燧ヶ岳・至仏山
- GPS
- 31:15
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,787m
- 下り
- 1,704m
コースタイム
御池(6:15)-(6:55)広沢田代(6:55)-(7:40)熊沢田代(7:40)-(8:45)俎(8:50)-
(9:10)柴安堯昊ヶ岳最高峰】(9:15)-(11:15)見晴
【2日目】
見晴(5:45)-(6:15)竜宮十字路(6:15)-(6:45)中田代三叉路(6:45)-(7:15)山ノ鼻
(7:45)-(9:50)至仏山(10:30)-(11:10)小至仏山(11:10)-(11:35)オヤマ沢田代
(11:35)-(12:30)鳩待峠
天候 | 27日/雪後曇 28日/曇時々晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
御池から燧ヶ岳へ登る。 最初から結構な急登。 しかも雨でぬかるんでおり滑りやすい。 急に視界が開け、広沢田代と呼ばれる湿原に出る。 初めて尾瀬の感じを味わう。 直ぐに樹林帯に戻り、急登を暫く頑張ると、今度は熊沢田代と呼ばれる湿原に出る。 この頃は雨が既に雪に変わっており、木道は滑りやすかった。 今度は岩礫帯になり、これも雪で滑りやすい。 よじ登るように行くと、俎瑤暴个襦 燧ヶ岳一つ目のピークだ。 そこから岩場を下り、鞍部から笹の茂った歩き辛い道を登ると燧ヶ岳最高峰柴安堯 柴安瑤らは急な岩場の下り。 雪も降っており滑らないよう注意しながら下る。 道は直ぐに樹林の中に入り、延々と下っていく。 見晴まで2Kmの案内があると、道は緩やかになりほぼ平坦な道を歩けば、尾瀬沼から見晴へ続く道と合流する。 少し歩くと見晴へ出る。 二日目は尾瀬ヶ原を通り、至仏を目指す。 見晴から草もみじの綺麗な湿原を歩き山ノ鼻に出る。 山ノ鼻からは樹林帯の中を至仏山に向け直登する。 木の階段が多い。 少し頑張れば森林限界の案内があり、至仏と尾瀬ヶ原、更には燧ヶ岳の視界が開ける。 道は森林限界独特の岩場になるが、これが滑りやすい。 悪天時等は特に注意したい。 山頂が近付くと木道が多くなる。 左に小至仏が見えてくると、直ぐに至仏山頂に出る。 尚こちらのルートは登り専用である。 下りは鳩待峠に向かう。 オヤマ沢田代までは気持ちの良い稜線散歩。 緩やかに下り、登り返せば小至仏山。 左に尾瀬ヶ原や燧を見ながら下ると、ベンチのある展望台に出る。 そこからちょっと下ればオヤマ沢田代だ。 オヤマ沢田代からは緩やかな整備された登山道を下ると、1時間ほどで鳩待峠に出る。 |
写真
感想
尾瀬は登山を始めた頃からずっと憧れていた場所であった。
これまで何年にも渡って計画を立てたが、その度に頓挫していた。
今年に入り早速尾瀬への計画を立てる。
水芭蕉やニッコウキスゲの時期に行ってみたいが、週末は都会のように混むとの事なので、比較的静かそうな秋に計画を立てる。
今年は無事、実行することが出来た。
行きは東武鉄道の「尾瀬夜行23:55」で浅草を出発。
やはり時期外れなのか乗車率は低く、席を回転させ4席を独占。
おかげでぐっすり眠ることが出来た。
御池に着くと外は雨。
予報によると徐々に回復するとの事なので、それほど心配せずに登り始める。
青空も見え始めたので安心していたが、熊沢田代付近では雨が雪に変わっていた。
まだ9月なのに…
結局、燧ヶ岳山頂も雪で覆われていて、展望は全くなかった。
おそらく9月に雪を経験したのは、生まれて初めてであろう。
下山後、見晴でテント泊の予定であったが、予定外の展開にみんなすっかり萎えてしまい、結局燧小屋に素泊まりで泊めさせてもらった。
二日目、早朝は尾瀬特有の霧に覆われ、幻想的な雰囲気から始まった。
尾瀬ヶ原歩行中も一向に霧は晴れず、周囲の山を覆っている。
尾瀬の早朝を感じることが出来た。
草もみじで湿原は黄金色だった。
しかし、山ノ鼻で朝食後外に出ると霧が晴れており、至仏山が全容を現した。
実に感動的な光景だ!
振り返ると燧ヶ岳も徐々に姿を現している。
ここで初めて尾瀬が「ようこそ!」と語りかけてくれたようだった。
至仏山山頂付近は紅葉が始まっていた。
ナナカマドの赤、ハイマツの緑、雪の白。
至仏山は一足早くクリスマスムード一色だった。
秋の尾瀬は黄金色で素晴らしい。
しかし、今回尾瀬へ出かけたことで尚一層、尾瀬ヶ原が白や黄色で染まる姿を見てみたいと思った。
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