岩手山 屏風尾根縦走

2021年03月07日(日) [日帰り]

• GPS: 12:06
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,541m
• 下り: 1,520m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:15
• 休憩: 0:52
• 合計: 12:07

5:54 岩手山七滝登山口
6:42 6:42 七滝
9:56 9:58 赤倉岳
10:30 10:33 赤倉岳(1610m)
11:33 11:43 米倉
12:16 12:31 平笠不動避難小屋
14:15 14:20 岩手山
14:43 14:53 不動平
16:54 16:57 湯華採取跡
17:30 17:34 一服峠
17:48 17:48 七滝コース最短登山口
18:01 岩手山七滝登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/7 5:50

登山口まで車で入ることができました

3/7 6:10

ガリガリの夏道を進みます

3/7 6:43

七滝の氷瀑は半分崩壊

3/7 6:50

ここから冬季限定尾根

3/7 8:08

ひどいアイスバーンで全くシールが効かず
1200m付近で早々にアイゼンに履き替え

3/7 8:26

nobushiさんはスキーアイゼンを装着してスキーのままがんばります

3/7 8:36

うねりがひどくガリガリの雪庇帯

3/7 8:36

振り返ると絶景

3/7 8:59

大迫力の黒倉山

3/7 9:06

背負ったスキーが灌木に引っかかる

3/7 9:06

ハイマツの少ない所を選んで登る

3/7 9:13

鬼ヶ城の稜線

3/7 9:45

岩場の登り

3/7 9:55

1543mピーク（地図によってはここが赤倉岳となっている）
岩手山の山頂が見えて歓声があがります

3/7 10:01

黒倉山〜姥倉山〜大松倉山〜三ツ石山

3/7 10:06

稜線の北側斜面が雪が多くて歩きやすい
2年前に登った赤倉岳が近づいてきた

3/7 10:21

御釜湖と御苗代湖
下山はこの火口湖の縁を通ります

3/7 10:33

赤倉岳山頂
ここまでは予定通り

3/7 10:31

白いヘルメットの単独の方は山友の知り合いでした

3/7 10:40

ここの岩場は向こう側が崖になっているので左（北側）から巻きます

3/7 10:43

崖の直下を回り込んで

3/7 10:47

振り返って

3/7 10:47

そのまま稜線より下の雪の斜面を登ります

3/7 10:49

北に延びる尾根の途中に岩峰が。
てっきりクラウンピークかと思ったら違いました

3/7 10:52

振り返って

3/7 10:57

こちらがクラウンピークのようです
（洞ヶ沢とイタザ沢の間の尾根）

3/7 10:58

最高の稜線歩き

3/7 11:09

tbfさんは再びスキーを履きましたがすぐに脱ぐ羽目に

3/7 11:12

米倉が近づいてきた

3/7 11:25

米倉（屏風尾根�景�）
麓から見て一番目立つ岩峰です

3/7 11:30

3/7 11:30

奥に秋田駒ケ岳と烏帽子岳

3/7 11:31

クラウンピークの奥に八幡平方面

3/7 11:33

米倉は南側を巻きます

3/7 11:34

凍っています

3/7 11:39

ここからの鬼ヶ城の眺めが最高

3/7 11:45

夏道合流地点
ここまでくれば小屋までもう少し

3/7 11:46

左奥に�喫�、右手前に�曲�

3/7 12:01

ハイマツの踏み抜きがひどい
2度ほど股下まで潜りました

3/7 12:17

予定より20分遅れで小屋に到着
急いでランチ

3/7 12:32

�喫�と平笠不動避難小屋

3/7 12:18

左の窓が割れていました

3/7 12:18

冬期入り口

3/7 12:32

山頂へ向けアタック

3/7 12:55

直登したところハイマツ踏み抜き地獄に

3/7 13:19

全く進めなくなりたまらずワカンに履き替え

3/7 13:19

それでも時々踏み抜きます

3/7 13:29

踏み抜きで体力を奪われ、なかなか山頂に辿り着けない
斜面上の方にtbfさんがいます

3/7 13:38

斜面にchemさんがいます

3/7 14:16

皆から45分も遅れてやっと山頂〜

3/7 14:17

妙高岳（中央火口丘）

3/7 14:17

山頂看板北側

3/7 14:18

南側

3/7 14:19

記念撮影

3/7 14:18

一人だけ疲労困憊

3/7 14:20

歩いてきた屏風尾根

3/7 14:26

私はワカンのまま下山
他の3人はスキーで山頂から滑走（ところどころ岩が露出)

