棒ノ嶺(棒ノ折山)
- GPS
- 05:01
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,233m
- 下り
- 1,233m
天候 | 晴れ曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
西武池袋線飯能駅 |
写真
感想
GPSデータは若茸石山でフリーズしてしまい、以降は手動入力です。
今回は久々に電車で日帰りできる所にしようと思い、久々に奥多摩の棒ノ嶺(棒ノ折山)にしました。
一度この棒ノ嶺からの秩父の山並みを見てみたかったのと、東京都の奥多摩川から入って埼玉県の飯能側に降りる縦走と、ついでに高水三山のうち二つ(高水山、若茸石山)も制覇しちゃいましょう。
青梅線軍畑駅に始発で着く予定で順調に電車に乗ってましたが、途中で眠くなったのでちょっと寝て行こうとスヤスヤしてたら、、、!?!?ふと目が覚めると電車が逆方向に進んでいるような!??終着駅で寝過ごして逆方向に折り返してるーー!!でも隣で一緒に爆睡してた人は同じ人がいる。。。(一緒に乗り過ごしたらしい)
以前も日の出山に行こうと、武蔵五日市駅で寝過ごして逆方向に行ってしまったけど、またやってしもた〜。。。終着駅で寝てるハイカーが居たら、超えかけてくれるとありがたいです。。。(汗)(泣)
まあ、十分に早い時間なので気を取り直して反対ホームへ行って7時過ぎに軍畑駅に到着。トイレと売店あります。7時40分に出発。無人駅の改札というか自動suica読み取り機にかざして左へ行くと踏切があり、そのまま進むと二車線の道路に出るので、左折して車道歩きです。
道標にしたがってテクテク車道歩くと、30分で高源寺というお寺があります。地図にはないですがここにもトイレあります。
そこから斜度がぐっと上がって車道歩きすると巨大な砂防ダムだ出てきて、ここからが山道になります。
伐採された明るい急坂を登って行くと尾根にベンチがあり一休み、そこからは人工林の中を歩きます。じきに常福院というお寺が見えてきて、その先が高水山山頂です。常福院本堂には木製の大きな太刀が奉納されていて、境内も綺麗で歴史ある寺院でした。高水三山もきっと昔から歴史のある山々なんですね。安全をお参りして、本堂裏の結構綺麗な水洗トイレによって高水山山頂へ。
うん、まあ、奥多摩の低山だからね。高水山展望ないです。ということで直ぐに出発。
高水山まで登れば、後は棒ノ嶺まで大きなアップダウンなしの尾根沿いで行けるはず。と思ってたんですが、若茸石山以降にちょっとあります。
高水山から若茸石山まではきついところもなく進めていくと、東側に展望が開けた若茸石山山頂に出ます。三等三角点あります。
ここは明るくて展望の山並みも美しく、とてもいい所です。晴れ曇だったので、遠くまで見えなかったですが気持ちのいいところです。
まだ先があるので、ここの出発。若茸石山から黒山方面へ行きますと、いきなりすごい下り!尾根沿いでじゃなかったの?というくらい高度を落とします。
若茸石山、黒山間は道も細く人もまばらになりますが、登山道はしっかりしてるので迷うことはないです。途中に木製の手すりがある断崖の上に出ます。展望がよくて、御岳山、大岳山、御前山が綺麗に見えます。
大岳山、御前山の山容と大岳山から御前山までの尾根の形状がよくわかります。途中ぽこっと出てるのは鋸山かな。しかし、御前山の緩やかなピラミダルな山容はかっこいいですね。大岳山は形が独特で、陣馬山やいろいろな場所からも同定できますが、御前山のこのきれいな姿は初めて見ました。さすがは奥多摩三山ですね。
あの尾根もいつかは歩いてみたい。御前山避難小屋にはいわくつきのエピソードがあるみたいですが。。。
