鋸岳〜甲斐駒ヶ岳（釜無川IN〜白州OUT）

2021年03月22日(月) ~ 2021年03月25日(木)

• GPS: 80:00
• 距離: 32.6km
• 登り: 3,441m
• 下り: 3,734m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:02
• 休憩: 0:53
• 合計: 9:55

7:03 駐車場所
7:11 0:00 釜無川ゲート
9:10 9:20 悪沢ダム
10:30 10:46 造林小屋
11:30 11:40 富士川水源
12:53 13:10 横川峠
16:58 三角点ピーク(2,607m）

2日目

• 山行: 8:52
• 休憩: 2:18
• 合計: 11:10

6:10 三角点ピーク
7:41 8:14 鋸岳（第一高点）
8:37 9:00 小ギャップ
9:26 0:00 鹿窓
10:01 10:54 大ギャップ
11:50 11:58 第二高点
12:55 13:16 中ノ川越
15:52 0:00 三ツ頭
17:20 六合目石室

3日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:56

6:24 六合目石室
7:25 0:00 鎖場
9:38 10:25 甲斐駒ヶ岳
12:20 七丈小屋

4日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:52

8:18 七丈小屋
9:26 0:00 五合目
10:26 0:00 刃渡り
11:52 0:00 笹平分岐
13:16 0:00 尾白川渓谷駐車場
14:10 道の駅はくしゅう

