五竜岳 Bルンゼ 熊出没


- GPS
- 09:13
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,759m
- 下り
- 2,533m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
雪解けが早く行く先に悩んだが白馬エリアは外せない。五竜Bルンゼを同年トリオで落とす。
日が昇るまでは登山者のトレースがデコボコでペースが上がらない。クトーを付けようか、ツボ足で突破するか、遠見尾根を進む。小遠見を過ぎると鹿島槍の大絶景に皆写真タイム、これまた足が止まり、ペースダウン。それでも脚は早い、止まった分を取り戻そうと初夏の太陽が降り注ぐ中、塩タブレットを口にほおばる。マジ暑すぎる、とても4月一週目とは思えない。雪は見る見るうちに腐っていき緩んでくれて有難いが、デロデロ感が漂う。
スキー場トップから3時間半五竜山荘に到着、ここからはシートラでいく。残り300m1時間をターゲットに山頂を目指す、途中テン泊の単独登山者とすれ違い、アドバイスをもらう。山頂直下は岳人魂に火が付き、雪面を蹴りこみまっしぐら、あっという間に360℃の大展望台に到着する。感無量、風もなく春爛漫、今日も来てよかった。
のんびりしたいがこの気温上昇はヤバイ、滑走モードに変更しBルンゼを落としに行く。一人ずつエントリするマンダムなザラメ、斜度と申し分ない。三人で写真を取り合いながら落ちていく、滑りもいいが写真を撮るのも皆好き。アングルを指示して楽しみながら落ちる。2300mまで来ると雪は完全に死んだ。ボードは難なくこなしていくがスキーではズボズボ、キックターンを駆使して降りるのが精一杯であった。
GENトップで2100m付近に下部に黒塊を発見、、、あれ?石だよなー、と思いながらも黒光りするような塊だ。まったく動かない、、やっぱ石だよなと思い徐々に近づき100m圏内、すると突如動いた、”熊だ”ヤバイ登ってきたら、どうしようと思ったが逃げてくれた。助かった、クマも一目散に逃げて行ってくれた。体格的に親離れした子熊かな。。それでも大きいか。4年前熊には山菜取りで痛い目にあっているのでマジ勘弁。熊は登山道のある遠見尾根方面に移動していった。さよなら。
シラタケ沢を200m登り返し、遠見尾根に復帰した。あとは多少の遠見尾根のアップダウンをツボ足でこなしながら下山した。
遠見尾根は登って滑ってという尾根ではないが、鹿島槍ヶ岳の絶景を堪能できるイイ尾根である。五竜稲妻ルンゼを滑るのであればまた来てもいいかもしれない。
同年トリオでわいわい楽しく登って滑って累積21km 標高差2500m。
今日も完全燃焼!!
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