ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3047767
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

赤牛岳-槍ヶ岳

2021年04月01日(木) ~ 2021年04月03日(土)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
33:55
距離
62.8km
登り
5,226m
下り
5,211m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:38
休憩
0:13
合計
7:51
距離 16.6km 登り 1,919m 下り 470m
3:56
3:57
20
4:17
15
4:32
15
4:47
28
5:15
5:16
76
6:32
28
7:00
7:02
56
7:58
7:59
17
8:16
8:17
11
8:28
1
8:29
75
10:25
34
10:59
11:03
8
11:11
2日目
山行
12:53
休憩
1:03
合計
13:56
距離 22.3km 登り 2,051m 下り 2,029m
4:10
55
5:05
14
5:19
38
5:57
62
6:59
7:39
65
8:44
8:45
58
9:43
9:44
40
10:24
10:43
87
12:10
94
13:44
1
13:45
13:46
3
13:49
186
16:55
19
17:14
17:15
51
18:06
3日目
山行
11:53
休憩
0:21
合計
12:14
距離 23.9km 登り 1,269m 下り 2,731m
4:35
35
宿泊地
5:10
5:11
71
6:22
6:25
34
6:59
58
7:57
7:58
55
8:53
8:55
108
10:43
10:45
85
12:10
31
12:41
12:50
12
13:02
37
13:52
22
14:14
0
14:14
14:15
71
15:26
22
15:48
15:49
32
16:21
16:22
21
16:43
6
天候 晴れ 晴れのち曇り 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス 4月1日から登山者相談所前の駐車場は閉鎖
予約できる山小屋
槍平小屋
【1日目】
のんびり小池新道から大ノマ乗越へ
2021年04月01日 06:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/1 6:06
【1日目】
のんびり小池新道から大ノマ乗越へ
とりあえず弓折岳
2021年04月01日 08:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/1 8:17
とりあえず弓折岳
槍穂高
2021年04月01日 08:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/1 8:01
槍穂高
西鎌尾根
2021年04月01日 08:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/1 8:17
西鎌尾根
双六小屋までトラバース
2021年04月01日 09:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/1 9:14
双六小屋までトラバース
鷲羽岳と水晶岳
2021年04月01日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/1 9:47
鷲羽岳と水晶岳
三俣山荘へトラバース
2021年04月01日 10:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/1 10:22
三俣山荘へトラバース
で三俣山荘まで滑り込んで
本日はここでテント
2021年04月01日 11:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/1 11:06
で三俣山荘まで滑り込んで
本日はここでテント
2時間かけて掘り起こした冬季小屋
中は雪だらけで使えなかった
2021年04月02日 18:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/2 18:08
2時間かけて掘り起こした冬季小屋
中は雪だらけで使えなかった
【2日目】
水晶岳へ
2021年04月02日 05:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 5:17
【2日目】
水晶岳へ
槍と鷲羽岳
2021年04月02日 05:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 5:46
槍と鷲羽岳
水晶小屋通過して
2021年04月02日 05:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 5:58
水晶小屋通過して
水晶岳へ
ここの景色最高
2021年04月02日 05:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 5:58
水晶岳へ
ここの景色最高
水晶岳の東面カール
左の夏道を辿る
2021年04月02日 06:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 6:35
水晶岳の東面カール
左の夏道を辿る
この雪壁が一番の危険ポイント
2021年04月02日 06:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/2 6:37
この雪壁が一番の危険ポイント
滑落したら終わる
2021年04月02日 06:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/2 6:37
滑落したら終わる
あとは雪のついた夏道
2021年04月02日 06:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 6:44
あとは雪のついた夏道
水晶岳到着!
2021年04月02日 07:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 7:00
水晶岳到着!
北の三角点ピークも行っておく
2021年04月02日 07:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 7:00
北の三角点ピークも行っておく
三角点ピーク到着
2021年04月02日 07:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 7:12
三角点ピーク到着
振り返って水晶岳
2021年04月02日 07:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 7:12
振り返って水晶岳
黒部吾郎岳と手前が雲の平
2021年04月02日 06:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 6:48
黒部吾郎岳と手前が雲の平
戻って、目の前の東面カールへ
2021年04月02日 07:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 7:38
戻って、目の前の東面カールへ
ドロップ
2021年04月02日 07:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 7:38
ドロップ
カール内で岩に包まれる
2021年04月02日 07:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/2 7:42
カール内で岩に包まれる
北にトラバースして登り返し
2021年04月02日 08:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 8:25
北にトラバースして登り返し
水晶グッドでした
2021年04月02日 08:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 8:39
水晶グッドでした
赤牛岳へ
2021年04月02日 08:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 8:40
赤牛岳へ
夏道をツボ足からの
2021年04月02日 08:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 8:45
夏道をツボ足からの
雪が付いてきたらシール歩行で
2021年04月02日 09:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 9:45
雪が付いてきたらシール歩行で
もっちょい
2021年04月02日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 10:19
もっちょい
赤牛岳ゴ〜ル
2021年04月02日 10:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 10:26
赤牛岳ゴ〜ル
来た道
2021年04月02日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/2 10:28
来た道
薬師岳
2021年04月02日 10:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 10:25
薬師岳
読売新道
2021年04月02日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/2 10:28
読売新道
そして赤牛岳の北面へ滑る
2021年04月02日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 10:47
