ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2959897
全員に公開
山滑走
霊仙・伊吹・藤原

土蔵岳上原谷BC

2021年02月27日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岐阜県 滋賀県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
6.0km
登り
674m
下り
680m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:54
休憩
0:26
合計
7:20
距離 6.0km 登り 674m 下り 689m
8:54
261
スタート地点
13:15
13:41
153
16:14
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
八草トンネル東側の道路脇に駐車。
2021年02月27日 08:57撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 8:57
八草トンネル東側の道路脇に駐車。
国道を駐車地から少し東側に進み多分旧道?の所で板を履いた。
2021年02月27日 09:09撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 9:09
国道を駐車地から少し東側に進み多分旧道?の所で板を履いた。
5分ほど歩くと上原谷の分岐が出てきます
2021年02月27日 09:15撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 9:15
5分ほど歩くと上原谷の分岐が出てきます
右岸林道を利用して進みます。
2021年02月27日 09:15撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 9:15
右岸林道を利用して進みます。
途中デブっているところもありますが問題なし。(Mametaさん、谷を進む)
2021年02月27日 09:23撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
2/27 9:23
途中デブっているところもありますが問題なし。(Mametaさん、谷を進む)
最初の難関の堰堤が見えてきました。
2021年02月27日 09:38撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2/27 9:38
最初の難関の堰堤が見えてきました。
堰堤の前にちょっとした渡渉あり、敢えてそこ渡る?
2021年02月27日 09:41撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 9:41
堰堤の前にちょっとした渡渉あり、敢えてそこ渡る?
なかなかの要塞ぶり。
2021年02月27日 09:44撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 9:44
なかなかの要塞ぶり。
2021年02月27日 09:58撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2/27 9:58
ここは気休めにロープ出してアイゼンシートラで行きます。ここで1時間使った。
2021年02月27日 10:34撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
2/27 10:34
ここは気休めにロープ出してアイゼンシートラで行きます。ここで1時間使った。
ビレイ中に下を見る、雪の斜面の下は擁壁になっていて結構おっかないよ。
2021年02月27日 10:34撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 10:34
ビレイ中に下を見る、雪の斜面の下は擁壁になっていて結構おっかないよ。
堰堤上すぐ二股に別れ中央尾根に取り付くべくまず渡渉します。まあまあ渡りやすかった。
2021年02月27日 10:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
2/27 10:49
堰堤上すぐ二股に別れ中央尾根に取り付くべくまず渡渉します。まあまあ渡りやすかった。
ここからはシールで快適に。時間は既に11時を回っている。
2021年02月27日 11:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 11:17
ここからはシールで快適に。時間は既に11時を回っている。
どことなく白山東面大地下部の雰囲気とYさん。僕も感じてました。
2021年02月27日 11:19撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 11:19
どことなく白山東面大地下部の雰囲気とYさん。僕も感じてました。
いい感じの雪原。
2021年02月27日 11:32撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 11:32
いい感じの雪原。
傾斜はゆるいけどナイスザラメなので帰りは快適だろう。
2021年02月27日 11:35撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 11:35
傾斜はゆるいけどナイスザラメなので帰りは快適だろう。
(正面の土蔵岳に向かって登る)
2021年02月27日 12:00撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
2/27 12:00
(正面の土蔵岳に向かって登る)
主稜線近くで左の沢状は浅くなり左斜面から巻気味に西尾根に乗れると思っていたが無理だった。
2021年02月27日 12:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 12:02
主稜線近くで左の沢状は浅くなり左斜面から巻気味に西尾根に乗れると思っていたが無理だった。
振り返る。良さそうだ。
2021年02月27日 12:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 12:02
振り返る。良さそうだ。
やっぱり沢を横断は厳しそう。
2021年02月27日 12:16撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 12:16
やっぱり沢を横断は厳しそう。
やむなく山頂に向かって直登する。
2021年02月27日 13:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2/27 13:08
やむなく山頂に向かって直登する。
なかなか厳しい。このあと傾斜は更にキツくなりたまらず最後の標高差100mは板を脱いだ。
2021年02月27日 13:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 13:08
なかなか厳しい。このあと傾斜は更にキツくなりたまらず最後の標高差100mは板を脱いだ。
(やっと登り上げました)
2021年02月27日 13:14撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
2/27 13:14
(やっと登り上げました)
2021年02月27日 13:14撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2/27 13:14
山頂直下平坦地。左から回り込んで山頂へ向かう。
2021年02月27日 13:14撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 13:14
山頂直下平坦地。左から回り込んで山頂へ向かう。
控えめな山頂標識。
2021年02月27日 13:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
2/27 13:17
控えめな山頂標識。
Hさんの証拠写真。
2021年02月27日 13:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
2/27 13:17
Hさんの証拠写真。
Yさんがアチコチ山の同定をしてくれる。東には遠く多分御岳が見えた。
2021年02月27日 13:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 13:17
Yさんがアチコチ山の同定をしてくれる。東には遠く多分御岳が見えた。
(琵琶湖がみえます、竹生島、沖島も)
2021年02月27日 13:37撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
2/27 13:37
(琵琶湖がみえます、竹生島、沖島も)
(金糞岳、その左に伊吹山が見えます)
2021年02月27日 13:37撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
2/27 13:37
(金糞岳、その左に伊吹山が見えます)
滑りはザラメで快適だった。山頂直下は木が密なので台地から東の沢状を少し下り、トラバースしながら往路尾根に戻ると雪原上部に戻れた。
2021年02月27日 13:56撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 13:56
滑りはザラメで快適だった。山頂直下は木が密なので台地から東の沢状を少し下り、トラバースしながら往路尾根に戻ると雪原上部に戻れた。
ここが一番気持ちよかったなー。まずY氏が一番乗り。
2021年02月27日 13:57撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 13:57
ここが一番気持ちよかったなー。まずY氏が一番乗り。
続いてH氏。
2021年02月27日 13:58撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
2/27 13:58
続いてH氏。
2021年02月27日 13:58撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
2/27 13:58
2021年02月27日 13:58撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
2/27 13:58
私。いつも写真ありがとうございます。
2021年02月27日 13:58撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
2/27 13:58
私。いつも写真ありがとうございます。
雪原着。山頂から20分もかからない。
2021年02月27日 14:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 14:07
雪原着。山頂から20分もかからない。
ここで再度休憩。日差しが暖かい。完全に春だ。
2021年02月27日 14:10撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
2/27 14:10
ここで再度休憩。日差しが暖かい。完全に春だ。
さらに降ると例の堰堤が見えてきた。
2021年02月27日 14:23撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2/27 14:23
さらに降ると例の堰堤が見えてきた。
慎重に通過、写真では見えないが斜面下は擁壁で落ちて下は川。上段は帰りもロープだした。
2021年02月27日 15:23撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
2/27 15:23
慎重に通過、写真では見えないが斜面下は擁壁で落ちて下は川。上段は帰りもロープだした。
国道到着。標高差700mで7時間かかったけど面白かったなー。お疲れさまでした。
2021年02月27日 15:51撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
2/27 15:51
国道到着。標高差700mで7時間かかったけど面白かったなー。お疲れさまでした。

