一ノ護王神社から都道を50mほど戻ると、南側に小さな祠があるので、ここから取付く。標高300m圏
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2/12 7:43
一ノ護王神社から都道を50mほど戻ると、南側に小さな祠があるので、ここから取付く。標高300m圏
祠の裏の急斜面を突き上げる。足場が悪い上、藪がうるさい
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2/12 7:45
祠の裏の急斜面を突き上げる。足場が悪い上、藪がうるさい
尾根筋に出れば微かながら踏跡が付いていた。露岩があるが簡単に巻ける。50度超えの急斜面をひたすら上へ
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2/12 7:58
尾根筋に出れば微かながら踏跡が付いていた。露岩があるが簡単に巻ける。50度超えの急斜面をひたすら上へ
標高差50m程を一気に登ると平坦地に出て一息つける
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2/12 8:02
標高差50m程を一気に登ると平坦地に出て一息つける
植林帯を登って行く。下草も無く、明瞭になった踏跡を辿る。ただしテープ類は無い
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2/12 8:22
植林帯を登って行く。下草も無く、明瞭になった踏跡を辿る。ただしテープ類は無い
なだらかなコブに着くと467.3mの三角点があった
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2/12 8:30
なだらかなコブに着くと467.3mの三角点があった
珍しく三角点の点名が木に下がっていた。大久野はこの麓の集落の大字らしい
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2/12 8:30
珍しく三角点の点名が木に下がっていた。大久野はこの麓の集落の大字らしい
しばらくは緩やかな尾根が続くので気分ものんびりする
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2/12 9:20
しばらくは緩やかな尾根が続くので気分ものんびりする
なだらかな490m圏コブを越え、隣の急な500m圏コブに上ると北側にネットが張ってあった
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2/12 9:39
なだらかな490m圏コブを越え、隣の急な500m圏コブに上ると北側にネットが張ってあった
見慣れた鹿柵とは違い「危険に付き立入禁止」の警告板がベタに貼ってある。でも、柵が倒れて踏跡はその内側に入って鞍部へ降りて行く
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2/12 9:41
見慣れた鹿柵とは違い「危険に付き立入禁止」の警告板がベタに貼ってある。でも、柵が倒れて踏跡はその内側に入って鞍部へ降りて行く
鞍部から急斜面を突き上げて痩尾根に乗ると、圧倒的な絶壁が目に飛び込んできた。高度差50mはあるだろうか
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2/12 9:46
鞍部から急斜面を突き上げて痩尾根に乗ると、圧倒的な絶壁が目に飛び込んできた。高度差50mはあるだろうか
写真の左端はこれから辿る痩尾根、右側は絶壁の左岩壁。両者でU字形を形成している
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2/12 9:47
写真の左端はこれから辿る痩尾根、右側は絶壁の左岩壁。両者でU字形を形成している
痩尾根上の踏跡を辿るが、右側は30mほどの垂直の壁。緊張する
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2/12 9:47
痩尾根上の踏跡を辿るが、右側は30mほどの垂直の壁。緊張する
しかし痩尾根上に低いながらも馬酔木の灌木が通せん坊。右の垂壁側はとても巻けない
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2/12 9:51
しかし痩尾根上に低いながらも馬酔木の灌木が通せん坊。右の垂壁側はとても巻けない
仕方ない尾根の左側に5mほど降り、落ち葉に覆われた不明瞭な巻道を辿る。張り出した灌木の枝が邪魔で梃子摺る
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2/12 9:53
仕方ない尾根の左側に5mほど降り、落ち葉に覆われた不明瞭な巻道を辿る。張り出した灌木の枝が邪魔で梃子摺る
巻き終わると踏跡は再び尾根筋へ戻るが、ざらざらな急斜面で滑りやすい
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2/12 9:57
巻き終わると踏跡は再び尾根筋へ戻るが、ざらざらな急斜面で滑りやすい
痩尾根上に戻り、木の根っこに気をつけながら尾根筋を辿る。右側に見える岩壁も最上部になったようで、そろそろ終わりらしい
