記録ID: 294089
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川岳 残雪期の西黒尾根から
2013年05月04日(土) [日帰り]
- GPS
- 07:20
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,256m
- 下り
- 727m
コースタイム
西黒尾根登山口6:00−8:50ラクダの背−10:20ザンゲ岩−10:30トマノ耳10:50−11:00オキノ耳11:50-12:00トマノ耳−12:20肩の小屋−12:30天狗のたまり場−12:50熊穴沢避難小屋−13:30ロープウェイ乗り場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ(復路のみ1,200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根登山口〜ラクダの背 ・前半は林間の急登。途中から雪道。1時間ほど登ると正面に天神峠が見える。 ・天神峠が見えるとそこからは岩場の上り。途中3か所クサリ場あり、アイゼン装着したままだと、かなり登りにくいので足場に注意しながらクサリを利用して登る。 ・クサリ場を過ぎるとラクダの背に到着 ラクダの背〜トマノ耳 ・ラクダの背から少し下ると、厳剛新道への分岐、ラクダのコルに到着。 ・ラクダのコルを過ぎると稜線歩きが続く。前半のナイフリッジは雪が絞まっていればいいが、暖かくたって雪が緩んでくると注意が必要。 ・ナイフリッジを過ぎると岩場の上り、アイゼンに注意しながら登っていく。 ・岩場を過ぎると、ザンゲ岩まで雪上の急登が続く。ところどこと雪が緩んで、足場の取りにくい場所もあるので、ピッケルを使って、足場を確保しながら登っていく。 ・ザンゲ岩を過ぎるとトマノ耳までは10分程度 トマノ耳〜オキノ耳 ・10分程度の距離、特に危ないと思われる個所はなし オキノ耳〜肩の小屋〜熊穴沢避難小屋 ・雪原の下り。前半は広い雪原をひたすら下っていく。 ・天狗の溜まり場を過ぎると、雪が融けて路面が露出した場所が出てくる。途中岩場もあるので、アイゼンを引っ掛けないように注意して下る。 熊穴沢避難小屋〜天神平(ロープウェイ乗り場) ・途中、夏道方向に進むと嫌な感じのトラバースがあるので、無理せず天神峠方向に進んだ方が無難。 ・最後はスキー場に合流し、天神平ロープウェイ乗り場に到着。 今回は、雪があるうちに西黒尾根を登ることを目的にしたが、岩場、ナイフリッジ、急登とバリエーションがあり楽しめ。 本格的な積雪期だと、自分の技量を考えると無理そうだし、これ以降だと雪が緩んできてまた難しくなりそう。時期、天候と好条件が揃ったことが大きかった。 |
写真
撮影機器:
感想
GW後半、天気も良さそうなので、以前から登ってみたかった積雪(残雪)期の谷川岳西黒尾根にチャレンジ。
夏場は何度か登ったことはあるが、積雪期だと技量的に自信がないので、天神平からの往復だったが、天候も良さそうなのでチャレンジしてみることに。
西黒尾根からの上りは、結構キツイ登りになるが、稜線部に出ると谷川岳の山頂部や、振り返ると向かいの朝日岳がキレイに見える。
今回は特に天候も良く、風も穏やかで絶好のコンディションだった。
景色だけでなく、クサリ場や岩場、ナイフリッジ、雪上の急登とバリエーション豊かな登りで楽しい。
但し、当然ながら滑落のリスクがある場所が点在しているので、慎重に登っていく必要がある。
今回は風が穏やかで、雪も絞まっていたことが大きいが、これが強風だったり、もう少し雪が緩んできたりすると、リスクはもっと大きくなっていくのだろう...
積雪期の西黒尾根からの登山という目的を果たし、好天の中、景色を楽しみ、GW前半の鳳凰三山に続き、大満足の登山であった。
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