写真

3/22 7:06

ゲートから300m？ほど手前の路肩に駐車して歩き始める。大型トラックが頻繁に通ります。

3/22 7:11

約9�劼領啼司發�スタート。車停めためたところから考えると9.5�劼�らいかな。

3/22 9:01

2時間弱で6.5�辧�

3/22 9:05

崩落箇所。ギリギリ人幅分はありそうだが…ちょっとおっかないので写真の右隅に写ってる黄色のステップで上の段に上がりました。

3/22 9:07

落石もおっかなし。自然落石よりも、人為落石ならぬ鹿為落石に注意！我々に驚いた鹿さんが斜面を駆け上がって小石をパラパラと落とします。

3/22 9:12

「悪沢ダム」とな。南アのもっと南の方にありそうな。ちょいと休憩。

3/22 9:25

崩落箇所。流れを横切る。

3/22 9:39

半分宙に浮いているコンクリート。

3/22 9:40

おお！これが！最たる崩落箇所。

3/22 9:42

少し戻るように河原に降りる。

3/22 9:43

さっきのペラいやつを下から。

3/22 9:51

登り返して現場を振り返る。

3/22 10:00

またまた崩落で河原に降りているの図。

3/22 10:16

アートな堰堤。

3/22 10:17

ここもちょい崩落。ザレた斜面をトラバース。

3/22 10:18

ただただ歩きゃいいっていう林道歩きではないので時間食いますね。

3/22 10:24

おー、ようやく小屋が見えた。この壁を登って、

3/22 10:29

やっと着いた。ゲートから9.2�劼�！

3/22 10:41

立派な小屋です。

3/22 10:46

登山道のはじまり。

3/22 11:28

この木立の中に、

3/22 11:30

富士川の水源あり。

3/22 11:36

給水っと。

3/22 11:56

ド・急・登・・・！！天丈沢から北鎌尾根に取り付いたときの急登を思い起こさせる。

3/22 12:18

雪登場。もう昼なので踏み抜きひどい。yokoはワカン装着。

3/22 13:10

横川峠で休憩。

3/22 13:41

峠ということで伊那側の景色とご対面。山腹を走るスーパー林道と奥に仙丈ケ岳。

3/22 13:54

峠から稜線までの前半はまあまあ歩きやすい尾根道。だったような。

3/22 14:43

ひたすら登る。雪はザクザクボソボソ系、ところにより氷化。

3/22 14:57

ああ、この感じ、、、大同心稜とか阿弥陀南稜にもある、いつまでたっても景色変わらないやつ。。。

3/22 15:00

萎え〜〜〜。そしてバテ〜〜〜。

3/22 15:54

斜度もアレなのでアイゼン装着。

3/22 16:03

踏み抜きやら枝とザックとの干渉やらで消耗が激しい。景色開ける手前が一番踏み抜ききつかった。

3/22 16:43

戸台側の斜面に道を見付け安堵。

3/22 16:49

鋸岳！

3/22 16:55

天気は下り坂、少し雪も舞って風寒し。

3/22 16:58

2,607m三角点ピークに到着！

3/22 17:08

ひとつ奥に適地あり。掘り下げるに十分な雪の量があり、風を防げてとても快適でした。

3/22 17:53

一瞬夕焼け。

3/22 19:06

夕飯。お箸がお行儀悪くてすみません。

3/22 20:04

夜は晴れて綺麗な星空が広がりました。

3/22 20:12

富士見あたりの夜景？

3/23 4:03

2日目おはようございます。朝ラー。

3/23 5:43

綺麗な朝焼け。

3/23 6:10

快晴ではないか！中央アルプス〜御嶽山。

3/23 6:11

穂高〜槍〜常念。

3/23 6:12

小屋が遥か下。よく登ったわい。

3/23 6:12

幕営地を出発。

3/23 6:14

鋸岳（第一高点）。かっけー。

3/23 6:22

いざ参らん！

3/23 6:35

朝イチからアップダウン激しす。

3/23 7:04

角兵衛沢かな。戸台側の谷はどれもガラガラゴロゴロいやらしいとizshun談。

3/23 7:05

雪少なく岩場のアイゼン歩行が厄介。

3/23 7:05

角兵衛沢のコル。一日目が好調ならここでの幕営を考えていたが、、、

3/23 7:05

雪も微妙だし風も通りそうだし、昨日の場所で結果オーライ。

3/23 7:22

アップダウンは続く。

3/23 7:28

さあ近付いて来ましたよ…！

3/23 7:42

鋸岳第一高点！天気最高！

3/23 7:43

2,685mとな。甲斐駒まで300m以上も差があるのか。

3/23 8:05

初の鋸岳！

3/23 8:11

仙丈ケ岳。

3/23 8:12

秀麗北岳。笹山から縦走しましたなあ、「あれは三年前〜」ってか。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1362640.html

