にGW中にヤマレコにアップされないかと待っていました!
参考になります。有難うございました(^O^)

林道にも雪があるのですね。。。
チェーンスパイクなどあった方が良いでしょうか?
よろしければ、アドバイスお願いいたします。
2013/4/29 12:02
purasanさん、はじめまして〜
仙丈ケ岳は残念でしたが甲斐駒ヶ岳からの眺望は最高ですね!

私達も2週間前に仙丈ケ岳に登った時、アプローチからずーっと甲斐駒ヶ岳のかっこいいお姿を眺めながらの登山でしたので
最高のお天気で登られてうらやましいです!

悪天、好天、テント泊と変化があって楽しい山行だったのが伝わってきました!
ではまた素敵なお山を
2013/4/29 14:21
コメントありがとうございます。
>FRESCHEZZAさんへ

テン場を基点として、山頂までは荷物を軽くできるのが大きいですね。
テント一式もって登るとなると仙丈ケ岳も甲斐駒ヶ岳もわりと急登なのでたいへんだったとおもいます。
おかげさまで甲斐駒ヶ岳は私の今までの登山で最高といってもいいほどすばらしいものになりました。

>leekoさんへ
林道は雪もあるところがありますが、私はアイゼンなしで歩きました。早朝だと凍っている箇所もあるので念のため、チェーンスパイクを持っていったほうがよいかもです。(アイゼンなしで転んだ人もいましたし)
なお、仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳への登山はみなさん12本アイゼンでした。
また、私の記録が参考になったとのことで幸いです。気をつけて行ってきてください。

>kamehibaさんへ

こちらこそはじめまして。
kamehibaの記録は事前にチェックさせていただき大変参考になりました。ありがとうございます。
仙丈ケ岳のピークまではいけませんでしたが、それを補うぐらいの晴天の甲斐駒ヶ岳を見ることができて興奮しきりでした。
下山時にはすれ違う人に「360度の大パノラマが待ってますよ〜」としきりに言ってました。お恥ずかしいかぎりです。
今回の登山はいろいろな経験ができてとても収穫があったのでした。
2013/4/30 22:03
最近の登山で会ったかも?
purasanさん、こんにちは!

帰りの林道で少し御一緒させていただいた方ですよね。

会話をしながらだと長い林道歩きもそれほど苦にならないので、
もう少し早くお会いしたかったです。

それにしても、初日の天候はひどかったようで仙丈は残念でしたね
あの天候 だと撤退も仕方なしというとこでしょうか。

今回が遠征第一弾ということは、第二弾もあるようで
すでに出発されているのかな、ではまたどこかの
2013/5/3 7:46
驚きましたよ〜
>ronさんへ

おはようございます。
歌宿までの林道を短い時間でしたが、
ご一緒させていただいたものです。

確かに帰りの林道は軽くなったはずのバックパックも重くて、距離も長く感じていたので、
私としても会話しながらなので楽しく歩かせていただきました。

ronさんの記録を見たときに、
このときの会話の内容と同じことが書かれていたので
「もしや・・・」と思いましたがびっくりしました。
このような出会いもあるというのは不思議なものですね。

また、いつかご一緒できる機会を楽しみにしております。ではでは。
2013/5/5 8:41
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