そして赤牛岳の北面へ滑る
まさかのパウダーからのザラメ
2021年04月02日 11:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/2 11:07
まさかのパウダーからのザラメ
登り返してシュプールを眺める
うーん良いね
2021年04月02日 11:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/2 11:57
登り返してシュプールを眺める
うーん良いね
山頂から滑って戻って
2021年04月02日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 12:21
山頂から滑って戻って
ツボ足でここまで2803にたどり着く
2021年04月02日 12:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 12:53
ツボ足でここまで2803にたどり着く
温泉沢へ滑ろう
2021年04月02日 12:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/2 12:54
温泉沢へ滑ろう
まったりザラーメ斜面でした
2021年04月02日 12:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 12:56
まったりザラーメ斜面でした
ひゃっはー
しんせんなみずだー!
2021年04月02日 13:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/2 13:03
ひゃっはー
しんせんなみずだー!
沢を下り
2021年04月02日 13:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 13:05
沢を下り
温泉と出会い
2021年04月02日 13:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/2 13:10
温泉と出会い
ここで休憩、目の前に薬師
2021年04月02日 13:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 13:12
ここで休憩、目の前に薬師
太陽で、乾かす
2021年04月02日 13:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 13:16
太陽で、乾かす
高天原小屋通過
2021年04月02日 13:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/2 13:43
高天原小屋通過
ここは夏は池なのだろうか
2021年04月02日 13:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 13:43
ここは夏は池なのだろうか
岩苔小谷をえんえん歩く
2021年04月02日 14:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 14:29
岩苔小谷をえんえん歩く
やっと岩苔乗越まできたー
2021年04月02日 16:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 16:37
やっと岩苔乗越まできたー
さっさとトラバースして
2021年04月02日 17:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 17:14
さっさとトラバースして
テントで就寝
2021年04月02日 18:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 18:06
テントで就寝
【3日目】
三俣山荘を後にする
2021年04月03日 05:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 5:26
【3日目】
三俣山荘を後にする
三俣蓮華からトラバース
2021年04月03日 05:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/3 5:26
三俣蓮華からトラバース
槍と日の出
2021年04月03日 05:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/3 5:36
槍と日の出
もうこの日は槍ばっか
2021年04月03日 05:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/3 5:44
もうこの日は槍ばっか
双六小屋通過して樅沢岳へ
2021年04月03日 06:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/3 6:09
双六小屋通過して樅沢岳へ
西鎌尾根を進む
2021年04月03日 06:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 6:59
西鎌尾根を進む
樅沢岳到着
2021年04月03日 07:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/3 7:06
樅沢岳到着
笠ヶ岳方面
2021年04月03日 07:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/3 7:21
笠ヶ岳方面
振り返って樅沢岳
スキーでおりた
2021年04月03日 07:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/3 7:21
振り返って樅沢岳
スキーでおりた
アイゼンで進む
ここは斜度があってやばい
ピッケルも使う
2021年04月03日 07:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 7:22
アイゼンで進む
ここは斜度があってやばい
ピッケルも使う
滑ったらやばい
2021年04月03日 07:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/3 7:22
滑ったらやばい
あとはひたすら進むだけ
2021年04月03日 07:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 7:39
あとはひたすら進むだけ
槍が元気付けてくれる
2021年04月03日 09:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 9:30
槍が元気付けてくれる
穂高もあるよ
2021年04月03日 09:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 9:53
穂高もあるよ
千丈乗越まできた
2021年04月03日 10:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/3 10:42
千丈乗越まできた
飛騨沢を見下ろす
2021年04月03日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/3 10:43
飛騨沢を見下ろす
夏道沿いに
2021年04月03日 10:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/3 10:46
夏道沿いに
そして穂先アタック
2021年04月03日 12:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/3 12:23
そして穂先アタック
はい槍ましたー
2021年04月03日 12:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
4/3 12:41
はい槍ましたー
奥の左が水晶、右端が赤牛
あそこから来た
2021年04月03日 12:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
4/3 12:42
奥の左が水晶、右端が赤牛
あそこから来た
穂高方面
2021年04月03日 12:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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穂高方面
常念岳、蝶ヶ岳
2021年04月03日 12:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 12:42
常念岳、蝶ヶ岳
大天井方面
2021年04月03日 12:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 12:42
大天井方面
さあ飛騨沢を滑って帰ろう
2021年04月03日 13:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
4/3 13:21
さあ飛騨沢を滑って帰ろう
すっかり温まって重雪
2021年04月03日 13:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/3 13:39
すっかり温まって重雪
穂高平小屋からショートカット、
その後はブーツで歩いてゴール
2021年04月03日 15:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/3 15:49
穂高平小屋からショートカット、
その後はブーツで歩いてゴール
もう下山飯は平湯マスタッシュのチーズオムライスで決まりっしょ
2021年04月03日 18:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
4/3 18:35
もう下山飯は平湯マスタッシュのチーズオムライスで決まりっしょ

