早池峰連峰全八座縦走

2021年03月31日(水) ~ 2021年04月01日(木)

• GPS: 20:47
• 距離: 30.7km
• 登り: 1,829m
• 下り: 1,780m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:12
• 休憩: 0:27
• 合計: 10:39

距離 12.8km 登り 1,548m 下り 95m

5:00 横沢温泉静峰苑
8:06 8:12 高桧山
10:59 安倍ヶ城
11:50 11:56 徳兵衛山
14:01 14:14 早池峰剣ヶ峰
15:22 15:23 剣ヶ峰分岐
15:29 15:30 門馬コース分岐
15:39 早池峰山頂避難小屋

2日目

• 山行: 10:06
• 休憩: 1:14
• 合計: 11:20

距離 18.0km 登り 322m 下り 1,688m

5:48 早池峰山頂避難小屋
5:50 5:51 早池峰山
6:46 6:55 １２７番
7:40 7:46 中岳
9:00 9:01 水場（鶏頭山と中岳の間）
10:11 10:26 鶏頭山
11:40 12:22 毛無森
16:27 門馬コース登山口
17:08 門馬口1合目（新山沢）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

入山:国道106号から5キロで清峰苑
下山:御山川集落から1キロで国道106号

コース状況／危険箇所等

今年の1・2月は低温と強風で雪付きが悪く、3月上旬に大雨後のアイスバン、その上に新雪、高温による雪解け等、その都度状況は変化します。主稜線は常に風速20m以上の北西風が吹き、連峰縦走のチャンスは多くありません。
当初2〜3月にスキー縦走を計画しましたが、休日の悪天により日程がズレ込み、雪不足からアイゼン・ワカンに変更しました。