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2/12 9:58
痩尾根上に戻り、木の根っこに気をつけながら尾根筋を辿る。右側に見える岩壁も最上部になったようで、そろそろ終わりらしい
岩壁の高さを越えたようだ。でも、ザラザラした急斜面を突き上げて行くので、ここで滑れば岩壁をダイビングすることになる
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2/12 10:02
岩壁の高さを越えたようだ。でも、ザラザラした急斜面を突き上げて行くので、ここで滑れば岩壁をダイビングすることになる
傾斜が緩まって一安心と思ったら、高さ5m、幅15m程の大岩が行く手を遮る。でも、右側から簡単に登れた
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2/12 10:11
傾斜が緩まって一安心と思ったら、高さ5m、幅15m程の大岩が行く手を遮る。でも、右側から簡単に登れた
この大岩の直ぐ上に鉄条網が張られていた。しかし1本だけ針金が切断されていたので楽に抜けられた。これは通過後の写真
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2/12 10:14
この大岩の直ぐ上に鉄条網が張られていた。しかし1本だけ針金が切断されていたので楽に抜けられた。これは通過後の写真
その直ぐ上で、尾根上の通行を規制するように鉄条網と木の間にロープが張られていた。これも通過後に振り返った写真
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2/12 10:16
その直ぐ上で、尾根上の通行を規制するように鉄条網と木の間にロープが張られていた。これも通過後に振り返った写真
さらに登って640m圏コブの直前で、またまた尾根の通過を遮るようにロープ。振り返ると「立入禁止」の赤い旗が下がっていた
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2/12 10:31
さらに登って640m圏コブの直前で、またまた尾根の通過を遮るようにロープ。振り返ると「立入禁止」の赤い旗が下がっていた
旗の下に錆びた警告板が転がっていた。この辺りは採石場の私有地なのかしら?でも、下から上って来たので立入禁止とは知らなかった
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2/12 10:31
旗の下に錆びた警告板が転がっていた。この辺りは採石場の私有地なのかしら?でも、下から上って来たので立入禁止とは知らなかった
平坦な640m圏コブに着いた。地形図ではここから緩やかな尾根を南南西に降りて行けば、楽に白岩山に着くはずだが・・・
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2/12 10:33
平坦な640m圏コブに着いた。地形図ではここから緩やかな尾根を南南西に降りて行けば、楽に白岩山に着くはずだが・・・
甘かった。またまた痩尾根。木の根が剥き出しの尾根筋を下って行く
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2/12 10:41
甘かった。またまた痩尾根。木の根が剥き出しの尾根筋を下って行く
またまた馬酔木が行く手を遮っているので左斜面に逃げるが、ザラザラな急斜面。滑りそうで緊張する
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2/12 10:46
またまた馬酔木が行く手を遮っているので左斜面に逃げるが、ザラザラな急斜面。滑りそうで緊張する
尾根筋に戻る。振り返ると木の根がタコ足のようだ
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2/12 10:47
尾根筋に戻る。振り返ると木の根がタコ足のようだ
痩尾根が終わって少し登ると「白岩山山頂」の小さな標柱が立っていた。どこが山頂なの?どう見ても尾根の一角に過ぎないが・・・
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2/12 10:53
痩尾根が終わって少し登ると「白岩山山頂」の小さな標柱が立っていた。どこが山頂なの?どう見ても尾根の一角に過ぎないが・・・
この先すぐにロンデン尾根と合流。破れた網の先に631.7mの三角点があり、「白岩山」と書かれた山名板が木に括られていた
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2/12 10:59
この先すぐにロンデン尾根と合流。破れた網の先に631.7mの三角点があり、「白岩山」と書かれた山名板が木に括られていた
でもこの山名板は疑問だらけ。小さく「違う、奥」と書かれ、2枚前の写真の地点を指しているの?さらに標高の3を8に書き変えているが、いい加減ではないの?
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2/12 11:00
でもこの山名板は疑問だらけ。小さく「違う、奥」と書かれ、2枚前の写真の地点を指しているの?さらに標高の3を8に書き変えているが、いい加減ではないの?
