記録ID: 3028487
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
遠かった空木岳 池山尾根から
2021年03月27日(土) [日帰り]
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 15:03
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,128m
- 下り
- 2,117m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:22
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 15:05
3:56
36分
スタート地点
19:01
ゴール地点
天候 | 晴れ 樹林帯-2℃〜 山頂19℃ ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://tozanguchinavi.com/blog/regulation_of_traffic/19923 |
コース状況/ 危険箇所等 |
.好ー場P〜林道終点まで1時間(0℃) ⇔啼蚕点〜タカウチ場まで30分。日の出 C啝馨屋の水場の水は出ている。アイゼン装着 っ啝馨屋〜マセナギまでは特に危険箇所はないが道迷いに注意。新しいピンクテープが設置されていた。(5℃) ゥ泪札淵〜小地獄手前のルンゼ入口(2282m)大地獄の鎖・梯子は出ており特に問題なし。それよりも凍結箇所ありの急登や痩せ尾根、雪のリッジやトラバースの方が危険 Ε襯鵐次50m程)の直登が今回の核心で雪稜の登攀技術がないと立ち入りは危険な箇所。登りは成行でソロになったが(要反省)確保した方が良い。下りは30mロープで5回懸垂(50mロープの場合は2回)。 Д茱並凜瞭を過ぎると徐々に展望が開け快適な雪稜歩き(急登・ナイフリッジ・雪庇あり)が続くが距離が長く体力勝負。樹林帯を抜けると日差しが暑い。(19℃) 捕捉:水は2人で4L担ぎ3.5L消費した。 ★全コースの印象 今回は天候に恵まれた。気温は1番低くても-2℃で稜線に出てからは無風19℃と暑く汗だく。結局ハードシェル(上着)は着なかった。核心のルンゼはもちろんその他にも雪の急登やクライムダウン・細尾根と危険箇所が連続しており予定していたコースタイムを2時間ほどオーバー。危険な箇所が終わっても道迷いの心配があるので、次はもっと早出して明るいうちに下山したい。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
アイゼン
アックス×1本
ピッケル
ハーネス
デイジー
ATC
|
---|---|
共同装備 |
30mロープ×1本
スリング×数本
カラビナ×数個
|
感想
日曜は荒天の予報、ならば日帰りで行ける雪山として今回は空木岳池山尾根をチョイス。体力・技術・ルーファイ力の全てを試され、まさかの15時間に及ぶ超ハードな山行となりました。厳冬期はここに極寒・ラッセルの2大要素が加わる思うと更に難易度は上がり恐ろしいなと思います。冬の空木に入る人が極端に少ない理由が分かりました。何かあっても木曽駒ヶ岳のように簡単に救助に来てもらえない筈なので、ここは身も心も鍛錬してから入山すべき山域だと思います。
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