羽後朝日岳から志度内畚岳へ 貝沢口から
- GPS
- 09:39
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,573m
- 下り
- 1,560m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:40
天候 | 朝は風・雲があったが、次第に弱くなりました。秋田側は雲が多く岩手側は青空。天気予報通りでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・雪解けが進み亀裂多数あり。 ・大荒沢岳の前後は急斜面あり。降雨後などはアイゼンの必要があるかも。 |
写真
感想
志度内畚に至るまでの特徴的な斜面を踏査してみたい…自分プロジェクト「朝日岳からの稜線をたどり志度内畚へ」…。初めて羽後朝日岳に登った時から思い続けてきましたが、先週のihatovさんのレコを見て実行を決意。1時半に青森発、貝沢駐車帯で仮眠後、6時半前にスタート。早くも1台停まっている。畚岳も見える上部で、下りてきた地元の男性と会話。早朝、沢尻岳は風と雲がひどく、当初目的の朝日岳を変更し畚へ行ってきたとのこと。会話中に着いた2名の方も畚へ行くという。朝日岳は私一人。一瞬「私も畚に変更しようか」と思ったが、沢尻岳に着くと、風はあるが低い雲はなかったのでまずは大荒沢岳まで行くことに。大荒沢では朝日岳も志度内畚も見えている。朝日岳まで向かうことに。4年前の4月以来、残雪期は2度目、藪こぎ1回の計3度目の頂上。秋田側は雲が多い。以後の天気は崩れるような気配もある。ただ、めったに来られない所だけに志度内畚に向けて行けるとこまでいってみよう、と覚悟を決めた。
朝日岳から先は未知の領域。いよいよ細尾根だ。ルートは北側なのでまだ固く、アイゼンとウィペットで正解だった。稜線の下5mくらいを慎重に進む。灌木があっても稜線側には近づけないので灌木を強引に乗り越える。踏み抜きも多く体力消耗。南側の急斜面を時折のぞいたりカメラに収めたりしながら稜線の東端まで来た。ここまで第一の核心部。鞍部に下りて志度内畚へ至るのが第二核心部。幸い風もさほど強くなく、次第に青空も多くなってきている。慎重に下り、いよいよ最後の登りだ。一歩づつ踏みしめてついに志度内畚の頂上へ。「やったぞ〜!」と雄叫び連発。出発からちょうど5時間。頂上で展望を満喫、おにぎりを1個頬張る。
頂上の空気を吸い込み喜びをかみしめた後、帰りの行動開始。鞍部、稜線への登りを経てヤセ尾根を通過。まだ固い雪面もあり慎重に。なだらかな斜面に来たところで一気に緊張感から解放される。ますます青くなる空の下、2度目の朝日岳への登りを楽しみ車まで戻りました。お天気に恵まれラッキーそのもの、なんとか完遂。ihatovさんからのインフルエンスがなければ登れませんでした。ありがとうございました。ペコリ。
2021.04.02 動画を追加しました
下界から眺めておりましたが、行かれてたんですね!スゴいとしか言いようがありません!!早朝は岩手山付近はスッキリ見えているのに県境稜線は雲がかかっていて志度内畚は見えず、どうかなと思っていたら次第に晴れだしたので。。。晴れ男ですね(笑)
生保内川源流稜線から志度内畚へ至る区間は、想像していたより険しいですね。。。甘かったです。私のペースでは12時間overになりそう。雪も大分融けている様に見えるので、今年はもう厳しいかな。。。
今更ながら、去年一度山中でお会いしていましたね!また何処かでお会いできますコトを楽しみにしております!貴重なレコ、ありがとうございます!!!
行けました! ありがとうございます。
2回の和賀岳への経験(どちらも4/20頃)から、あの稜線を歩くのは4月中〜下旬がベストと思っていたのですが、2017.4.30朝日岳への自分のレコ写真を見ていてハッと気が付いたんです。あの稜線上に雪が付いていないことに。その数日後、ihatovさんのレコ写真を見て「和賀岳へのたおやかな稜線とは異なり雪が早く消える。4月中下旬では遅い。藪や灌木で前進不能だ。雪が付いている時でなければ」とひらめきました。この発見がなければ普通に八甲田高田大岳にでも…と思っていたのです。まさにihatovさんのレコが私の行動を決定づけました。
雪解けにもよりますが、来週末もまだ大丈夫な感じはしております。あくまで感覚ですが…。ihatovさんのレコを楽しみにしています。ありがとうございました。
20キロを超えるロングルート、プロジェクト達成おめでとうございます!
さすがはmametan3さんですね
生保川源流部を抱えた羽後朝日やシトナイ畚山頂から秋田駒に向けて連なる山々の眺めなど、ここでしか見れない美しい写真の数々です。
kamadam rockには笑いました
kamadamさん、コメントありがとうございます。
朝日岳から先のあまり人が入らない山域は、ずっと魅力的でした。
なんとか行くことができました。
kamadamさんのレコも拝見しております。玄人としか言いようのない歩き方や山域にいつも驚かされ、刺激をいただいております。
あの岩は私には紛れもなく「kamadam rock」です。今回も往復とも岩の上に乗り、kamadamさんや自分の過去2回の山行に思いを馳せました。
お会いしたことはありませんが、同世代で様々なことが身の回りに起こる年齢ですよね。今後もできる範囲で山と付き合っていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いします。
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