滝子山(寂悄尾根〜初狩)
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- GPS
- 06:19
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,023m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:19
天候 | 薄曇、時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)JR/初狩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に登山道はよく踏まれており、特に危険な所もない。 南稜・寂悄(ジャクショウ)尾根は昭文社地図では○迷、○危マークとなっているが、コースはハッキリして迷う所もなく、連続する岩場も足場はしっかりしている。 |
写真
感想
中央沿線から見る滝子山は堂々とした山容の上にゴリゴリとした山頂稜線を持っていて登りたいと思わせる山だ。やっと今回、イワカガミのシーズンとあって、勇躍、南稜、寂悄尾根を登ることにした。
中央高速バスの笹子バス停は滝子山登山に便利とネットにあり高速バスを利用する。電車に比べ笹子駅からの20分余りが楽できる計算だ。
バス停を降りてすぐに中央道の陸橋、ここで笹子からのコースに出合う。桜公園を過ぎ、寂悄苑入口を入るとすぐに寂悄苑に着く。ここで荷を整えて登山道に入る。
緩やかな登りから林道を過ぎるとナラなどの自然林の中の尾根を登って行く。急な登りだが気持ちよく歩ける道だ。所々にヤマツツジがまだ咲いていて新緑の緑とコントラストを見せて綺麗だ。大きなブナを見てから岩場の手前1250m地点で間食休憩をとる。
ストックを仕舞って岩場にかかる。岩場はある程度の傾斜があり足場はしっかりして普通に登れる感じだ。
そして待望のイワカガミ。登山道の脇のあちこちに所狭しと咲いている。ヒメイワカガミという種でアルプスなどに咲くコイワカガミに比べて可憐で可愛らしさの面で一番だと言う。約15分続く岩場歩きはイワカガミとともに至福の時を過ごせる今回のハイライトと云える時間になった。
岩場を過ぎ急坂を登ると滝子山頂上に着く。秀麗富嶽十二景の標識は見えるが、前回に続いて冨士は雲の中。本来の大パノラマも周辺の山並がかろうじて見える程度でちょっと残念。ここで昼食をとる。登山者は入れ替わり立ち替わりで結構賑わっている。
午後はナラ、ブナの気持ちのよい自然林の尾根道を下る。男坂から広場のような桧平を経てフタマタ沢の頭で尾根道をはずれ樹林帯の斜面をジグザグに下りていくと桜沢沿いの「最後の水場」に達する。ここにはベンチがあり一息いれる。
ここからはなだらかな道となり、何度が渡渉を繰り返して沢沿いの道を行く。あとは林道から藤沢集落を経て初狩まで車道歩きとなる。
展望には恵まれなかったが、岩場や尾根歩きの楽しさ、そして何よりもイワカガミと新緑の美しさが満喫できた山行だったと思う。
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