記録ID: 2981266
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積雪期ピークハント/縦走
東海
薙刀山、よも太郎山、野伏ヶ岳
2021年03月07日(日) [日帰り]
グリーン☕⛷
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:18
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,776m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:17
今回のPDCA
・事前の想定リスク
雪割れによるヒドゥンクレバス
前日の雨と午前中の高温、太陽光による雪のゆるみと雪崩
笹藪部分の雪割れが進み、亀裂箇所からの全層雪崩
・現状・結果
ヒドゥンクレバスはわずかで、雪庇のクレバスではなく藪ホール的なクレバスのため、クレバスの下が崖ということもない。穴の深さは2m程度まで。特別危険な状況ではなかった。
予報気温は-1~0℃だったが、実際は0~10℃。太陽光もかなりあり、雪もある程度緩んだが、想定以下のゆるみだったため問題ない範囲。雪崩の兆候もなかった。これはラッキーと考えるべき。
笹屋部の雪割れ進行、全層雪崩もまだ進んでおらず、問題ないが、ここ数日、高温や雨が続けば一気に進みそう。
予想外は、日岸山北側の急登だったが、今回はスノーシューでなんとかなるレベル。硬めのクラスト層はあったが氷結箇所はなかったため良かった。
今回は12本爪、ウィペット持参で大きく想定範囲を超えるようなこともなかったので、準備万端といったところだと思う。
〇その他、天気について
高気圧と低気圧について、今回、munaitaさんとのやり取りで、勉強になった。
高気圧は雲が少なく晴れ、手気圧は雲が増えだして天候が崩れる。
これまでの勉強の中で、高気圧、低気圧の構造と特徴について認識はしていたが、実際の山では意識して天候変化とリンクしてこなかった。Yamanekoさんとの山行でも、「雲が足の様に伸びてきた→雨がかなり近づいている。」といったお話を聞いて、ハッとした。
これらの経験から総括すると、自分には天候変化に関する明確なサインについて知識・勉強が不足していることを自覚する必要がある。
これまでは、事前の「てんくら」やその他天気予報、雨雲レーダーを踏まえた上で、仕事やこれまでの趣味の経験測から、「体感湿度や雲が多くなってきたので、1時間後には雨だな」とかいう感覚だった。結果的に半日先程度までなら相当の確率で的中してきたが、ここに明確な根拠を重ねていかないと、今後の進歩はないと思う。もう一度、山の天気に関する本を読みなおして勉強しなおす必要がある。
・事前の想定リスク
雪割れによるヒドゥンクレバス
前日の雨と午前中の高温、太陽光による雪のゆるみと雪崩
笹藪部分の雪割れが進み、亀裂箇所からの全層雪崩
・現状・結果
ヒドゥンクレバスはわずかで、雪庇のクレバスではなく藪ホール的なクレバスのため、クレバスの下が崖ということもない。穴の深さは2m程度まで。特別危険な状況ではなかった。
予報気温は-1~0℃だったが、実際は0~10℃。太陽光もかなりあり、雪もある程度緩んだが、想定以下のゆるみだったため問題ない範囲。雪崩の兆候もなかった。これはラッキーと考えるべき。
笹屋部の雪割れ進行、全層雪崩もまだ進んでおらず、問題ないが、ここ数日、高温や雨が続けば一気に進みそう。
予想外は、日岸山北側の急登だったが、今回はスノーシューでなんとかなるレベル。硬めのクラスト層はあったが氷結箇所はなかったため良かった。
今回は12本爪、ウィペット持参で大きく想定範囲を超えるようなこともなかったので、準備万端といったところだと思う。
〇その他、天気について
高気圧と低気圧について、今回、munaitaさんとのやり取りで、勉強になった。
高気圧は雲が少なく晴れ、手気圧は雲が増えだして天候が崩れる。
これまでの勉強の中で、高気圧、低気圧の構造と特徴について認識はしていたが、実際の山では意識して天候変化とリンクしてこなかった。Yamanekoさんとの山行でも、「雲が足の様に伸びてきた→雨がかなり近づいている。」といったお話を聞いて、ハッとした。
これらの経験から総括すると、自分には天候変化に関する明確なサインについて知識・勉強が不足していることを自覚する必要がある。
これまでは、事前の「てんくら」やその他天気予報、雨雲レーダーを踏まえた上で、仕事やこれまでの趣味の経験測から、「体感湿度や雲が多くなってきたので、1時間後には雨だな」とかいう感覚だった。結果的に半日先程度までなら相当の確率で的中してきたが、ここに明確な根拠を重ねていかないと、今後の進歩はないと思う。もう一度、山の天気に関する本を読みなおして勉強しなおす必要がある。
天候 | 曇り後快晴後晴れ 気温0〜10℃ 最大風速は野伏ヶ岳で7m/s程度。他は微風 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険な箇所はないが、以下2箇所は雪の状況によってはリスクが高くなる可能性あり。 1つ目は、日岸山(ピーク1669m)から北側の急登。最大斜度45度位。ルーファイでコースを見極めれば35度位で行ける。今回は下りは雪がしっかりと締まっていたためスノーシューで降りたが、復路の登りは雪が緩んでいる可能性があるため念のため12本爪アイゼンで登った。ここは滑落しても下部まで雪があるので大けがはしないと思われる。また、途中で止まりそうだが、念のため12本爪アイゼンを履いた方が安全。 2つ目は野伏ヶ岳からの尾根下り。最大斜度30度強で急登。雪が緩んでいたため、結構滑った。シリセードで遊べる程度だが、凍結している時は要注意。自分はスノーシュースキーで滑り下った。 それ以外は、所々に笹藪上の斜面にクラックあり。 笹藪の長さよりも雪割れの幅が広がると、雪に食い込んでいた笹薮のストッパー効果がなくなり、一気に全層雪崩となって落ちる可能性あり。そろそろ全層雪崩となってもおかしくない。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ジオライン長袖シャツ
モンベルのウィックロンジオサーマルロング
ロングパンツ(モンベルマウンテンガイドパンツ中厚手)
モンベルのジオラインバラクラバ
防寒テムレス2セット
レインウェア上下
3シーズントレッキングシューズ(ノースフェイスヴォルト)
ザック(グラナイトギア38)
パン2個(消費)
ドーナツ1個(消費)
非常食(柿の種)
スポーツドリンク1.5L(1.0L消費)
地図(地形図)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
予備電池
GPS(ガーミンmap64sとetrex30)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
スマホ
BDウィペット(直径12cmのスノーバスケットへ交換)
ココヘリ
防寒着(化繊ジャケット)
ツェルト(juza)
12本爪アイゼン
スノーシュー(ノースイーグル)
CAMPアイスマスター
総重量13.5kg位?
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コメント
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greenriverさん、おはようございます。
最高っすね〜👍🎵
あいかわらずガッツリ‼
greenriverさんは、まだまだ冬ですね。
いいな〜👍
shigeさん、おはようございます。
まだまだ冬が名残惜しくて・・・・・。
でも、春山のお花畑も見たいんですよね。
これから4月頃まではこの辺の心の葛藤が続きます。
そして、気が付いたらいつの間にか夏山なんですよね。
なので、春を感じるのはいつも7月頃の高山のお花畑といった感じになってしまいます。
登山をやっているのに季節感がどんどんずれていくのはなんだか変ですね。
できれば近いうちに鈴鹿のお花畑を見に行きたいなあ・・・。
入道ヶ岳、御池岳、霊仙などが良いですかね。
4月の竜ヶ岳の白羊も見たいですし・・・。
休みが2倍になってくれれば良いのですが(笑)。
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