ここで右折し、良く踏まれた道を西に向かう。立入禁止の警告板がベタに貼られた網沿いに進む
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2/12 11:24
ここで右折し、良く踏まれた道を西に向かう。立入禁止の警告板がベタに貼られた網沿いに進む
金比羅尾根に合流し、本日初めて道標を見る。ちょっとだけ歩いたロンデン尾根は幸神方面と案内されている
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2/12 11:33
金比羅尾根に合流し、本日初めて道標を見る。ちょっとだけ歩いたロンデン尾根は幸神方面と案内されている
ここで日の出山に向かって右折。この道はハセツネ杯を懸けた山岳耐久レースのコースなので、良く踏まれている
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2/12 11:34
ここで日の出山に向かって右折。この道はハセツネ杯を懸けた山岳耐久レースのコースなので、良く踏まれている
本日の目的である麻生山が近づいて来た
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2/12 11:41
本日の目的である麻生山が近づいて来た
多くの人は日の出山を目指すので、麻生山には登らずに巻いて行く様だ。その巻道分岐を右へ
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2/12 12:05
多くの人は日の出山を目指すので、麻生山には登らずに巻いて行く様だ。その巻道分岐を右へ
一度東尾根に出てから尾根筋を登る。頂上直前は右側が伐採されて明るい
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2/12 12:26
一度東尾根に出てから尾根筋を登る。頂上直前は右側が伐採されて明るい
麻生山の頂上に着いた。立派な山名杭が建っていた
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2/12 12:30
麻生山の頂上に着いた。立派な山名杭が建っていた
その近くに可愛い山名杭。この会が打った杭を随所で見かけた
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2/12 13:36
その近くに可愛い山名杭。この会が打った杭を随所で見かけた
展望の良いベンチが2基。でも青梅市街地は霞んで見えない
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2/12 13:37
展望の良いベンチが2基。でも青梅市街地は霞んで見えない
頂上から尾根筋を北西に降りると南側で分かれた巻道と合流。ここで白岩の滝方向へ右折
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2/12 13:47
頂上から尾根筋を北西に降りると南側で分かれた巻道と合流。ここで白岩の滝方向へ右折
水平道を100m程進むと北東尾根の下降点。この道標の裏手に入る。745m圏
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2/12 13:50
水平道を100m程進むと北東尾根の下降点。この道標の裏手に入る。745m圏
尾根筋は明瞭、踏跡は明確、テープもベタに付いているので、ルート探索は気楽
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2/12 13:52
尾根筋は明瞭、踏跡は明確、テープもベタに付いているので、ルート探索は気楽
北西方向、木の隙間から隣の日の出山が望めた。既に2度登っているので今回はパス
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2/12 13:55
北西方向、木の隙間から隣の日の出山が望めた。既に2度登っているので今回はパス
650m圏で麻生山林道を横切る
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2/12 14:05
650m圏で麻生山林道を横切る
平坦な598mコブ。何の特徴も無い
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2/12 14:18
平坦な598mコブ。何の特徴も無い
この数十m先で右折、東南東へ急斜面を降りる。尾根筋は北東に続いているので要注意点。赤テープが木に巻いてある
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2/12 14:20
この数十m先で右折、東南東へ急斜面を降りる。尾根筋は北東に続いているので要注意点。赤テープが木に巻いてある
明瞭な尾根筋をのんびり下って行くと、505m圏で送電線鉄塔をくぐる
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2/12 14:37
明瞭な尾根筋をのんびり下って行くと、505m圏で送電線鉄塔をくぐる