装備

個人装備
テント xover f シュラフ 850fp 600g マット Xサーモ ガス minimo 服 モンベルメリノ メリノエアフーディ ポーラテックアルファベスト スペリオダウンパーカ

感想

[新穂高 - 水晶岳 - 赤牛岳 - 槍ヶ岳 - 新穂高]
- 水晶岳 東面
- 赤牛岳 北面
- 温泉沢
- 槍ヶ岳 飛騨沢

水晶岳を滑りたい、と思って2年前に実行したが前日に季節外れの降雪があって水晶目前で断念、
計画を見直したり山スキーの経験を積むうちに赤牛までいけるんじゃないか、と思い計画に折り込み

晴れがしばらく続いた絶好の春スキー日和な4/1から3日間でチャレンジ
好条件に恵まれて目標達成できました

▼1日目 新穂高ー三俣山荘▼
新穂高3時スタート
今日は三俣山荘までなので気が楽、
登山口から歩いて10分ほどで雪が出てきた、一箇所だけ雪切れ、
デブリは小規模なので余裕で通過
大ノマ乗越からそのまま弓折岳へ
ここから双六小屋までトラバースする
前半は順調だったが小屋手前の尾根通過は木が濃くてストレスだった
トラバースするなら頑張って夏道を辿ったほうがいい

小屋下まで到着したら双六へ登っていく
トラバースに十分な高さまで登ったら三俣蓮華のカールを目指す
これはうまく決まった
三俣蓮華下のカール内からつぼ足で山頂下まで登って三俣山荘に滑り込む
11時到着、ゆっくり歩いた割に早くついてしまった

せっかくなので冬季小屋を掘り返してみたが、これは間違いだった
2時間掘り続けて扉を開けたら中は雪だらけ、
おまけにオイルか何かの臭いがしてとても過ごす気になれない
大人しくテントを張って雪から水を作って就寝
明日は水晶岳、赤牛岳に出かける
風が弱い静かな夜だった、雷鳥の鳴き声だけが聞こえて癒された

▼2日目 水晶岳東面ー赤牛岳北面ー温泉沢ー高天原ー三俣山荘▼
2:30に起きてゆっくり飯作ってお湯作って荷造り

まずは黒部源流をトラバース、
月あかりで明るいのでなんとか見通せた
しかし初めの沢地形で斜度を見誤って尻餅をついた
下まで落ちてたら危なかった

岩苔乗越からは夏道を辿る
トラバースもできるが雪が硬いと気を使う
水晶岳手前のコルまでシール歩行でたどり着けた
残りは板担いでアイゼン、
前回敗退した雪壁はほどよく硬くてなんとかなった
ここのためだけにピッケル持ってきた

その先は雪がついてるものの基本的には夏道な感じ、
そして2年越しに積雪期の水晶岳到着!
まだ雪が硬いので三角点ピークに行ったり東面ルンゼの様子を見にいく
東面ルンゼはモナカ気味、
天気予報と違って風が吹いてるので雪の緩み待ちはやめた
無難にこなせる東面カールを滑ることに

雪は硬いがなんとかターンはできる
でも楽しくないので斜度の緩い面を選んでかっ飛ばす
カール下から見上げると突き出た岩に囲まれてイカつい雰囲気だ、きてよかった
そのまま少し降って東面ルンゼ下をトラバースして一つ北のカール地形から稜線に登り上げる
ここは難なく登り上げれた

稜線に出たら夏道を辿って赤牛岳へ
初めのうちはツボ足だったが雪がつながってきたらシール
雪が切れたらまたツボ足と変えていく
雪が硬すぎなかったのでアイゼンは使わなかった
最後はシール歩行で赤牛岳ゴール!
今シーズンの最大の目標、今回の行程としてはそんなに長く感じないが、
ここに至るまでの計画、経験値積みを考えたらなかなかに長かった