更に進むと、逆川ノ丸841mとある看板。よく見ると雨沢山841mと手描きもある。うん、展望もないし、小ピークですね。その先に根っこが多い急登が一箇所あって、途中から左に巻き道っぽいのがあるのですが、これは行き止まりでニセ巻き道なので、素直に直登が正解です。
更に行くと程なく黒山山頂にでます。三等三角点がありますが、展望ないです。狭い山頂でタバコの煙が漂っていたので、休憩したかったですがスルー。ここまで来て副流煙は吸いたくない。
さらにテクテク行くと、ゴンジリ峠(権次入峠)に出ます。ここは飯能の名栗湖川から登ってくる道との合流点で、みんな休憩してます。
ここを過ぎて人工林を登るとほどなく棒ノ嶺山頂です。ばーっと北側に展望が開けて、明るく結構広い山頂です。みんなそれぞれにシートをひいてくつろいでます。ちょっと砂地に荒れてるので、風があると砂埃がひどそうですが、芝生の場所や木陰の場所があります。
日光や榛名山、武甲山の展望があるらしいですが、今日は晴れ曇で見えません。でものびやかないい景色。急峻な奥多摩の風景とはまた違いますね。両神山から見えた秩父の山並みなのかな。
久々にコッヘルを使って食事します。白粥パックを温めて、ウマー。お腹に優しいし、山で食べるとなんでも美味しい!
さて下山です。山頂を奥の方に抜けると長沢背稜方面に繋がってていつかは歩いてみたい。南側に下ると、大丹波方面のバス停。きた道をゴンジリ峠まで戻ります。
ゴンジリ峠を有間ダム方向に下ります。この下りの階段とても歩きづらい。。。階段の木材が壁のように登山道を塞ぎます。。。噂には聞くが、ここまでとは。
程なく若茸石という岩が出てきてそこを左折して白谷沢登山口方面へ下っていきます。
穏やかに下って行くと、東屋があって未舗装の林道に出ます。林道を渡って沢沿いの道になります。
沢沿いの気持ちいい道を歩くと、滝が出てきて沢登してる人が滝から出てきて超ビビリました。途中ロープ場が一箇所あって、岩が人に踏まれてすごく滑ります。
滝の先は、沢が岩盤をくり抜いたのでしょう、V字の渓谷になっていてちょっと神秘的な場所です。岩が滑るので気をつけて。
程なく白谷沢登山口に出て、目の前が名栗湖です。ここからは車道歩き。
白谷沢登山口のそばに5〜6台の駐車場あり、ちょっと離れた取水口の場所にさらに10台程の駐車場あり、さらにちょっとあるくと有間ダムがあって、みんな路駐しておもいおもいにのんびりしてます。
この有間ダム、ダム通好みのロックフィルダムですね。コンクリのダムと違って、岩で覆われていて草も生えてるし何となくのびやかな雰囲気のダムです。
車道をテクテク下って行くと、右手にさわらびの湯です。何やら野外イベントやってて屋台など出てました。
さわらびの湯は、奥多摩の温泉と違って小規模な施設ですね。湯船もそんなに広くないですが、お湯は悪くないと思います。休憩場所もありますが食事施設は無く、売店のちょっとした地元惣菜と自販機のビール/日本酒で自前でやる方式です。
バスの時間もあるので、ビール一杯やって、飯能駅までバスに小一時間揺られると、そりゃ寝ます。名栗の地域ものんびりしていてなんだかいい土地ですね。
初めて来る飯能駅は結構都会でビックリ(ちょっと失礼ですが。。。)駅ビルまである近代的な駅です。都心のベッドタウンなんでしょう。家がいっぱいあります。
ちょうど急行池袋行きにのって、小一時間で池袋に着いちゃいます。西武線結構やりますね。以外に近いのかも。飯能、今まで田舎のイメージが強すぎたのか、いい社会勉強にもなりました。
アップダウンも控えめで距離もそれなりにあって、最後に棒ノ嶺で展望も得られるいいコースだと思います。
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