仙ノ倉山(北尾根)
- GPS
- 10:33
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,583m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
天候 | 快晴 稜線は風有り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道:小松沢まではスキートレース有り。それ以降はラッセル脛〜膝下くらい。スノーシュー使用。 〜仙ノ倉山:トレース無し。ラッセル脛くらい。1450mでアイゼン装備。シッケイノ頭の前は急だがアイゼン・ピッケルがしっかり使えれば問題無い。この日はアイゼンが良く効いたので登りやすかった。 ~平標登山口:ヤカイ沢ルートから下山。トレースは充実している。 |
その他周辺情報 | ■温泉:雪笹の湯 700円 ★★★★☆(この辺ではなかなか良い) 営業時間が長い、源泉かけ流しの日帰り温泉施設。内1露天中1、塩化物系で金属味の茶褐色のお湯が特徴的。アメニティもまあまあのグレード。ただし冬季はスキー客で混雑する。 ■食事:小嶋屋 越後湯沢駅構内 へぎ蕎麦・舞茸天セット 1530円 ★★★☆☆(まあまあ) この近辺のへぎ蕎麦ローカルチェーン。他店舗よりメニューが少ない気がする。蕎麦は良かったが、相方曰く天ぷらは油吸いすぎとのこと。 |
写真
感想
この日は快晴が約束されている。2年前に不戦敗した仙ノ倉山北尾根に行こう。仕事を終えて4時間弱運転し、平標登山口集合。3時に相方が到着し、土樽駅側へ移動する。途中のコンビニにはスキー客がごった返し、菓子パン類はほぼ売り切れ。マジか。冬季リゾート地の早朝コンビニは気をつけたほうが良いという教訓。
橋の駐車場を出発すると、しばらくスキートレースがあった。林道はまあまあなラッセルだったので、かなり楽できた。ありがとうございます。群大ヒュッテからが本番。取り着きから急だが、ジグをきって交代ラッセルで登っていく。北斜面だからか、気温が高い割に雪が腐っていない。後ろにはタカマタギや大源太山(登っているときは朝日岳だと思っていた)が良く見えた。
1182ピークからは、これから進む尾根の全貌が見え、テンションが上がる。この尾根にトレースを刻める気持ち良さ。久しぶりに冬山の醍醐味を感じる。ラッセルはそこそこだったが、相方と交代なのでそれほど厳しくなかった。1450mからアイゼンを装備。急登はアイゼンが刺さる良い雪質だった。アイゼン研いでよかった。シッケイノ頭を超えて、大雪原から見える仙ノ倉山は立派だった。ここから先は安心できる道だが、300mの登りが長い。モナカの踏み抜きも増える。強風に耐えつつ、山頂で写真を撮ってすぐに平標山へ。安心して眠くなった。今度からカフェイン錠剤を緊急セットに忍び込ませておこう。ヤカイ沢の立派なトレースを辿り、テンポ良く下山。腹が減って辛かった。
下山後は、温泉と蕎麦を満喫し、土樽駅で解散。良い休日だった。私は赤城SAで朝まで眠り、帰路に着いた。
今回の仙ノ倉北尾根は、コンディション・コース共に最高の山行だった。終始暑いくらいの快晴である一方、北尾根のため雪は腐ることなく概ね快適にラッセルができた。仙ノ倉北尾根は入り組んだ迷路のように入り乱れ、急傾斜や平地、細尾根広尾根など変化に富み飽きが来ない、見ても歩いても楽しいコースだった。下山に利用したヤカイ沢ルートも、沢幅が広く、木の密度も良い感じで、「板をゲットしたら行きたい山」の候補がまた1つ増えた。
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私の寝坊によって1時間弱出発が遅れ、またヘッドライトを忘れてしまい反省点も多かった。日の出まで終始先頭を歩いてくれた相方に感謝。
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