ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 29451
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

燧ヶ岳・至仏山

2008年09月27日(土) ~ 2008年09月28日(日)
 - 拍手
trattoria その他4人
GPS
31:15
距離
21.5km
登り
1,787m
下り
1,704m

コースタイム

【1日目】
御池(6:15)-(6:55)広沢田代(6:55)-(7:40)熊沢田代(7:40)-(8:45)俎(8:50)-
(9:10)柴安堯昊ヶ岳最高峰】(9:15)-(11:15)見晴

【2日目】
見晴(5:45)-(6:15)竜宮十字路(6:15)-(6:45)中田代三叉路(6:45)-(7:15)山ノ鼻
(7:45)-(9:50)至仏山(10:30)-(11:10)小至仏山(11:10)-(11:35)オヤマ沢田代
(11:35)-(12:30)鳩待峠
天候 27日/雪後曇
28日/曇時々晴
過去天気図(気象庁) 2008年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
御池から燧ヶ岳へ登る。

最初から結構な急登。
しかも雨でぬかるんでおり滑りやすい。
急に視界が開け、広沢田代と呼ばれる湿原に出る。
初めて尾瀬の感じを味わう。
直ぐに樹林帯に戻り、急登を暫く頑張ると、今度は熊沢田代と呼ばれる湿原に出る。
この頃は雨が既に雪に変わっており、木道は滑りやすかった。
今度は岩礫帯になり、これも雪で滑りやすい。
よじ登るように行くと、俎瑤暴个襦
燧ヶ岳一つ目のピークだ。

そこから岩場を下り、鞍部から笹の茂った歩き辛い道を登ると燧ヶ岳最高峰柴安堯

柴安瑤らは急な岩場の下り。
雪も降っており滑らないよう注意しながら下る。
道は直ぐに樹林の中に入り、延々と下っていく。
見晴まで2Kmの案内があると、道は緩やかになりほぼ平坦な道を歩けば、尾瀬沼から見晴へ続く道と合流する。
少し歩くと見晴へ出る。

二日目は尾瀬ヶ原を通り、至仏を目指す。
見晴から草もみじの綺麗な湿原を歩き山ノ鼻に出る。

山ノ鼻からは樹林帯の中を至仏山に向け直登する。
木の階段が多い。
少し頑張れば森林限界の案内があり、至仏と尾瀬ヶ原、更には燧ヶ岳の視界が開ける。
道は森林限界独特の岩場になるが、これが滑りやすい。
悪天時等は特に注意したい。
山頂が近付くと木道が多くなる。
左に小至仏が見えてくると、直ぐに至仏山頂に出る。
尚こちらのルートは登り専用である。

下りは鳩待峠に向かう。
オヤマ沢田代までは気持ちの良い稜線散歩。
緩やかに下り、登り返せば小至仏山。
左に尾瀬ヶ原や燧を見ながら下ると、ベンチのある展望台に出る。
そこからちょっと下ればオヤマ沢田代だ。

オヤマ沢田代からは緩やかな整備された登山道を下ると、1時間ほどで鳩待峠に出る。
初めて尾瀬らしさを味わう
2008年09月27日 06:55撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/27 6:55
初めて尾瀬らしさを味わう
雨が雪になってきた
2008年09月27日 07:16撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/27 7:16
雨が雪になってきた
本降りになってきた
2008年09月27日 07:34撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/27 7:34
本降りになってきた
木道も滑りやすい
2008年09月27日 07:39撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/27 7:39
木道も滑りやすい
俎山頂
2008年09月27日 08:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/27 8:44
俎山頂
柴安山頂
2008年09月27日 09:09撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/27 9:09
柴安山頂
燧ヶ岳山頂の様子
2008年09月27日 09:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/27 9:10
燧ヶ岳山頂の様子
宿泊地「燧小屋」
2008年09月28日 05:45撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 5:45
宿泊地「燧小屋」
朝霧
2008年09月28日 06:23撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 6:23
朝霧
親子
2008年09月28日 06:57撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 6:57
親子
至仏が見えてきた!
2008年09月28日 07:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 7:44
至仏が見えてきた!
山ノ鼻付近より至仏山
2008年09月28日 07:48撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 7:48
山ノ鼻付近より至仏山
森林限界付近より燧ヶ岳
2008年09月28日 08:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 8:31
森林限界付近より燧ヶ岳
滑りやすい岩場
2008年09月28日 08:57撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 8:57
滑りやすい岩場
鎖場もある
2008年09月28日 08:58撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 8:58
鎖場もある
平ヶ岳
2008年09月28日 09:06撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 9:06
平ヶ岳
山頂付近の紅葉
2008年09月28日 09:21撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 9:21
山頂付近の紅葉
最後の登り
2008年09月28日 09:33撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 9:33
最後の登り
左に小至仏も見える
2008年09月28日 09:35撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 9:35
左に小至仏も見える
至仏山山頂
2008年09月28日 09:49撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 9:49
至仏山山頂
頭を出した日光白根山
2008年09月28日 10:05撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 10:05
頭を出した日光白根山
山頂付近の紅葉
2008年09月28日 10:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 10:44
山頂付近の紅葉
小至仏山
2008年09月28日 10:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 10:44
小至仏山
オヤマ沢田代
2008年09月28日 11:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/28 11:37
オヤマ沢田代
撮影機器:

感想

尾瀬は登山を始めた頃からずっと憧れていた場所であった。
これまで何年にも渡って計画を立てたが、その度に頓挫していた。
今年に入り早速尾瀬への計画を立てる。
水芭蕉やニッコウキスゲの時期に行ってみたいが、週末は都会のように混むとの事なので、比較的静かそうな秋に計画を立てる。
今年は無事、実行することが出来た。

行きは東武鉄道の「尾瀬夜行23:55」で浅草を出発。
やはり時期外れなのか乗車率は低く、席を回転させ4席を独占。
おかげでぐっすり眠ることが出来た。

御池に着くと外は雨。
予報によると徐々に回復するとの事なので、それほど心配せずに登り始める。
青空も見え始めたので安心していたが、熊沢田代付近では雨が雪に変わっていた。
まだ9月なのに…
結局、燧ヶ岳山頂も雪で覆われていて、展望は全くなかった。
おそらく9月に雪を経験したのは、生まれて初めてであろう。

下山後、見晴でテント泊の予定であったが、予定外の展開にみんなすっかり萎えてしまい、結局燧小屋に素泊まりで泊めさせてもらった。

二日目、早朝は尾瀬特有の霧に覆われ、幻想的な雰囲気から始まった。
尾瀬ヶ原歩行中も一向に霧は晴れず、周囲の山を覆っている。
尾瀬の早朝を感じることが出来た。
草もみじで湿原は黄金色だった。

しかし、山ノ鼻で朝食後外に出ると霧が晴れており、至仏山が全容を現した。
実に感動的な光景だ!
振り返ると燧ヶ岳も徐々に姿を現している。
ここで初めて尾瀬が「ようこそ!」と語りかけてくれたようだった。

至仏山山頂付近は紅葉が始まっていた。
ナナカマドの赤、ハイマツの緑、雪の白。
至仏山は一足早くクリスマスムード一色だった。

秋の尾瀬は黄金色で素晴らしい。
しかし、今回尾瀬へ出かけたことで尚一層、尾瀬ヶ原が白や黄色で染まる姿を見てみたいと思った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2460人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら