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Yamareco

記録ID: 2994686
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

木無山☆霧氷のブナとパノラマの回廊へ

2021年03月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:52
距離
10.7km
登り
996m
下り
989m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:43
休憩
0:09
合計
6:52
距離 10.7km 登り 996m 下り 997m
8:01
124
スタート地点
10:05
10:12
109
蛇鏡山
12:01
12:03
170
14:53
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前坂谷林道の入口の除雪スペースに
長倉谷の前方に雪の広い斜面を見せる蛇鏡山
2021年03月14日 08:07撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 8:07
長倉谷の前方に雪の広い斜面を見せる蛇鏡山
蛇鏡山(左)へ
2021年03月14日 09:11撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 9:11
蛇鏡山(左)へ
雲の下から姿を現す大日ヶ岳
2021年03月14日 09:12撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 9:12
雲の下から姿を現す大日ヶ岳
最初は穏健な自然林の尾根が
2021年03月14日 09:14撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 9:14
最初は穏健な自然林の尾根が
蛇鏡山への尾根が近づくと
2021年03月14日 09:21撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 9:21
蛇鏡山への尾根が近づくと
険阻な尾根に
2021年03月14日 09:47撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 9:47
険阻な尾根に
山頂が近づくとようやく斜度も緩くなって
霧氷が始まる
2021年03月14日 09:48撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 9:48
山頂が近づくとようやく斜度も緩くなって
霧氷が始まる
斜面を見下ろして
2021年03月14日 09:56撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 9:56
斜面を見下ろして
蛇鏡の山頂より
南の方角に平家岳(中央)と滝波山(左)
2021年03月14日 10:06撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:06
蛇鏡の山頂より
南の方角に平家岳(中央)と滝波山(左)
東に大日ヶ岳を望んで
その左手の小白山、野伏ヶ岳は雲の中
2021年03月14日 10:08撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:08
東に大日ヶ岳を望んで
その左手の小白山、野伏ヶ岳は雲の中
大日ヶ岳の右手には中央アルプス
2021年03月14日 10:09撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大日ヶ岳の右手には中央アルプス
背後に滝波山(中央)と平家岳(右)
2021年03月14日 10:09撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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背後に滝波山(中央)と平家岳(右)
雲が上がって青空が広がり始めるが、
木無山(中央)は未だ雲の中
2021年03月14日 10:13撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:13
雲が上がって青空が広がり始めるが、
木無山(中央)は未だ雲の中
霧氷の回廊へ
2021年03月14日 10:15撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:15
霧氷の回廊へ
蒼穹を目指してca1150mのピークへ
2021年03月14日 10:20撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:20
蒼穹を目指してca1150mのピークへ
大日ヶ岳
2021年03月14日 10:21撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大日ヶ岳
小白山(左)も雲のヴェールを脱ぎ始める
2021年03月14日 10:22撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小白山(左)も雲のヴェールを脱ぎ始める
青空を背景に
2021年03月14日 10:23撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:23
青空を背景に
ca1150mより霧氷の尾根を振り返って
2021年03月14日 10:26撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:26
ca1150mより霧氷の尾根を振り返って
2021年03月14日 10:26撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:26
彼方に能郷白山
2021年03月14日 10:26撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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彼方に能郷白山
隣の荒島岳も淡墨を流したような雲の中
2021年03月14日 10:27撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:27
隣の荒島岳も淡墨を流したような雲の中
霧氷の樹林の尾根の先に木無山(中央)
2021年03月14日 10:28撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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霧氷の樹林の尾根の先に木無山(中央)
霧氷を振り返って
2021年03月14日 10:28撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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霧氷を振り返って
少しずつ青空が広がり始める
2021年03月14日 10:30撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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少しずつ青空が広がり始める
木無山から雲がとれ、雲の中から白山を垣間見る
2021年03月14日 10:30撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木無山から雲がとれ、雲の中から白山を垣間見る
小白山(中央右)と野伏ヶ岳(左)
2021年03月14日 10:30撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小白山(中央右)と野伏ヶ岳(左)
大日ヶ岳
2021年03月14日 10:34撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大日ヶ岳
霧氷の尾根に
2021年03月14日 10:38撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:38
霧氷の尾根に
鞍部のブナの大樹
2021年03月14日 10:46撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 10:46
鞍部のブナの大樹
尾根に光が当たって
2021年03月14日 10:50撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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尾根に光が当たって
ca1150mのピーク(中央)から辿ってきた尾根