3/23 8:12

間ノ岳。

3/23 8:12

塩見岳。

3/23 8:12

中央アルプス全容。

3/23 8:12

空木岳〜南駒ヶ岳〜仙涯嶺〜越百山。

3/23 8:13

木曽駒ヶ岳など。

3/23 8:13

御嶽山。

3/23 8:13

乗鞍岳。

3/23 8:13

穂高〜槍。

3/23 8:14

八ヶ岳南部。

3/23 8:14

そして目指すは甲斐駒ヶ岳。

3/23 8:25

本日は六合目石室まで進みます。

3/23 8:28

せっかく登ってもまた下る。

3/23 8:37

小ギャップにやって参りました。

3/23 8:40

ロープダウン〜。

3/23 8:51

久々の懸垂下降、ドキドキ。仙丈様の監視付き。

3/23 8:51

ぼちぼち、なんとか。

3/23 8:55

夏場はこの金属鎖を頼りに行くんでしょうけど、なかなかスリリングでしょうね。

3/23 9:09

登り返し。

3/23 9:11

際どいルートが続く。

3/23 9:19

ついてくのに必死です。

3/23 9:26

林道バスの車窓からどれどれ？と眺めていた鹿窓と初対面。

3/23 9:27

穴の中には行かずに、冬ルートはこちらだそうで。

3/23 9:30

よっこらしょ〜。

3/23 9:32

どっこいしょ〜。

3/23 9:37

まだ第一高点が近いな、、、大して進んでない。

3/23 9:38

第三高点に立つ。またもや大きく下る予感…。

3/23 9:43

大ギャップにさしかかる。一続きの稜線とは思えぬ。。。

3/23 10:10

ロープ工作中。支点取ってるその木、ちゃんと生きてる木なのだろうか。

3/23 10:24

着地点が見えませーん。

3/23 10:25

まだ〜？

3/23 10:30

30mと20mを繋いで事足りました。

3/23 10:36

残置ロープが錯綜している。

3/23 10:55

一旦戸台側にルンゼを降りる。外付けマットが邪魔して通れないってば。

3/23 11:03

足元崩れます。。。

3/23 11:06

凍り気味。

3/23 11:11

慎重に。

3/23 11:15

鹿窓からの夏道はこの斜面を通ってくるらしい…で、どれ？

3/23 11:17

登り返し。

3/23 11:46

バテバテ〜。

3/23 11:52

第二高点到着！

3/23 11:58

六合目石室ズーム。

3/23 11:58

近付いたけどまだまだデカくて遠い甲斐駒。

3/23 12:18

仙丈小屋。

3/23 12:19

槍穂のガスも取れた。

3/23 12:24

まだまだ歩かねば。

3/23 12:33

「中の川越へ」。長谷村時代の標識だ。

3/23 12:39

下ります。

3/23 12:40

下ります。

3/23 12:48

下ります。

3/23 12:53

脆そうな斜面だ。

3/23 13:13

中ノ川越で休憩。下りてきたプチルンゼを見上げる。雪無いときっと落石の巣窟ね。

3/23 13:16

出発。

3/23 13:50

ワカンを履きました。

3/23 14:31

平和な雪稜歩き（束の間）。第一高点と第二高点がネコ耳みたい。

3/23 15:23

3/23 15:42

3/23 15:52

三ツ頭山頂。烏帽子岳側に幕営適地あり。

3/23 16:39

3/23 17:11

石室分岐。

3/23 17:20

無事到着しました。

3/23 17:33

おおっと！？出入口が開かない！？隙間から雪が吹き込んで溜まっている模様。ゴソゴソやっているうちに何とか通れるようになりました。中から除雪して無事開通。

3/23 17:54

激しかった縦走路を振り返る。

3/23 17:54

無事石室に泊まることが出来、心穏やかに夕焼けを鑑賞。

3/23 17:55

さいなら〜。

3/23 18:09

綺麗に染まりました。

3/23 19:36

晩御飯。デジャブ？

3/24 4:28

3日目おはようございます。デジャブ？

3/24 5:47

ほんのりピンク色の仙丈。

3/24 6:15

お世話になりました。

3/24 6:26

小屋の裏側から登って行きます。

3/24 6:33

稜線に合流。

3/24 7:00

3/24 7:25

鎖場あり。

3/24 7:27

3/24 7:35

もうアトラクションは結構です〜〜（泣）

3/24 7:49

3/24 7:55

いい景色に癒される。

3/24 8:21

近付いてきた。

3/24 8:29

3/24 8:40

今日は白山もクッキリよく見えます。

3/24 8:43

まもなくだが無駄に休憩。

3/24 9:27

さあいよいよ。標識も見えてます。

3/24 9:30

硬いぜ。

3/24 9:38

甲斐駒ヶ岳、無事到着しました！

3/24 9:56

ご褒美富士山。

3/24 9:56

北岳・間ノ岳。

3/24 9:57

正面に塩見岳。左は悪沢岳かな。右は聖とか大沢岳とか？

3/24 9:57

浅間山。

3/24 9:58

八ヶ岳。

3/24 9:59

霧ヶ峰のむこうに頚城山塊。

3/24 10:01

伊那谷と中央アルプス。御嶽山、白山。

3/24 10:04

これから下る黒戸尾根。

3/24 10:04

わらじがいっぱい。

3/24 10:06

ココから来たヨ！北アルプスをバックにご満悦。

3/24 10:14

この一枚にオソロシポイントがギュっと凝縮されております。

3/24 10:19

積雪期縦走、よく頑張りました！

3/24 10:25

時間としては下山できなくも無いけど、本日は七丈小屋に泊まる予定。

3/24 10:29

トレースバッチリで迷う事はないけど、雪のコンディションによっては注意が必要。

3/24 10:57

二本剣と鳳凰三山。

3/24 11:01

3/24 11:05

小屋までもまだ気が抜けない。

3/24 11:34

3/24 11:43

八合目？

3/24 11:44

暑くてシェルは脱ぎ払った。あー涼しい。

3/24 11:45

七丈小屋。

3/24 12:05

テン場。

3/24 12:14

第二小屋。

3/24 12:29

お世話になる七丈小屋。池ノ平小屋の参考にすべく、コロナ対策の聞き取り。床に銀マットを敷き詰め、壁や柱もニスを塗り拭き掃除をしやすくしたそうだ。

3/24 12:33

2階の寝床も同様に銀マットを敷き詰め、布団一枚ごとに半身分の間仕切りシートを設置。敷布団と枕はビニール袋でくるみ、シュラフはお客さんが持参。

3/24 15:16

銀マットのおかげで床のヒンヤリ感が無くて心地よい♪

3/24 17:07

花谷さんとしのぶさんと一緒に夕ご飯。しのぶさんとはizshunが北アルプス変態縦走中に栂海山荘で出会ってからのお友達。前日は新潟で山スキー、翌日は八ヶ岳でアイスクライミングという予定の合間をぬってわざわざ駆けつけて料理を振舞ってくれました〜♪感激。花谷さんも気さくな方で小屋のことや変態トークに花が咲き楽しい夜でした。時間が足りませんでしたね。

