雷鳥沢キャンプ場と立山
- GPS
- 05:12
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 783m
- 下り
- 783m
コースタイム
4/28 6:30立山駅9:35〜11:10室堂〜13:00雷鳥沢キャンプ場
4/29 8:50雷鳥沢キャンプ場〜10:03一ノ越10:17〜11:21雄山11:49〜12:55大走り分岐13:00〜14:00雷鳥沢キャンプ場
4/30 7:30雷鳥沢キャンプ場〜8:50室堂
天候 | 4/27 猛吹雪のため美女平〜室堂間のバスが運休 4/28 晴れ 4/29 日の出頃は晴れ、午前中早い時間は曇り、のち晴れ(風強し) 4/30 みぞれ混じりの暴風雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
4/27
朝一の電車で立山駅に向かったが、“猛吹雪”のためバスが動かず。
最初は午後から再開と言っていたが、結局除雪が追いつかず、終日運休となった。
富山に戻り、宿を確保した時点でお昼近くになっていたので、まずは昼食をどうしようか相談。
よっしぃ〜に教えてもらった「すし食いねぇ!」が富山駅前からバスで行けることが判明し、行くことに決定した。
このお店は基本は回転寿司だが、メニューで目を引いたのがランチセット。
握りにあら汁が付いてお得な価格設定になっている。
周囲を見ても、多くの人がランチを頼んでいる。
食べてみてわかったが、これだけで結構満腹になる。
寿司が回転している意味がほとんどない、と言っても良い。
特に満腹ランチは本当に満腹になってしまうので、追加で何か注文したい場合はやめておいたほうが良い。
味も満足できるレベルだった。
夕飯は富山ブラック。
無料ガイドブックで西町大喜が紹介されていたので、そこへ行くことにした。
これが非常にしょっぱかった。
店が悪いわけではなく、そういう食べ物らしい。
これをおかずにご飯を食べるのが正しい食し方。
4/28
気を取り直して再度立山駅へ。
除雪が終わっておらず、整理券を配っていた。
9時頃から運行再開となった。
整理券の番号は随分先だったが、富山駅で既に便指定をしてもらっていたお陰で、それより早く直行バスに乗れた。
例年だと雪の大谷付近だけが本格的な雪の壁になっているが、今年はそれよりはるか手前で立派な雪の壁ができていた。
八ヶ岳は例年より雪が少なかったが、立山は逆に多かったようだ。
室堂は快晴。キャンプ場に向けて歩き出す。
みくりが池あたりの階段も完全に埋まっており、やっぱり雪が多いことを実感する。
この辺りで雄山方面を眺めると、山崎カールを登る集団がいた。
あそこ雪崩ないのだろうか?
キャンプ場に着く。
既にお昼近いので、真っ先にご飯を作る。
円山動物園ラーメン。
塩より醤油の方が美味しかった。
次にテント設営。
50cmほど掘り下げて、踏み固めて完成。
途中でアラレの層があった。わかりやすい弱層。
夕飯はロコモコ丼。
日が暮れるあたりから急に冷え込む。
テントの中に入れてあった水まで凍ったので、多分-10℃まで下がったと思う。
シュラフはモンベル#7にフリースインナーとシュラフカバー。
足先が冷えたがなんとか眠れた。
4/29
明るくなってから適当に起きた。
朝食はマフィン。具はツナマヨとハンバーグ。
朝食を摂っている頃から雲が増え始め、雄山が覆われてしまった。
とはいえ、それだけで停滞するのは暇すぎるので、とりあえず一ノ越まで行ってみることに。
小屋に到着する直前あたりから急に風が強くなったが、同時に天候も回復に向かう。
小屋の影でおやつを食べながら考えた結果、硫黄岳に比べれば穏やかと言える程度の風だったので、雄山にアタックすることにした。
雄山に向かっている最中もどんどん天気が良くなったので、楽しみながらの登山となった。
残雪期の大汝・富士の折立方面は初めてだったので、雄山神社の裏手から降り始めるのが面白かった。
その後は風がつよいものの、気持ちいい稜線歩きが続く。
富士の折立からの下りは傾斜が急だったが、雪が締まっていてアイゼンがきいたので特に問題はなかった。
大走りは登りルートから外れて、傾斜が急なところを狙って尻セードを行う。
しかし、今度は雪が腐りすぎていて、滑らず苦労する。
それでも何とか滑り降り、巨大滑り台を楽しむことができた。
テン場に戻り昼食にする。焼きそばとビール。
夕飯はパスタとサラダと白ワイン。
4/30
入山前の天気予報で天気が悪化することがわかっていたので、念のため荷物をテントの中に入れておいた。
懸念していた通り、夜中から暴風が吹き、雪が降り始める。
より悪いことに、明け方頃からみぞれに変わる。
テントの中で荷物をまとめ、急いでテントを畳む。
視界は10m程度。
安全をとって雪上車道を進む。
風に耐え、顔に当たる雪に耐えて登る。
こんなに遠かったかな?と思うくらい室堂山荘が遠かった。
ちなみに山荘の脇まで来ても小屋は見えなかった。
室堂についた時は、とにかく遭難しなくて良かった、と思った。
帰りのバスも予定では10時だったが、この吹雪でまた運休になったらかなわないので、1本早く帰った。
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