荒島岳 「カドハラスキー場→荒島岳→小荒島岳 (ピストン)」
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
6:40 リフト降り場跡(登山口) -
7:05 トトロの木 -
7:30 深谷ノ頭 -
8:00 シャクナゲ平 8:10 -
9:05 荒島岳 9:25 -
10:15 シャクナゲ平 -
10:30 小荒島岳 -
10:55 シャクナゲ平 -(途中10分休憩あり)
12:10 リフト降り場跡(登山口) -
12:40 旧カドハラスキー場駐車場 (End)
天候 | 晴れ(山頂はガス…) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 旧カドハラスキー場〜シャクナゲ平 よく整備されていて危険箇所なし。強いてあげれば、スキー場の中は浮石が多く、下りは転倒注意。 ○ シャクナゲ平〜荒島岳山頂 地図ではモチガ壁に危険マーク(現地にも滑落注意の看板)があるが、特に危険は感じなかった。鎖やロープがあるが、使わなくても登れるレベル。 |
写真
感想
■ 新緑で溢れるの荒島岳
スタートは廃業になったカドハラスキー場。6時前に到着しましたが、駐車場には15台ぐらいが先着。すでに出発している人たちも多そうです。
準備を整えて、ゲレンデの中の急坂を登りはじめます。ゲレンデの斜面にはタニウツギがいっぱいでした。石がゴロゴロの急斜面を登り切り、リフト乗り場の跡があるスキー場の最上部に着くと経ヶ岳がよく見えました。
登山口を過ぎるとブナの森に入っていきます。朝の光が新緑のブナの葉を通して降り注ぎます。気持ちのいい山歩き。歴史を感じるような大木、まだすらっとした若木、色んなブナに出会いましたが、みんな若葉色で光り輝いていました。斜度はだんだんときつくなりますが、ブナが陽射しを遮ってくれて、あまり暑さを感じることなく登ることができました。
シャクナゲ平を過ぎると、もちが壁と呼ばれる急登がはじまります。地図では危険マークも付いていますが、危険を感じることはありませんでした。鎖やロープもありますが、使わなくても十分、登れる感じ。ところどころで展望が開けると残雪の白山が見えました。少しモヤ掛かっていましたがきれいです。この夏は白山に登りたいなぁ。
もちが壁を登り切り、前荒島あたりまで来るとガスが通り抜けるようになりました。山頂はやはりガスガス…。楽しみにしていた眺望は、残念ながら叶わず。一瞬でもガスが晴れることに期待して早めのお昼休憩にしましたが、風が強くて寒いので、あきらめて下山にしました。
帰りは花を探しながら。カタクリ、ヒメイチゲ、サンカヨウ、キジムシロ、ミヤマカタバミ、チゴユリなど。群生って感じではないけど、荒島岳は花の多い山ですね。
シャクナゲ平からは小荒島岳に寄り道してみました。途中、ギフチョウがたくさん飛んでいました。小荒島岳から荒島岳を見上げると、山頂付近にだけ雲が掛かっているのがよく見えました。笠雲みたいです。
シャクナゲ平に戻り、再びブナの森を下っていきます。この新緑の森を歩けただけでも、大満足の山行でした。“荒島岳は深田久弥の地元贔屓だ”なんて言われることもあるようですが、登りごたえもあるし、十分にいい山だと思いました。
最後のスキー場の下りは、浮石と容赦ない陽射しに苦しめられましたが…
※ ブログもぜひ↓
https://ridgeline-wind.hatenablog.com/entry/33253705
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する