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記録ID: 2940469
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積雪期ピークハント/縦走
東海

【木曽】男埵山(1343m)

2020年12月29日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:03
距離
6.5km
登り
582m
下り
588m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:36
休憩
0:27
合計
5:03
6:44
17
馬籠峠
7:01
7:01
146
尾根とりつき「27号」
9:27
9:54
113
男埵山
11:47
馬籠峠
馬籠は中山道の難所の一つ。岐阜県中津川市に位置しますが、もともとは長野県に属していました。正確に言うと長野県西筑摩郡神坂村。しかし、越県して中津川に編入したんです。地の利や文化圏の問題もあったのでしょう。島崎藤村の『夜明け前』にもあるように、馬籠の人にとって「美濃」は、あこがれの地だったようです。
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
県境長野県側の駐車スペースは
雪深いイメージでしたが・・・
峠の茶屋付近の雪はこの程度
ここは中山道の難所でしたが、昭和年代に車道が開通
それにともなって元山が十数mも削れられてしまいました
県境長野県側の駐車スペースは
雪深いイメージでしたが・・・
峠の茶屋付近の雪はこの程度
ここは中山道の難所でしたが、昭和年代に車道が開通
それにともなって元山が十数mも削れられてしまいました
バス停の裏手の階段を上ると
バス停の裏手の階段を上ると
小笹の中に道が続いていました
小笹の中に道が続いていました
先行者発見
これはアナグマ?
先行者発見
これはアナグマ?
こっちはタヌキかな
こっちはタヌキかな
登り口には中
部森林管理局の
境界見出標27号
が立っています
登り口には中
部森林管理局の
境界見出標27号
が立っています
お茶目
お持ち帰りしてはいけません
重要文化財ですからね(うそです)
お茶目
お持ち帰りしてはいけません
重要文化財ですからね(うそです)
味があるね
ここにかかってるのがT-falじゃなくて良かったと心から思う
味があるね
ここにかかってるのがT-falじゃなくて良かったと心から思う
三叉路は中央がオススメ
三叉路は中央がオススメ
二次林なんだろうけど
雰囲気はまずまず
男埵山は点名『大株』なので
かつては大木生い茂る森だったのだろう
二次林なんだろうけど
雰囲気はまずまず
男埵山は点名『大株』なので
かつては大木生い茂る森だったのだろう
勘弁してほしい
こういうのも中途半端にズボる
こういうのも中途半端にズボる
いきなりですが
山頂です(*^^)
いきなりですが
山頂です(*^^)
三角点
綿帽子かぶってかわいい
三角点
綿帽子かぶってかわいい
山頂の一角
山頂のモミの大木
山頂のモミの大木
雪に刻まれた自分の足跡を追って下山です
雪に刻まれた自分の足跡を追って下山です
狙ったところがフェンスに邪魔され、うろうろ
ようやくここから脱出しました
狙ったところがフェンスに邪魔され、うろうろ
ようやくここから脱出しました
馬籠宿からの恵那山
馬籠宿からの恵那山
恵那山・富士見台・南沢山
恵那山・富士見台・南沢山
富士見台・南沢山
富士見台・南沢山
富士見台・南沢山・男埵山
富士見台・南沢山・男埵山
これが
本日山頂を踏んだ男埵山
それでは、これから二座目をめざします
これが
本日山頂を踏んだ男埵山
それでは、これから二座目をめざします
山行に使った紙地図です
2021年02月21日 15:44撮影
2/21 15:44
山行に使った紙地図です

感想

本日一座目は、男埵山(おだるやま)。登るなら正統派(笑)「細野ルート」の予定でした。でも、雪で林道が閉ざされるこの時期です。「麓から入山したら、一日二座は難しいかも」という不安が勝ちました。

そんなわけで、高土幾山以来の馬籠峠発着。峠の茶屋あたりは雪が散り敷いた程度。こんな状態では、半端な雪とヤブに苦しめられるのが相場。覚悟を固めて入山。

バス停の裏手の階段を上ると、はっきりとした道型が小笹の中に続いています。小動物の足跡を追いかけながら進みます。道型は尾根を回り込みながら、登山口の前で下りにかかります。

そこから支尾根に取りつき、県境稜線となる主稜に立ちました。この先、トラロープの張られたやせ尾根が二か所。杣仕事で使ったのか、登山道脇にかけられたやかんが「お茶目」です。

そのやかんですが、彼(ちなみに性別は不明)は、普通の生活をしている時には、一度たりとも、カメラを向けられたことはなかったでしょう。ましてネットにアップされたこともなかったはず。お役御免になってから有名人になるなんて、やかんの人生も数奇なものですね(いらぬお世話!?)。

途中、三差路。ここは中央を選びますが、左の選択肢以外なら、どちらを取っても問題なさそう。

ようやく、陽の光が入り始めました。小屋跡の礎石を見たら、大ブナの下をくぐります。尾根が直角に曲ります。地形はアップダウンを繰り返して少々手強い。それより半端な雪の量に頭を垂れたササがわずらわしい。ヤブの処理に手を焼く(足を焼く?)。のろのろじわじわ山頂に迫ります。

そして「ため息よ、歓声に変われ!」の瞬間。ヤッター、山頂だ!展望は樹間を透かすのみ。なのに、じんとくるのは何故?山頂にあるのは、国土地理院の石標、赤銅色の山名プレート、モミの巨木、雪の林床、穏やかな陽光、そして梢から仰ぐ青空・・・それだけ。しかし、それで十分じゃないか。

倒木に腰掛けてコロッケパンを頬ばる。そして、お気に入りのピンクのサーモスを取り出す。ごくりとお茶を飲み干した。

そして下山タイム。最後の最後にフェンスの金網に動きを封じられ、動物園のクマさんのようにうろうろした挙句、ようやく石垣の間から這い出ることに成功。ヘタしたらフェンスの後ろで、観光客にエサをもらわねばならなくなる所だった。良かった^^;

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