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Yamareco

記録ID: 298199
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雪山ハイキング
甲信越

巻機山(井戸尾根コース)

2013年05月15日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.0km
登り
1,567m
下り
1,554m

コースタイム

6:00桜坂駐車場─6:50五合目─9:00八合目─9:16九合目(ニセ巻機山)─9:30避難小屋─9:53分岐点[4時間]
9:53分岐点─10:20割引岳─10:46分岐点─10:57ケルン─11:21牛ヶ岳追悼碑─11:47ケルン─11:53分岐点[2時間]
11:53分岐点─12:02避難小屋─12:15九合目(ニセ巻機山)─12:24八合目─13:00五合目─13:35桜坂駐車場[1時間40分]
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜坂駐車場: 
料金徴収の係員はいなかった。
ほかの車はいなかった。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
登山ポストにはカードと筆記用具が備わっていた。
様子がわからなかったので、登山届は事前に新潟県警にメールで提出しておいた。
http://www.police.pref.niigata.jp/osirase/sangaku/keikakusyo.html

【水】
料金所近くの水場の蛇口からは水が出た。
様子がわからなかったので、水は持参した。

【危険箇所】
8合目直下で雪の急斜面を上り下りするなら、ピッケル・アイゼンが必要。
ただし、その箇所はすでに夏道が通れるようになっている。
雪の急斜面を登りきると、ヤブをこいで8合目に出るかっこうになる。
これがとてもきつかったので、さっさと夏道に入ればよかったと後悔した。
下山するときは夏道を下りた。

割引岳の細い尾根の急斜面では、尾根に近いところまで亀裂がせまっている箇所があった。
歩幅を小さくして静かに通過した。

雪がどんどん溶けており、何度となく踏み抜いた。
特に太い木の枝がしなって埋まっているところをまたぐときは要注意。

【避難小屋】
北側の屋根が一部出ていた。
この気温なら、あと1週間もすれば屋根の雪は溶けるのではないか。

【分岐点の標識】
割引岳方面と牛ヶ岳方面にわかれる分岐点にある大きな標識は、影も形もなかった。

【下山後の飲食】
上田屋旅館の山菜そば:900円
営業時間:14時ころまで。
登山シーズンはもうすこし延びるが、宿泊客がいるときは延ばせないとのこと。 
ファイル
パスワードあり 天気図13051509.png
天気図2013年5月15日午前9時
(更新時刻:2013/05/16 06:29)

感想

■7ヶ月ぶりの巻機山稜線
昨年雪が積もってから2回巻機山に挑戦して、ニセ巻機山付近までしか登れなかったのが心残りだった。ひさしぶりに巻機山のなだらかな稜線を堪能することができた。

■写真撮影ができず
デジタル・カメラが不調で、写真が撮れなかった。これをよい方向にとらえれば、途中からカメラのことは忘れて景色を楽しみ、山歩きを楽しむことができた。カメラKenkoDSC1200Zはもらいものなので、そろそろ自分で買わないと。

■体力はぎりぎり
ふだん運動をしていないので、すぐに息があがる。それでも、今年は5月になってから2回、新潟県長岡市の鋸山(765m)に登った。その効果があったらしく、なんとか下山するまでバテずにすんだ。長時間の休憩もとらなかった。以前は下山後によく足がつったものだが、しっかりした登山靴をはくようになってからこの症状は出なくなった。それにしても登山靴とザックが重く感じる。非常事態にはもちこたえられそうにない。

■残雪期:雪の上が歩ける
これまでは、自分の住む新潟県内の山に雪が積もると登山をしなくなり、そのあいだにほかのことに興味が移り、秋になってからようやく登山を再開するというパターンだった。5月に山登りをするのは異例だ。そのおかげで、残雪期の山のよさがわかった。雪が積もっている上を好きなコースで歩くことができる。さらに雪があると下るのが圧倒的に楽だし速い。

■残雪期:あまり寒くない
登っているあいだ、暑くなったり寒くなったりした。寒くなったのは、風がけっこう強かったからだ。稜線部の分岐点から最高点にかけての風が一番強かった。ウィンドブレーカーがわりのレインウェアのフードをかぶって歩いた。ただし手袋をしたくなるほどではなかった。アイゼンをつけたりはずしたりするときに素手で作業ができるのはとにかく楽だ。

■自分の落し物を発見
4合5勺目あたりの登山道を下っているとき、赤いビニールひもが落ちていた。拾いあげると、そこに眼鏡も落ちていた。それは、前回登ったときに紛失したものだった。あらためてビニールひもをみると、それもたしかに自分のものだ。なぜそんなところに落としたのか、まったく心あたりがない。登るときに同じ場所を通ったのに気づかなかったのもうかつなことだ。

■巻機山のジレンマ
山登りをしているとたちまち時間が経過するので、どうしても時間に追われて余裕のない精神状態におちいりがちだ。これをいくらかでもやわらげるには、出発時間を早くするしかない。今朝4時に起きて外に出たら、すでに明るかった。2時には起きて出発したい。稜線部をまわった段階でそれほど時間が遅くなっていたわけではないが、あわただしく下山した。それは、今回こそ清水屋旅館の山菜そばが食べられそうだという希望がみえてしまったからだ。今後巻機山に登るたびに、稜線部でのんびりするか早々に下山して山菜そばを食べるかの選択に悩まされることになりそうだ。

■主な装備
・革製登山靴・ヒートテックソックス・ウールソックス・薄長アンダーウェア上下・ゴアテックスオーバーパンツ・レインウェア上・高度計つき腕時計・トレッキングポール1本・ピッケル・12本爪アイゼン
・ザック(35リッター)・ポリ袋(70リッター)・デジタルカメラ・地図コンパス一式・1.5リッターポリタン(水1リッター)・ポカリスエット(0.5リッター)・行動食(550g)・
[使わなかったもの]
・イボつき軍手・非常食(100g)・救急用品・フリース上下・コッヘル・プラスチックマグカップ・アーミーナイフ・ホイッスル・アルコールバーナー・アルコール(200g)・固形燃料・ろうそく・ライター・ヘッドランプ・予備電池・ツェルト・細引き・洗車用タオル・薄小銀マット・シュラフカバー・ウォームアップシーツ・ウール手袋・フリース目出帽・ミニカイロ

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