2021年03月14日 11:00撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:00
ca1150mのピーク(中央)から辿ってきた尾根
2021年03月14日 11:01撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 11:01
陽光に煌めく霧氷の回廊
2021年03月14日 11:03撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:03
陽光に煌めく霧氷の回廊
2021年03月14日 11:04撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:04
青空が広がって
2021年03月14日 11:04撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:04
青空が広がって
霧氷と雪庇の尾根をゆく
2021年03月14日 11:07撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/14 11:07
霧氷と雪庇の尾根をゆく
光がさすとブナの樹林の中は一斉に照明がついたように
2021年03月14日 11:10撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:10
光がさすとブナの樹林の中は一斉に照明がついたように
ブナの大樹
2021年03月14日 11:11撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:11
ブナの大樹
霧氷のブナが綺麗すぎてなかなか先へ進めない
2021年03月14日 11:12撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:12
霧氷のブナが綺麗すぎてなかなか先へ進めない
木無山
2021年03月14日 11:15撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木無山
2021年03月14日 11:16撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:16
霧氷はますますスケールアップしてゆく
2021年03月14日 11:16撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:16
霧氷はますますスケールアップしてゆく
木無山へ
2021年03月14日 11:18撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:18
木無山へ
2021年03月14日 11:27撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:27
2021年03月14日 11:30撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:30
蒼穹を目指して尾根を進む
2021年03月14日 11:34撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:34
蒼穹を目指して尾根を進む
ついに霧氷の樹林を抜けて
2021年03月14日 11:39撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:39
ついに霧氷の樹林を抜けて
白銀の樹林を振り返る
2021年03月14日 11:43撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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白銀の樹林を振り返る
ついに荒島岳も雲のヴェールを脱ぐ
2021年03月14日 11:45撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:45
ついに荒島岳も雲のヴェールを脱ぐ
木の無い木無山へ
尾根上には多くのクレヴァス
2021年03月14日 11:49撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:49
木の無い木無山へ
尾根上には多くのクレヴァス
背後のパノラマ
2021年03月14日 11:55撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 11:55
背後のパノラマ
山頂から登ってきた尾根を振り返る
2021年03月14日 12:00撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 12:00
山頂から登ってきた尾根を振り返る
山頂からは白山が視界に飛び込む
2021年03月14日 12:02撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂からは白山が視界に飛び込む
白山と右手に野伏ヶ岳と小白山
2021年03月14日 12:01撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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白山と右手に野伏ヶ岳と小白山
荒島岳
2021年03月14日 12:02撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 12:02
荒島岳
鷲ヶ岳(中央)の彼方には真っ白な御嶽山
どうやら前日にかなり冠雪したのだろう
2021年03月14日 12:03撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
3/14 12:03
鷲ヶ岳(中央)の彼方には真っ白な御嶽山
どうやら前日にかなり冠雪したのだろう
山頂の東側の霧氷の樹林
2021年03月14日 12:09撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 12:09
山頂の東側の霧氷の樹林
山頂はかなりの強風だったが、わずかに下ると風は全く感じられなくなった
好展望を見ながらランチに
2021年03月14日 12:10撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 12:10
山頂はかなりの強風だったが、わずかに下ると風は全く感じられなくなった
好展望を見ながらランチに
霧氷の樹林
2021年03月14日 12:32撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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霧氷の樹林
尾根を辿ってp1153へ
2021年03月14日 12:35撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 12:35
尾根を辿ってp1153へ
木無山を振り返る
2021年03月14日 12:52撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/14 12:52
木無山を振り返る
p1153の南斜面のだだっ広い平地
2021年03月14日 13:05撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 13:05
p1153の南斜面のだだっ広い平地
蛇鏡山(左)から木無山(右)への尾根を一望
2021年03月14日 13:20撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 13:20
蛇鏡山(左)から木無山(右)への尾根を一望
下山の尾根にもブナの大樹が続く
2021年03月14日 13:22撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 13:22
下山の尾根にもブナの大樹が続く
小白山(中央左)と野伏ヶ岳を南から眺めて
2021年03月14日 13:33撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 13:33
小白山(中央左)と野伏ヶ岳を南から眺めて
植林の尾根を下ると林の中の広地に突然池が現れる
2021年03月14日 14:21撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 14:21
植林の尾根を下ると林の中の広地に突然池が現れる
透明な水が滾々と湧き出す泉のようだ
2021年03月14日 14:24撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/14 14:24
透明な水が滾々と湧き出す泉のようだ
撮影機器:

感想

この奥越の木無山はほとんど知られていない山だろう。ヤマレコでもわずかに数本のレコを見かけるのみであるが、これまで地点登録がされていないので検索自体が難しい。木無山で検索しても上がってくるのはもっぱら三ツ峠の前衛の小さなピークを通るレコばかりだ。

前回の山行の後半で家内が歩行に問題を生じたので、距離の短めの山でなおかつ雪が十分にある山を探す。この時期でも雪がある山ということは標高がそれなりに高く、同時に山深いとことにあるものが多い。そんな都合の良い山はなかなかあるものではないが、この木無山はまさに格好の山に思われた。

早朝、中越自動車道を越前大野に向かうと、大野盆地の上は晴れ渡っているものの、銀杏峰、経ヶ岳、荒島岳といった大野盆地を取り巻く山々ないずれも雲の中だ。
美濃街道を進むと、中越自動車道の工事が急ピッチで進められているようだ。荒島岳の登山口には多くの車が停められており、勝原スキー場跡地を登っていく登山者が多いようだ。丁度、登り始める登山者が多い時間なのだろう。

和泉スキー場への案内を頼りに九頭龍川を上流へと辿る。スキー場の手前の前坂谷林道の入口は除雪されており、車2〜3台分のスペースがあった。準備を整えると蛇鏡橋を渡ってスキー場に向かう車道を歩き始める。

スキー場がオープンする時間帯なのだろう。ひっきりなしにスキー場へ向かう車が通る。三重ナンバーの車もあったが、中越自動車道を北上すると意外と近いのかもしれない。

谷の正面には蛇鏡山の広々とした雪の斜面が見える。スキー場の手前のヘアピンカープから長倉谷の林道へと入る。除雪された車道の周囲には1m近くは雪が積もっているので、ここに林道があるということを知らなければ単に雪原が広がっているようにしか見えないだろう。

最初に現れる谷を奥に進むとすぐに沢に進路を遮られるので、右岸の尾根に取り付く。少し登ったところで、706mの標高点に向かっているつもりがゲレンデに向かう尾根を登っていることに気がつく。ゲレンデの縁に沿って尾根が続いているようなので、尾根をこのまま辿り、△1121.2の蛇鏡山に登るコース取りに変更する。

ゲレンデが近づくとその外を歩く。ゲレンデからは強風のためにリフトの運行を中止する旨の放送が聞こえる。

尾根を辿るうちに一瞬、リフトの下に出てしまう。隣の尾根を辿るのが正解だったようだ。幸いリフトは止まっている。リフトの下はゲレンデではないので、スキーヤーに遭遇する心配はないのであろうが。すぐにリフトの下から出て、右手の尾根に乗ると、我々がリフトの下から出るのを待っていたかのようにすぐにもリフトが動き始めた。

スキー場の脇の尾根は二次林ではあろうが、快適な自然林の樹林が続く。足元を見るとわずかに薄雪が積もっている。昨夜はこのあたりは雪だったようだ。背後には雲の下から朝陽に輝く大きな山が姿を現す。先週に縦走したばかりの大日ヶ岳だった。

やがて穏やかな自然林の尾根の行く手には蛇鏡山への急峻な尾根が近づいてくる。尾根の上の方は雲の中だが、樹々には微かに霧氷がついているようだ。尾根は登るにつれて急に斜度を増し、まもなく険阻な痩せ尾根となる。尾根芯は所々で雪が切れて藪が露出しているが、藪を避けて右側の雪の急斜面に踏み込むことはあり得ない。急斜面は大きな岩の下でいくつもの雪割れが生じており、雪割れを乗り越えられない可能性もあるだろう。尾根から下向きにせり出した低木をぐいと掴んで藪を正面突破する。

再び尾根芯に雪が現れると藪こぎからは解放されるものの、急傾斜のためにさらなる緊張を強いられる。幸い、スノーシューが程よく雪に食い込んでくれる。一歩一歩、慎重にステップを刻み込みながら登ってゆく。二週間前のような硬く締まった雪質であればアイゼンとピッケル無くしては到底登れないところであっただろう。樹木のない雪の尾根からは背後には滝波山から平家岳へと至る越美国境の稜線の好展望が広がるが、残念ながら展望を楽しむ余裕はない。

尾根の上部で再び雪が切れる。尾根芯の藪の中には鹿のものと思われる微かな踏み跡があるようだ。薄い踏み跡に沿って、低木の藪を掴んでよじ登る。樹々はよく見ると透明な氷がついているものが多い。霧氷ではなく、雨氷だ。過冷却された雨が冷たい樹に吹き付けられて結氷したものらしい。この急斜面の藪こぎと登攀に必死で、カメラを取り出して雨氷を写真に収める余裕はない。当初の計画ではこの尾根を下降することを考えていたが、それはとんでもないことだ。この尾根はあまりにも急峻であり、下降には適さないだろう。

最後の藪を越えるとようやく足元の傾斜が緩くなるのがわかる。ようやく一息ついて、周囲の好展望を見渡す余裕が出来る。いつしか、雲も上がり、雲の合間から陽光が溢れ始める。わずかに登るとなだらかな小さなピークに出る。GPSで確認するとここが蛇鏡山であった。

蛇鏡山からはそれまでのスリリングな尾根からは一転、樹林の緩やかな尾根が続いている。樹木は先ほどまでの雨氷に変わり、しっかりとした白い霧氷を纏っている。滝波山、平家岳を振り返ると、これらの山々には遠目にもわかる霧氷がついているのがわかる。

樹林の中に入ると雪の上には薄っすらと新雪が積もっており、久しぶりの新雪の感触が心地よい。次のピーク、ca1150mは蛇鏡山より標高が高く、樹のない好展望のピークだ。三角点を設置するならこちらのピークの方が適切のようにも思える。蒼穹を見上げながら純白のピークを目指す。

東側の小白山、野伏ヶ岳がすっきりとした姿を見せる。ピークから仰ぐ木無山の山頂部は相変わらず雲の中のようだが、雲がとれるのは時間の問題だろう。尾根の先では雲の中から白山が一瞬、姿を見せる。


次のca1170mとの間の小さなコルは二重尾根となり、尾根の間には樹木のない小さな雪原となっている。雪原に下降して霧氷の大樹に取り囲まれながら、蒼穹を見上げる。

ブナの疎林が広がる広々とした斜面を登り始めると、次々と光の波がすca1150mのピークから辿ってきた霧氷の尾根の上を高速で通り過ぎてゆく。背後に見える鋭鋒は屏風山だろうか、彼方には姥ヶ岳から能郷白山へと続くが雲の中から姿を見せる。

ca1170mの細長い台地状のピークに乗るとブナの巨樹の回廊となる。樹々の霧氷はさらにスケールアップする。雲の合間から光がさすと、樹林の中は陽光に煌めく霧氷のせいで無数の照明がついたようだ。

霧氷の樹林を抜けるといよいよ木無山への最後の登りとなる。いつしか木無山にかかる雲はすっかり晴れて、山頂部は木無山の字の如く、木の無い純白の雪原が広がっているのが見える。

東側には大きく張り出した雪庇には所々で大きな雪割れを生じている。雪庇の尾根からは東側に大日ヶ岳の彼方には御嶽山が見える。先週末、赤樽山から徳平山への縦走から眺めた時に比べかなり山が白くなったように思えるのは、おそらく昨日、降雪があったのだろう。隣の荒島岳もようやく雲がとれて、白い頂きを見せる。

西側斜面の樹林は霧氷が真っ白である。このあたりが霧氷のクライマックスだろう。時間は昼前、この時間までこれだけの霧氷が残っているのが驚きだ。パラパラと霧氷の落下が始まっているが、それでも十分すぎるくらいに霧氷が残っている。もう少しすると霧氷が一気に落下する時間が到来するのだろうが、よくぞ我々がここに到着するまで残っていてくれたものだと思う。この霧氷の壮麗な樹林を通過してしまうのが勿体なくて、自然と歩みが遅くなる。

いよいよ樹林が切れたところで、山頂までの最後の雪稜を一気に登り詰める。山頂に立った瞬間、白山、そして経ヶ岳、赤兎山、大長山の展望が一気に視界に飛び込む。樹の一切ない360度の大展望が広がる。しかし、山頂に立った途端に強烈な風が吹いている。この山頂部に樹が育たないのは経ヶ岳や荒島岳と同様、ここも日本海側から九頭竜川に沿って吹き込む風の通り道であり、雪の下には風衝草原が広がっているのだろう。

山頂の東側の小さな雪庇の下に回り込むと風の影に入ったのだろう。先程までの強風が嘘のように風は微塵も感じられなくなる。立山を左手に眺めながら、目の前に広がる霧氷の樹林を前にランチ休憩をとる。

p1153から南東の緩斜面に下降すると、樹木のない野球場のようなだだっ広い平地が現れる。
尾根伝いに南下すると、ブナの大樹の疎林の広がるなだらかな斜面にはいく筋もの小さな源頭が襞を刻んでいる。地図では表現されない複雑な地形は歩いているうちに刻々と風景が変化してゆく。やがて尾根は急速に収束し、ca1060mにかけて緩やかな登り返しとなる。

尾根の西側からは蛇鏡山から木無山へと午前中に歩いた稜線を一望することが出来る。尾根の東側にはもとより霧氷はほとんどついていないのであるが、ここからは木無山の山頂にわずかに霧氷を認めるばかりだ。南尾根の西側斜面の大きく発達した霧氷も今頃は落下してしまった頃だろうか。

ca1060から南に延びる尾根を下降することも考えられたが、p993から南に延びる急下降の尾根を下降することにする。ここからは植林の急下降となり早々に雪が切れるので、スノーシューを脱いで下降する。痩せ尾根の急下降ではあるが、足場は豊富にあり、無理な下降ではない。

やがて尾根の下部で傾斜がゆるかな二次林になると雪が現れ、再びスノーシューを履く。ca710mの南東に突き出す尾根を目がけて植林の中を下降してゆくと、忽然と雪の平地の中に池が現れる。

池は驚くほど澄んだ透明な水を湛えており、風もないのに水面にはさざ波が立っている。どうやら滾々と水が湧き出しているようだ。池というより泉と呼ぶのが適切なのだろう。雪の中にあって微睡から醒めた瞳のような輝きを放つその泉は山行の最終章に鮮烈な印象を付け加えてくれたのだった。

あとは緩やかに尾根伝いに下るだけだ。無事に林道に着地すると前坂谷の左岸へと橋を渡る。前坂谷の右岸にも細い林道が続いているようだった。あとはわずかに林道を歩いて、debrisを越えることもなく駐車地に帰還する。

車に戻ると時間は15時前、車外温度は12℃となっていた。下山後、九頭竜の道の駅で、穴馬かぶらの漬物を入手する。まったく知らない種類のかぶらであったが、福井の伝統野菜らしい。添加物のない漬物はなんとも美味であった。

山行距離はtotalで10km少々で7時間近くと、普段よりはかなり時間をかけて歩いたことになる。山行の充足感は距離や時間、そして山の知名度とは全く相関しないものだとよく思うが、まさにその好例とも云うべき山行であった。それにしても、この素晴らしい山が世にほとんど知られていないことが不思議だが、あと十年もすると人口に膾炙するようになるのだろうか。

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コメント

さすが山猫さん
 山猫さん、yamaizuさん、こんにちは。
さすが山猫さん、いいお山をご存知なんですね。どこのお山なんだろうとマップをズームダウンしていくと… 九頭竜湖? 荒島岳の近くなんだ。というようなことだったのですが、京都からここへ行かれると普通は荒島岳かな?な〜んて考えちゃうんですが、奥様の状態と雪の状態など色々と検討されいいお山を登られたんだと写真に見入っておりました。

ブナの回廊的なルートから樹林帯を抜けたら木無山が正面に。とてもいい感じですね。標高は氷ノ山より低いのに、さすが雪国のお山だな〜と思いました。

気になったのが、愛機が替わってますよね? 最近 E-M5 Mark IIじゃないような。小振りでレンズが共用出来ていいですね。
2021/3/17 16:35
さすがno2さん
この日の荒島岳のレコはまだチェックしておりませんが、おそらく荒島岳でも相当な霧氷が発達したことだと思います。荒島岳の勝原コースのブナも素晴らしいのですが、この木無山のブナも十分、荒島岳に匹敵する素晴らしさがあると思います。

ところで、さすがはののさん、カメラが変わったことにすぐに気がつかれますね。実はしばらく前、土蔵岳の山行でE-M5の電源を入れる部分が故障したので修理に出したのですが、簡単な修理の筈なのですが一向に戻ってくる気配がなく、修理期間の代行のためと思って新たにPEN lite6手に入れたのでした。結局、E-M5は以前の水没による基盤の腐蝕があり、修理不能ということになってしまいました。F2.8のレンズも一緒に修理に出してしまっていたので、ののさんもお持ちの14mm〜150mmのレンズをつけているのですが、このレンズが汎用性が高く、なおかつ望遠レンズとしては驚くほど軽いですね。癖の強いカメラなので、まだ慣れないことが多いのですが。
2021/3/17 19:02
ジオン
先週、スノー衆の方の車を見かけて、止めてしまった
行くはずの山でした、、(;一_一)
やはり、当初の目的の木無山に行けばよかったと、、
来期行きます。(泣)
2021/3/17 21:17
Re: ジオン
いらしていたら、お会い出来たのに
でも、どちらの山に行かれたのか気になります
2021/3/17 21:25
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