おじさん初心者が行く北アルプス 蝶ヶ岳テント泊
- GPS
- 53:20
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 1,344m
- 下り
- 1,366m
コースタイム
5月5日 8:30蝶ヶ岳ヒュッテ〜9:36蝶槍〜10:05尾根分岐〜12:13横尾 昼食休憩 13:09横尾分岐〜14:00徳沢分岐 徳沢園テント泊
5月6日 8:00徳沢園〜8:44明神分岐〜8:54嘉門次小屋〜9:58河童橋〜10:13ウェストン碑〜10:33ほたか橋〜10:50上高地バスターミナル〜11:41あかんだな駐車場
天候 | 5月4日 晴れのち曇り 蝶ヶ岳山頂は雪 5月5日 快晴 5月6日 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上高地へのシャトルバスを利用し入山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは明瞭 特に危険個所はなし |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
健康のために歩きはじめ、山に登るようになったのは、昨年の10月の半ば。
そんなころ、NHKの「日本百名山 常念岳」の番組を見てしまったのが、蝶ヶ岳に行きたいスイッチを入れてしまう原因だった。
里山から2千メートル弱の山に通いながら、シュラフ・テント・シュラフマットなどなどを買いあさる日々が、楽しくて仕方なかった。
気がつけば、決行日のゴールデンウィークに成ってた。
当初5月3日の出発予定にしていたが、上空5千メートルの寒気が抜けず、北アルプスの天気は良くなかった。
予報では、4日の午後から寒気は一気に北上し、好天が期待できそうな模様。
予定を4日出発に切替て、4日〜6日の2泊3日とした。
初心者でしかも年齢的には「初老」と言われるお年頃。
テント泊は息子が小さい頃、オートキャンプ場で数回はやった事が有る程度・・
大丈夫か?HandM。
今回の山行が失敗に終わると、連れは2度と山行に付き合ってくれなくなるだろうから、とにかく暖かく寝る事に関してこだわった。
寒さ対策には十二分に注意を払った、シュラフはモンベルの#1を選択、重量もおろそかに出来ないから、ULSSダウンハガーとか言う、一番軽い奴・・しかも2人だから2個。
シュラフ下のマットが断熱が弱ければやはり寒いので、なんとかリッジレスト見たいなウレタン系のマットと、モンベルのコンフォートシステムパッドの2枚重ねでドウダ!!と、至れり尽くせりの就寝装備は、すべて2個ずつ。
さらにホッカイロを山ほど持ち込み、シュラフカバーの中は常夏か?と言う程の温度を確保したつもり。
そんな装備をザックに詰め込むと、シュラフ類を詰めた連れの60リットルは少しの余裕を残したが、テントマットから2日半分の食材を詰め込んだHandMのザックは、70リットルにも関わらずパンパン。
重量は連れが行動中の水を含めて11kg、HandMは同じように水を持って17.5kg程だった。
長塀尾根に取り付く寸前、徳沢の水場でプラティパスに2リットル水を汲んじゃったから、長塀尾根を登るときは20kg弱を背負ったのか??
食材が重い、重すぎる。
これと言った取り柄の無い私たちは、せめて山行中に食事は美味しく頂こうと、馬鹿なメニューを組み立てたのだった。
そのメニューを完遂するには、20cmサイズのフライパンが不可欠だった。
コッヘルセットは、何も知らないで買ったチタン製。
こいつが、そんなに米を炊く事に不向きな物だと知った時には愕然としたが、他を持って居ないので、頑張ってチタンコッヘルで米を炊く。
初日の4日はまず、長塀尾根を登り始める前に、インスタントラーメンとおにぎりを食べる。
実質このラーメンが、この日の昼食に成る。
4日の夕飯は、飛騨牛を使ったスキヤキ。
ご飯は無洗米を炊き上げるという豪華版で、フリーズドライの味噌汁つき。
5日の朝は、前日のスキヤキの残りに、生卵を落として煮込んだ牛丼風の物に、キムチスープ、ウィンナーをフライパンで焼いて。
5日の昼は、バリソバに中華丼の具を載せて。
たまごスープとキムチスープも一緒に。
5日の夕方は、たまご丼ぶり。
このたまご丼ぶりは、麺つゆで玉ねぎを充分煮込んでから、生卵を3個使って作る本格派。
晩御飯の時には、再び無洗米を炊き上げる。
一度に2合を炊けば、HandMたちには晩御飯と翌日の朝ご飯を食べるのに、もうちょっと有ったら良かったのに位の量に成る。
それに魚肉ソーセージを6mm厚位にスライスして、焼き上がりにマヨネーズを載せていただく。
8切れ〜9切れ位の魚肉ソーセージは、量も味も十分満足出来る一品。
6日の朝は、前日の残りのご飯を、チャーハンにして食べる。
フライパンで冷えたご飯を充分温め、ほぐした所で一度コッヘルに移動させ、生卵をといでフライパンでいり卵に成るように炒める、そこへ先ほどのご飯を投入。
チャーハンの素で味を調えて出来あがり。
これに、みそ汁やスープを添えて朝ご飯。
そんなHandMの食事風景を見て、隣のテントの方があきれて居らっしゃった・・ワハハ
そんな家に居ても食べれない様なメニューのお陰で、本当に食材は重たかった。
でも・・美味しかった。
山??綺麗でしたよ!!
初日こそ雪が降ったものの、寒気が抜けた5日なんかは今年で一番の快晴だったかも?
本当に楽しい山行をありがとう。
蝶ヶ岳山頂で、朝陽に染まる槍穂高連峰を見ながら、涙があふれてしまったのは、HandMの様な初老のおっさんには似合わないが、心を洗う様な感動を有難う。
車で2時間なんて、
本当にお気の毒な土地に住まわれていますね!なんて(笑
羨ましいことこのうえありませんよ。
足跡からプロフィールにお邪魔してこのレポに辿りつきました。
健康のために始められて今では上高地に・・・。
ワタシも一緒ですがまだ上高地は早そうです。
山が多い新潟に住んでいることに感謝していますが
やはりアルプスにはそう易々とは向かえません。
今は歩荷で練習中です。
飛弾牛の夕食、憧れます・・・(笑
今後もお体に留意されて愉しい山行報告をお願いします^^v
失礼しました。
pusuke様
コメントいただき誠にありがとうございます。
パソコンを見る時間がなかなかとれなくて、返事を書くのが遅くなってしまいました事、お詫びいたします。
pusuke様のおっしゃるとうり、山が近すぎて・・・極めて悪い立地条件に住んでいます。
最近は健康のため!を通り越して、楽しみのために山に行っている状況になっています。
次の月曜日は御嶽山・・・その次は常念岳一泊・・そして白山と・・さらにお盆には剣岳と・・・
計画ばかりが先走っている状態です、実現できるかどうかは?ですが。
山行出来たらレポートupしますので、ぜひご覧ください。
ありがとうございました。
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