赤牛岳、その周りの山にも滑りにいい斜面はいくつもある、
こういうのは来ないとわからないものだなあ

一通り写真を撮ったら北面を滑る
北に入ると目の前に尾根がある
今回は左を選択
目の前に立山と黒部湖、黒部川へ落ちるどこまでも続きそう、
こんな奥深い山で更に奥に侵入したら良いのかとドキドキしながら滑る
するとまさかのパウダーだった
降雪からしばらく経ってるのでパックされてるが滑りの良い雪だった
意気揚々とターンを繋げる
うーーん山スキーやっててよかった
次第にザラメになってドンドン下りたいところだが登り返しが大変なので斜度が急になる手前で終了
風がなく、日が当たってるので、まあ暑い
Tシャツ一枚で稜線まで登り上げて赤牛岳山頂に戻る

途中、自分のシュプールを見ることができた
雪の赤牛岳は黒部ダムから眺めることができる
見えるのに遠い山、そこにシュプールを刻めたのは感動だ

山頂からスキーで来た道を戻って、夏道をツボ足で戻る
そして2083ピークから温泉沢へ、高天原までスキーで滑り降りる
温泉沢はしっかり雪が緩んで快適ザラメスキー
出合を通過して更に下ると沢の雪が割れて水が出ていたのでここで水分補給
高天原の温泉地を過ぎたところで滑りは終了

濡れた服を乾かしながらまったりらシールを貼る
目の前には薬師岳がドン!
この頃から空は曇り、暖かかったのが一変して冬の寒さに
服を着込んで岩苔乗越を目指して歩く
はじめは森を歩き、池を通過、
沢地形に入ると河床の雪が割れていたのでまた水分補給
この先、たまに水の流れが出てくるが地形を読み取れば難なく通過できる

しかし岩苔小谷の登りは長い、ひたすらに緩い斜度を登っていくので飽きる
たまに川の水を飲んだりセッケイカワゲラを避けたりして進んでいく
曇り空の午後、もう直ぐにでも日が暮れるんじゃないかと思えてくるが
時折見える青空のおかげでまだ昼なんだと認識する

岩苔乗越到着17時、いやー今日はよく動いた
あとはトラバースして小屋まで少し登り返してこの日は終了
今回の目標は達成したので明日どうするかは明日決めよう
赤牛岳山頂から見えた槍が素晴らしかったので槍にしようかな

▼3日目 西鎌尾根ー槍ヶ岳ー新穂高▼
だらだらとスマホに入れたラジオ番組を聴きながら21時ごろ就寝、
0時過ぎくらいに雷鳥の鳴き声に起こされてそこからは寝付けなかった
鳴き声はするのに姿を見せてくれない、恥ずかしがり屋だな
たらたら転んでてもったいないので4時半から行動開始

三俣蓮華からトラバース開始、丸山南側のカール内でほんの少し登り返してトラバース継続すればいい感じに双六小屋
今回はトラバースが何回もできていい感じだ
樅沢岳は夏道に雪がついてないのでツボ足
その先はスキーで滑った、雪は柔らかいしいくつか穴が見えたのでスキーでよかった

樅沢岳から一つ東のピーク通過は怖いポイント
カチカチ雪をトラバースで通過する
斜度があって下は雪が続いていてどこまでも落ちていく感じ
ピッケルを使って通過
過去きた時は雪が柔らかかったのでスキーのシール歩行で通過した
今思えばとんでもない

この先は夏道と雪の道が交互に出てくるのでシール又はツボ足とかえて進む
千丈乗越手前の鎖場は、夏道が右手なのでそちらに進むんでみたが
過去に通過した左手の方が歩きやすいと感じた

乗越から飛騨沢を見下ろすとスキーヤーが2人シートラーゲンで登っていた
しばらく夏道をツボ足でたどり、途中でテント類の荷物をデポ
雪のルンゼ地形まで来たらシール・クトーで登り上げる
斜度はあるが場所を選べば無理なく登り上げることができる
小屋まで着いたらさっさと山頂登ってさっさと降りた
先週も登ったしね

飛騨沢滑走開始、
上部は石が出てるので少し下りて滑走開始
いい感じに緩んだザラメでかっ飛ばす
おっと途中で寝袋とテントをデポしたんだった
回収して更に滑るが中間部はストップスノー混じりで足にくる
細い沢地形から槍平小屋までの方が雪が冷えていて滑りが良かった

小屋から滝谷までは快適な沢スキーだったが白出沢までの夏道スキーは雪が緩んで、穴があったり、夏道が出ていて時間がかかった
白出沢手前は雪が消えて半分夏道だったし
白出沢からのボブスレーも雪が減って地面がところどころでている
穂高平小屋までくるともう林道に滑れるだけの雪がない
博打でカーブのショートカットを試みたら成功
でももう滑れる雪は無くなった、残り1.5km歩いて新穂高ゴール

いやーめちゃくちゃ遊んでめちゃくちゃ楽しかったー!
3日間しっかり晴れたので顔は焼けて熱ってる、
日焼け止めはこまめにしたつもりだが
大きなトラブルも、怪我もなく終えられたことに感謝!

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