感想

 雪が多いとされていた今シーズン。近場でも何とかなると思っていましたが最近急に気温の高い日が続き慌てて狙っていた湖北の山、中でも地味(失礼)な印象の土蔵岳上原谷に行ってきました。結果は上々、ナイスザラメを堪能できました。ただ、沢割れや急斜面にクラックも多く賞味期限ギリギリだったと思います。
 八草トンネル岐阜県側の路肩に駐車、旧道(多分)を歩いて上原谷出合いへ。右岸につけられた林道を通って堰堤までは1時間弱。デブリもあるが問題なかった。
 堰堤は2段あり右岸側より通過した。下段は楽に通過できる。といっても斜面下はすぐ擁壁、落ちて川なのでツボ足で登る。上段はさらに落差があり、壁も立っており、かつ一部割れていて乗越が必要。ここはロープを出したが30mロープでは短く中途半端のお手本みたいなシステムで通過した。ピッチを2回に分けて切ったがストックをザラメに埋めて構築した支点なんて気休め以外の意味がないような気がした。
後続の単独スキーヤーは僕らのモタモタを見て西尾根の派生尾根から登ることにしたようだ。
 まあ何とか通過したら次は二股に分かれた沢の渡渉。見た目より取付きやすい場所があってよかった。二股中央尾根に取りつく。地形図では分かりにくい細かい沢状が多く、予定していたコースより右側に押しやられる。でも広い台地を歩けたのはよかった。オープンなバーンもあって帰りも同ルートを選択した。
 上部は左又が埋まって山頂西側尾根に乗り上げられると踏んでコース設定していたがかなり上の方まで沢は大きく切り込んでいて横断は困難そう(できなくはないが)。このため、台地より山頂に向かって直登する。最初はいいがだんだん傾斜がきつくなってきて足元が崩れやすいザラメと相まってかなり苦労する。たまらず最後の標高差100m位は板を脱いだ。踏み抜きもあってストックを束ねて四つん這いで這い上がる。気が付くと全員がシートラになっていた。
 何とか頂上直下の平坦地へ。左から巻いて山頂に立つ。琵琶湖が良く見える。北は夜叉が岳などが見える。東の奥は遠く御嶽だろうか?僕は山座同定が苦手であーだこーだ話しているのを聞いていた。滑走準備をしていると大ダワ方面より団体さん到着。周回縦走されるそうです。滑る所を見せてくれと言われるが下手なので見られたくないなーと思いながら一段降りる。
 さて_お楽しみの滑走。頂上直下の急登尾根は木が密なのでスキーヤーズレフトの沢を下る。ザラメのスラフがザラーと落ちていい気はしない。数ターンしてトラバースして右の尾根に逃げる。さらに尾根をトラバースして小さな沢状をまたいで登ってきたルートに復帰。横滑りとキックターンで高度を落とし、台地手前のオープンバーンへ。ここは気持ちよかった。滑り降りて大休止。日差しが暖かく気持ちい。
 台地、といっても沢状地形の底の平坦地で多分夏は湿原なんでしょう、はところどころ大穴が開いている。滑走は注意しないと、、と思いながら調子に乗ってしまう。
 あっという間に堰堤上部、ここでデポしておいたロープと渡渉グッズを回収、再度渡渉堰堤上へ。渡渉時にH氏がひっくり返ってズボンを濡らしてしまう。暖かい日でよかった。ロープを出して堰堤を通過し、林道へ。時間はもう15:00過ぎ。雪面は固くなってきた。注意しながら林道を滑って下山。
 ということで、標高差700m、ずいぶんゆっくりもしたが7時間かかりました。堰堤通過、渡渉、シートラツボ足といろいろな要素がコンパクトに詰まっていて面白かったです。何とか湖北の山を滑れてよかった。
 Hさん、Yさんお疲れさまでした。またよろしくお願いします。

 神戸山スキークラブでは一緒に楽しめる仲間を募集しています。雪が無い期間には登山や沢登り、サイクリングなどオールラウンドな活動を行っています。「まず安全、仲間と楽しく」興味のある方は →
http://kobeyamaski.sakura.ne.jp/kainosyoukai.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:489人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら