タワ尾根ピストンでウトウの頭へ

2021年03月07日(日) [日帰り]

• GPS: 05:14
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,023m
• 下り: 984m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:01

8:41 一石山神社
9:24 9:25 一石山
9:42 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
9:49 9:56 人形山
10:21 金袋山
10:42 10:45 篶坂ノ丸
11:28 11:42 ウトウの頭
12:12 12:13 篶坂ノ丸
12:29 金袋山
12:47 人形山
12:51 12:53 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
13:04 13:05 一石山
13:35 13:42 一石山神社
13:42 ゴール地点

8:33 一石山神社
9:24 一石山
9:42 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
9:56 人形山
10:21 金袋山
10:45 篶坂ノ丸
11:42 ウトウの頭
12:12 篶坂ノ丸
12:29 金袋山
12:47 人形山
12:51 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
13:04 一石山
13:35 一石山神社

天候

濃霧

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

・ 積雪や凍結は皆無でアイゼンは用無しでした。
・ 赤テープはありますが、全体に道が不明瞭です。指導標はありません。
・ 登山口から850付近のベンチまでは石段と植物名の案内板が目印になります。落ち葉が積もった急斜面で、濡れていれば要注意です。
・ 特に登山口付近は皆さん好き放題に歩いているようで、踏み跡が入れ混っています。
・ ウトウの頭山頂は細い岩場です。南側に巻き道があります。

写真

3/7 8:15

日原林道入口に通行規制の表示は無し。

3/7 9:20

冬枯れの中のツガは格好良い。

3/7 9:23

恐い恐い燕岩脇の急斜面を克服して一石山へ。

3/7 9:42

これが巨樹として有名だったミズナラか。無惨。

3/7 9:49

西北西に延びる尾根に乗り換えて人形山。傾斜は楽になる。

3/7 10:17

金袋(きんたい)山山頂。尾根の左右から霧が迫ってきた。

3/7 10:18

素敵な山名標の端が削られて霜が付いていた。鹿の仕業？

3/7 10:29

霧氷かな。尾根上の裸の枝が霜の衣をまとっていた。

3/7 10:42

篶坂ノ丸。

3/7 10:49

3/7 10:54

これはビニール紐の霧氷か？

3/7 10:59

葉の一枚一枚が霧氷に包まれている。霧の中で更に寒そうに見える。

3/7 11:06

3/7 11:07

これが本当に美しかった。

3/7 11:28

ウトウの頭の有名な山名標。

3/7 11:28

と忘れ物の笛。

3/7 12:36

茸マニアの先輩へのお土産写真。

3/7 13:21

登山口から850付近のベンチまでは石段と植物名の案内板が目印になる。

3/7 13:37

茸マニアの先輩へのお土産写真その2。

感想

usatosi

「鷹ノ巣山へは行けません。岩尾根は通行禁止です」東日原でバスを降りると、
街道にパトカーが止まって拡声器で話していた。奥多摩で登山道が通行止めに
なるのは日常茶飯事だが、ここまで厳重なのは初めて見た。小用を済ませて道
を行くと行き先を聞かれた。素直に「タワ尾根」と答えた上で天租山は通行可
か尋ねると、要注意だが開通したとの事だった。昨晩タワ尾根と迷った末、奥
多摩ビジターセンターの登山道一覧のページで日原林道が通行禁止になってい
たので聞いてみたのだ。

一石山神社に挨拶していると登山口に先輩のご夫婦。かなり久しぶりの道だっ
たので素直にお二人が行く道を辿るが、登りなのに多くの分岐が迎えうつ。巨
岩の燕岩脇の急斜面は元々遊歩道だったらしく、よく見ると石段と樹名標があ
る。ただ登りだといずれも見辛い。

ベンチのある尾根へ出て方向転換、尾根筋を辿って一石山へ。ミズナラは。。
あれか。の最後の姿に胸が痛んだ。

一石山からは漸く傾斜は緩む。ただ霧が濃くなり、登りでも何度もコンパスや
スマホを出して方角を確認した。人形山、金袋山、篶坂ノ丸へと人気は無いが
何故か凝った山名標が楽しみな尾根を進む。雪や氷はかけらも無いが、尾根上
の小枝は須く霧氷に覆われている。濃霧を背景にした霧氷は神々しいと言う他
無い。

鹿以外には誰にも会わず、ウトウの頭へ到着。昼前の強い日光が濃い霧を溶か
し始めていた。ここまで来ると街の音は一切響かない。山も今日は静かだ。休
憩を取って静かな山を降り始めた。

下りも霧が濃い。くどいくらいに現在位置を確めて、一石山神社へ降りた。神
社への下り口では案の上迷った。

気の抜けないコースではあるが、広葉樹林が主で、尾根筋なのに登り返しが少
ない。体力は充分残っていたので、日が長くなれば中尾根か天祖山と一緒にまた登りたい。