3/25 6:21

4日目。飲み過ぎた胃腸にカレーメシは刺激が強いw

3/25 8:18

コーヒーまでごちそうになり、のんびり出発。どうもありがとうございました。池ノ平でお待ちしております！

3/25 8:29

道は概ねツルテカです。

3/25 8:35

なんだか妙に緊張する。

3/25 8:35

以前にも通っているのだが・・・怖くね？。

3/25 8:36

顔が物語っています。

3/25 8:50

ハシゴ・鎖の連続。

3/25 9:19

3/25 9:22

3/25 9:26

ふ〜〜〜やれやれ。一気に精神消耗。

3/25 9:37

5合目、登る下山道。

3/25 10:04

刀利天狗。

3/25 10:26

刃渡り。

3/25 10:28

3/25 10:47

ツルツル登山道。なかなかアイゼンを脱げない。

3/25 11:53

竹宇・横手分岐。

3/25 12:52

黒戸尾根登山口。

3/25 13:07

橋渡って神社で無事下山の御礼参り。

3/25 13:16

尾白川渓谷駐車場着。ここに車は無いので、

3/25 13:35

まず道の駅まで歩く。

3/25 13:59

シュワシュワの誘惑。

3/25 14:17

道の駅前の国道で路線バスに乗ります。

3/25 14:31

終点の「下教来石」で下車し、呼んでおいたタクシーに乗り換え。

3/25 14:53

車まで4500円くらいでした。4日分の砂埃で真っ白に。。。

3/25 17:26

帰路、諏訪の町中華でごはん。麻婆だいすき。好みの味でご満悦。濃ゆい4日間でございました。お疲れさんでした！

撮影機器：

NIKON D810 NIKON CORPORATION

iPhone XR Apple

NIKON Z 5 NIKON CORPORATION

感想

yokowv

izshunの行きたいリストに挙がっていた鋸岳〜甲斐駒ヶ岳の縦走をしてきました。
全体的な標高差も大きく、アップダウンの中に次から次へと核心部がやってくる。。。
雪が少なく岩場のアイゼン歩行も厄介。一方で雪の上は踏み抜く事が多い。
体力的にも精神的にも疲れましたが、晴天に励まされて無事達成できました。
お初の鋸岳、、、濃かったぜ。

七丈小屋に泊まるのも目的の一つ。小屋の感染対策のお勉強。
花谷さんから色々とお話を伺うことができ大変参考になりました。
しのぶさんも交え山話・山小屋の話に花が咲き、楽しく過ごさせていただきました。
ありがとうございました。

コメント

amkoba

は〜い
待ってま〜す

yokowv

Re: は〜い
amkobaさん、コメントありがとうございます。
編集終わりましたのでまたご覧いただければと思います。

amkoba

Re[2]: は〜い
お忙しい中、これほどの大編集ありがとうございました！
お天気にも恵まれ、ハラハラドキドキも含め達成感溢れる山登りでしたね！

お二人が結婚される前から、それぞれファンでした。
いつも自分では絶対行けない景色を見せていただき、izshun君の笑顔とyokowvちゃんの絶妙なコメント、大好きです 。
これからもたま〜にで良いのでまたレコを載せてくださると嬉しいです！
くれぐれもお気をつけくださいね！

Metabo_Climber

雪がない
南アでも雪がないですね・・・

yokowv

Re: 雪がない
メタさんご無沙汰しております。
そうですね〜、雪は少ない印象でした。
昨シーズンに引き続き今シーズンも結局少ないまま終わりましたね。
花谷さんも「この時期で小屋まわりがこんなに少ないなんて！」と嘆いておられました。
次の冬こそは脱暖冬と願います。