この先は植林帯の急下降となる。写真の左に塹壕状のルートが直線的に下っているが、溝の外の右縁を降りる
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2/12 15:17
この先は植林帯の急下降となる。写真の左に塹壕状のルートが直線的に下っているが、溝の外の右縁を降りる
傾斜が緩やかになると下に車道が見えて来た。踏跡は左へ山腹を巻くように水平になったので、車道を目指して直下降する
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2/12 15:22
傾斜が緩やかになると下に車道が見えて来た。踏跡は左へ山腹を巻くように水平になったので、車道を目指して直下降する
林を抜けると5m高さの石垣の上に出た。降りられないので縁を辿り、沢の手前で無事に車道に降り立てた
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2/12 15:26
林を抜けると5m高さの石垣の上に出た。降りられないので縁を辿り、沢の手前で無事に車道に降り立てた
この車道は不動沢林道で、東に100mほど進めば都道184号線のバス道。あとはこれを1km弱歩けばゴール
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2/12 15:30
この車道は不動沢林道で、東に100mほど進めば都道184号線のバス道。あとはこれを1km弱歩けばゴール
2024年1月7日に白岩滝の上流部からこの山域に入り、gakukyourouさんの登りのルートと重なる部分を下りました。あのざらざらのやせ尾根を下るのは怖かったです。ザイルを出そうかと思ったくらいでした。
ヤマレコの知人の調べでは、写真にもありました採石場の注意書きにあるように、かつては地下採掘が行われ、その結果、巨大な陥没穴ができたようです。それで「危険立入禁止」の札とバリケードが厳重に設置されたようです。
ぼくが入山した白岩滝上流の右岸斜面からはけものの通行量が多いふみ跡があり、2つのクレーター状の巨大な陥没穴の縁をまわって、gakukyourouさんの登路を下りましたが、予想に反して急でざらざらなのに閉口しました。
なお、白岩山は、古い地図では現在の場所ではなく、写真24の640m圏にその名が記載されており、申請により現在地に移転されたようです。さらに古い航空写真には現在の崖や陥没はないので人工的な地形と思われます。
なにはともあれ、見たこともない陥没地形の絶壁に感動し、忘れえぬ山行となりました。
ご参考までに、ぼくのレコは:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6353906.html
コメントありがとうございました。
それにしても凄いですね。私は尾根を中心に歩いていますが、ken13様は尾根にこだわらず、沢筋から山腹まで多彩にわたり、私よりはるかに高いレベルのルートを採っています。しかも、私より先輩とは!
もう私も歳だから、そろそろおとなしく一般登山道でのんびりと山歩きをしようかな、と思っていたのですが、ken13様に煽られてしまいました。しばらくは厳しいルートも歩き続ける気になりました。でも、お互いに気をつけて山を楽しみましょう。
返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
gakukyourou より
ご返事ありがとうございます。
「私よりはるかに高いレベル」なんてとんでもありません。繰り返し書きましたようにバランスがとみに悪くなり、ストックは欠かせず、少し前まではバランスをとるためだけに使っていましたが、白岩山陥没地形ではすがるようにして歩いており、とくにgakukyourouさんの登路を下るときは散々な目にあい、もうだめかと思いつつやっとのことで下山しました。よくぞ無事だったと胸をなでおろしております。
そんなわけで、レコに述べましたように、命あるうちにと、あの絶景を見納めにもう単独山行はすっぱりやめることのしました。未練はありません。(ほんとはちょっぴりさびしく手持無沙汰で空虚です)
gakukyourouさんは今年に入っても何度も道なき道を探査する山行を繰り返せる力を維持され、うらやましい限りです。どうぞお気を付けてお歩きください。ご健闘を祈ります。
ken13より
ご返事ありがとうございます。
私もストックは必需品です。さらに、チェーンスパイクも必ず持参し、厳しい下りになったら早めに付けるし、脚力の衰えをカバーするため、急な上りにも履いています。
また、めっきりバランスが悪くなったので、岩場が怖く、これが無いルートを選んでいますが、地形図に載っていない岩場が出てくると、必死になってなんとか通過しています。
道無き道を楽しむ酔狂な仲間は周りにおりませんので、小さな藪山を一人で登り続ける積りでいます。
コメントをありがとうございました。
gakukyourou より
大事な山は一人で歩くものと決めてきたのでやはり仲間はいません。学生時代の仲間はみな他界・引退しました。一人でしか得られないもの、大事にしてください。
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