写真

3/31 5:02

5:02　静峰苑を出発、スーパー林道（冬季閉鎖）〜横倉林道〜吉部林道終点を目指す

3/31 8:09

8:09　高桧山三角（一座）1166.6m。二週間で雪が融け山頂付近は笹薮の中

3/31 8:13

ダケカンバの向こうに三座目の早池峰剣ヶ峰が。

3/31 10:13

10:13　ヒバ林の急登を終え、これから進む徳兵衛山と剣ヶ峰が現れる

3/31 10:14

（ズームアップ）左から徳兵衛山の西峰・東峰、そして剣ヶ峰

3/31 10:51

10:51　安倍ヶ城（二座）1490m
安倍ヶ城周辺は股間までの踏み抜きでワカンが抜けない。ここからワカンを外す。

3/31 11:21

11:21　コメツガ・シャクナゲの低木帯（夏道は藪漕ぎ）は雪に隠れ快適に登ると、徳兵衛山の南東岩峰が現る

3/31 11:30

11:30　山頂手前のケルンは今日も絶景

3/31 11:43

11:43　三座目、徳兵衛山三角点（東峰）1637.2m

3/31 11:44

晴れていても黄砂の為、対岸の薬師岳はスッキリ見えない

3/31 12:12

12:12　西峰から四座目の剣ヶ峰を目指す

3/31 12:14

西峰の丘から連峰南東斜面と小田越尾根も穏やか

3/31 12:16

絶景とお別れし、踏み抜きの森林帯へ

3/31 13:15

13:15　尾根筋の雪渓を快調に登る

3/31 13:49

13:49　剣ヶ峰が近い、二週間前の真白なピラミッドピークが、残念ながら緑多くなってきた

3/31 14:00

14:00　早池峰剣ヶ峰（四座）1827m到着。今年三度目の剣ヶ峰は珍しく無風状態

3/31 14:12

14:12　快適なはずの剣ヶ峰稜線は、今日は雪・アイスバン・岩・ハイマツのミックス。いつもの北西風が吹かないのが最高

3/31 14:30

北東斜面に白い雪渓が見える。七里河原（ニギリ沢）左俣の雪渓は高度1850〜1350mまで続く。（右俣と共に閉伊川河口から見える白い二筋の雪渓）

3/31 14:30

この稜線は、ときおり振り向く景色の変化が素敵です

3/31 14:40

14:40　鞍部のアオトドの林は、ツリーホールに要注意

3/31 14:50

稜線の森林帯踏み抜きを避け、南面中腹をトラバース

3/31 14:53

再び振り向く、雪を被った剣ヶ峰稜線のナイフリッチが見られないのが残念

3/31 14:57

小田越コース八合目東斜面の雪渓は、ザラメ状態で私でも十分滑り降りできそう

3/31 15:07

15:07　九合目手前の岩稜帯を避け緩やかな北斜面を進む、本峰が頭を出す

3/31 15:29

15:29　もう少しで山頂です

3/31 15:38

15:38　初日のゴール早池峰山三角点1913.4m、山頂1917m、早池峰神社奥宮です（五座）

3/31 15:42

明日のコースを下見。中岳、その先に左右に鶏頭山と毛無森が黄砂に霞んで見えます。

4/1 5:34

5：34　縦走二日目（4月1日）のご来光です

4/1 5:34

今朝の冷え込みで圧雪状態に戻っています。雪がくさる前に行動しよう。

4/1 5:47

中岳以西は白い雲が被っているが、日中は取れそう

4/1 5:48

南面は岳気流が静かに薬師岳に向かって流れています

4/1 5:55

5:50　予定を早めて出発、奥鳥沢の雪渓が素晴らしい

4/1 6:13

6:13　あきらケルン1805m、ここまでは岩と氷の夏道。

4/1 6:47

6:47　127番標柱1660m、中岳も緑濃くなっています

4/1 6:59

6:59　鞍部から薬師岳方面

4/1 6:59

これからアオモリトドマツの林に突入

4/1 7:30

7：30　アオトドの林を抜け、本峰方面を振り向く

4/1 7:39

7:39　中岳（六座）1678.8mです

4/1 7:44

7:44　中岳の岩場は北側を巻きます

4/1 8:14

8:14　中岳の北尾根は連峰随一の均整が取れ見晴らし良好

4/1 8:35

8:35　進行方向に鶏頭山、右に毛無森が見え始めます　

4/1 8:52

8:52　159番から林越しに鶏頭・毛無が見え、近づいています

4/1 9:22

9:22　鞍部から振り向くと、雲が取れた中岳と薬師岳

4/1 9:52

9：52　鶏頭山への最後の登りです。右奥の毛無森は雪解けが進み藪漕ぎが心配

4/1 10:03

10:03　中岳・本峰が重なって見え、小田越峠を挟んで薬師岳のスカイラインが美しい

4/1 10:03

（ズームアップ）本峰が中岳の上に帽子をかぶった様に乗っかっています

4/1 10:12

10:12　鶏頭山（七座）1444.7m到着

4/1 10:44

10:44　鞍部から毛無森の登り

4/1 10:46

今回のお気に入り「中岳北尾根」です。（七里河原左俣の大雪渓を登り、眺望の効く中岳北尾根を下ってみたい）

4/1 10:54

10:54　毛無森の登りで、一休みして鶏頭山を振り返る

4/1 11:36

11:36　縦走最後の毛無森山頂（八座目）1426.8m、西に岩手山が見えます

4/1 11:37

（ズームアップ）

4/1 11:39

天気も良いことから、早池峰本峰・中岳、薬師岳、鶏頭山の揃い踏みを眺めながら、1時間昼休みしました。

4/1 13:18

13:18　帰路の毛無森北東尾根から対岸の縦走路を林越しに眺めながら下山

4/1 13:42

13:42　北東尾根の岩コブに登りツボケ沢越しに中岳・本峰を眺める

4/1 14:00

（ズームアップ）御山川左俣の赤石沢から中岳への沢登りの可能性を探る

4/1 14:10

14:10　桐木沢山への北尾根分岐から降りると青松葉山が見える。

4/1 14:23

ツリーランを楽しめるブナの北東斜面を下ると林道も近い

4/1 15:23

15:23　早池峰林道下山（通常の入山口）

4/1 15:29

15:29　御山川の「おにぎり岩」、ツボケ沢の沢登りの入渓口

4/1 16:09

16:09　アイオン沢登山口

4/1 16:27

16:27　握り沢登山口

4/1 17:09

17:09　門馬口1合目到着。御山川集落の中村さん宅で迎えを待つ。念願の早池峰連峰全山縦走31kを無事に終え、早池峰山と我が家の山の神に感謝します。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

備考

冬季のソロは、天候の安定した日に、軽めの装備が有効と思います。