稲村ヶ岳
- GPS
- 08:42
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,388m
- 下り
- 1,389m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:36
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪少ない(山小屋から上はほぼ全面雪) |
写真
感想
以前、大峯奥駈道を歩いた時、トンガリが気になった。稲村ヶ岳はこの付近では雪山としても有名な山のようで、一度行ってみたいと考えていた。バス時間の都合で日帰りではせわしないため、雪山テント泊の練習を兼ねて行くことにした。予報によれば天気も良さそうだ。ザック重量は前回22kgで辛かったので、装備を20kgに絞り込んだ。と言っても厳冬期向けの練習なので、使わない防寒着やゴーグルも当然入っている。想定距離は20km、標高差は1200m(アタックザックでピークハント予定)で、余裕を持った計画。
[1日目]
遠いので移動時間は結構かかる。歩いている時間より長そう。洞川温泉からゆっくりと歩き始めたが、登山道をしばらく登ったところで腰が痛くなってきた。背筋が弱くなっているのか、ザックが上手く背負えていないのか... とりあえず、昼飯のサンドイッチをパクつきながら小屋まで一気に登る。しかし、雪が少なくアイゼン装着は小屋から上だけ。
小屋周辺では何組か食事中。小屋でテント料金を支払った後、アタックザックに切り替えて稲村ヶ岳を目指す。知らなかったのだが、見えていたトンガリは大日山と言うらしい。それにしても小型ザックは枝に引っかからなくて楽だ。稲村・大日と軽量装備で巡ったが、とにかく晴れていて気持ちがいい。大日山の山頂で般若心経を唱えたが、久々なので何度かつっかえてしまった。イマイチ。仕方ないので練習しながら小屋へ戻る。
小屋に着いた時は15:00過ぎだったため、既に誰もいなくなっていた。このためテント設営場所は選び放題。雰囲気はイマイチだが、風の影響が少なく、雪が残っていたトイレ近くに設営。案の定、夜中ずっと風の音がしていたものの、テントはピクリともせず。
[2日目]
朝起きると、テントが凍っていた。温度計を忘れてきたが-5℃以下か? 出発準備をし、パリパリしているテントを畳み、日の出とともに山上ヶ岳に向かう。昨日違和感があった腰は多少マシな気がする、慣れの問題かも。所々雪がないが凍っている箇所も多く、アイゼンは装着したまま。それにしても寒いので、しばらく指先が冷たかった。体が温まった頃にレンゲ辻へ到着。
ここから女人禁制門を抜けてアタックザックで山頂を目指す。ここは階段が多く、登りやすい。久々の大峰山寺。以前通った時は暑さで疲労し、夕暮れも近く、小笹ノ宿まで行けるか危ぶまれていたのを思い出す。でも今回は余裕で記念写真も撮影。あとはバスに間に合うよう一気に下山するだけ。しかし、洞川温泉は思ったより距離があり、意外と疲れた。
今回は装備の見直しだけなので、忘れ物やミスは少なかった。しかし、腰が痛いのと、アタックザックの荷物入れ替えに手間取ったのは良くない。また、練習で12本爪アイゼンを持って行ったが、やはり低山はチェーンアイゼンが便利。購入検討しますかね。あと、何かと当たったのかJetboilが凹んでしまった。山上でバーナーを取り出せず、かなり焦った。早々に修理せねば…
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