3/7 14:29

不動平避難小屋と鬼ヶ城

3/7 14:31

お鉢の石仏に見事なエビのしっぽ

3/7 14:31

山頂を振り返って

3/7 14:35

八合目避難小屋

3/7 14:51

千俵岩

3/7 14:59

不動平で私もスキーに履き替え
最初はガリガリのアイスバーン

3/7 15:07

nobushiさんは山頂から湯華採取跡まで一度もスキーを外すことなく滑りました

3/7 15:17

少し下ると陽当たりの良い所はフィルムクラスト、樹林内はパウダーになりました

3/7 15:20

nobushiさんの華麗な滑走

3/7 15:22

パワフルなtbfさん

3/7 15:22

私とKさんは安全運転

3/7 16:01

御苗代湖付近から山頂

3/7 16:37

屏風尾根を下から見上げて

3/7 16:53

湯華採取跡の手前
穴だらけで危険

3/7 16:55

湯華採取跡も雪が消えています
2年前とは大違い

3/7 16:56

湯の華が流れる滝

3/7 17:03

左俣沢にかかる橋
中央部が融けて怖いことに

3/7 17:03

勢いつけて渡ったものの途中で失速し転倒
アイスバーンなので沢へ落ちる危険あり

3/7 18:01

何とか暗くなる直前に無事下山

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

感想

chem

念願だった屏風尾根縦走、そして不動平からのスキー滑走。今回天気に恵まれ、最強のメンバーに同行してもらったおかげで、無事完走することができました。

最初の計画では、平笠不動で1泊することにしてましたが、土曜日の天気が今一つの予報だったので、日帰りに変更しました。泊まりで立てた計画では私の体力に合わせて登り8時間半、下り4時間半でしたが、日帰りにしたので荷物が軽くなる分スピードアップできるだろうとの甘い考えで、登り7時間半、下り3時間に変更。
ところが、ハイマツの踏み抜きですっかり体力を消耗してしまい、平笠不動から山頂まで1時間45分もかかってしまい皆さんをお待たせしてしまいました。夏道通りに登れば良かったと途中で後悔しましたが、後の祭りでした。
山頂まででヘロヘロになり、凍ったエビのしっぽで覆われたお鉢斜面を滑る自信がないので、私は不動平からスキーに履き替えました。
不動平は風の通り道でガリガリでしたが、少し下ると快適な雪になりました。tbfさんの的確なルーファイのおかげもあり、樹林内を楽しく滑走できました。
御苗代湖付近まで降りてくると再びガリガリバーンに。少し下りすぎたので、シールはつけないで登り返し、トラバースしながらなんとか下山の尾根にたどり着きました。途中1ヵ所だけ板をはずしましたが、あとは2年前に一度来たことあるルートを順調に滑り湯華採取跡到着、あまりの雪の少なさにビックリしました。
時間も時間なので休憩もそこそこに急いで下り、七滝まではガリガリなりにもそこそこ楽しく滑り、七滝からはガリガリに加えてボコボコの林道を我慢しながら滑って暗くなる直前、ギリギリに登山口に着きました。
アイスバーンでは横滑りやプルークボーゲンを多用したので最後は膝が痛くなりましたが、無事完走できて良かったです。皆に感謝！

tbf

屏風尾根の稜線はアルペンムードが素晴らしく、天気も良いので360度の大パンラマ、立ち止まる度にその絶景を眺めては感嘆のため息しかでませんでした。今までの岩手山登山のなかでも一番だったかも知れません。ちょっと長い行程でしたが、それを全く苦にしない充実した内容でした。

コメント

yamazukin1gou

すばらしい！
流石ですね。たくさんの貴重な写真もすばらしいです！！

chem

Re: すばらしい！
私にとっては体力の限界でした〜。
遅い私に付き合ってくれた仲間に感謝感謝です！
天気さえ良ければ、この時期おすすめのコースです。
もう二度と行けないかもと思いましたが、懲りずにまた行きたくなりました。