清八山〜鶴ヶ鳥屋山 - myイワカガミを探せ!?
- GPS
- 07:39
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
追分バス停出発: 9:13
清八峠登山口着: 10:15(1:02)
清八峠登山口発: 10:25
清八峠: 11:28(1:03)
清八山着: 11:33(0:05)
造り岩着: 11:47(0:14)
造り岩発: 12:11
本社ヶ丸: 12:33(0:22)
送電鉄塔: 13:11(0:38)
角研山: 13:26(0:15)
ヤグラ跡(笹子駅下山口)着: 13:46(0:20)
ヤグラ跡(笹子駅下山口)発: 13:53
鶴ヶ鳥屋山着: 14:31(0:38)
鶴ヶ鳥屋山発: 14:43
黒野田林道: 15:15(0:32)
唐沢橋、近ヶ坂橋分岐: 15:27(0:12)
県道712号: 16:07(0:40)
初狩駅着: 16:47(0:40)
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
笹子駅前9:02 ⇒ 追分9:05 |
コース状況/ 危険箇所等 |
- 登山ポストは清八峠登山口にあります。 - コース上にトイレはありません。飲み物やトイレは笹子駅で。追分交差点そばのエネオスには自販機あり。トイレも借りられるかもしれません。 - このコースは車道歩きが長いです。鶴ヶ鳥屋山まで足を延ばすとなおさらです。 - 清八山〜鶴ヶ鳥屋山の稜線は岩場もありますが、快適に歩けます。 - 鶴ヶ鳥屋山からの下山道は意外と急で、ザレた場所も多いです。トレッキングポール無しでは意外と時間を要するかもしれません。 - 唐沢橋方面へのルートは”危険・難路”の表示がありますので、特に下山には使わない方が良いと思います。 |
写真
感想
滝子山寂ショウ尾根のイワカガミが見頃だというヤマレコ情報から、当初は滝子山
に登ろうと思っていました。電車の車内では7〜8名のパーティの方が「ジャクシ
ョー、ジャクショー…」と唱えておられましたし、笹子駅を降りてからも、そのパ
ーティを含めて結構の数が滝子山方面に向かわれたので、ちょっと考えちゃいまし
た。
滝子山って、山頂からの眺望は素晴らしいけれどもすごく狭い。その上、山頂以外
に眺望の良い場所は無い(少なくとも記憶では)ので、人が多いとゆっくり景色を楽
しみながら昼ごはんも食べられないという、残念な場所になってしまう…
今日はイワカガミを見に来たんだけど、見頃の時期に混むのは来年もその後も同じ
ですよねぇ。混んでそうだからや〜めた、では、いつまでも見れないじゃない…
むむ…待てよ。本社ヶ丸の方も岩場は沢山あるし、イワカガミが生えてる場所ぐら
いあるんじゃないのか??昼ごはん候補地も3か所あるし。今日は一つ、本社ヶ丸
の稜線で”myイワカガミ”を探してみようじゃない! と思いついて一路清八峠へ♪
運良く笹子駅前からのバス便があり、追分までの車道歩きを短縮出来ました。とは
いえ、ここから登山口まで、まだ1時間程かかります。3月に新調したアシックスの
靴には踵にクッションが入っているので、車道歩きも以前より苦にはなりません♪
リニア中央新幹線の工事、変電所脇のマーガレットを眺めつつ登山口へ。変電所上
の駐車スペースには2台の車があり、丁度3台目で来られた方が居ました。この方と
は造り岩でまたお会いして、お昼を食べつつお話を聞かせて頂きました^^
登山口一帯は植林地になっていて、ヨツバヒヨドリが群生しています。花期になれ
ばアサギマダラが見られる事でしょう。林に入る前に振り返ると、先日歩いたお坊
山〜笹子雁ヶ腹摺山の稜線が一望出来ます。奥には黒岳と白谷丸。ここから見ると
笹子雁ヶ腹摺山は見慣れた台形ではなく、三角形に尖って見えますね。
清八峠までの登山道はそこそこの傾斜が続きますが、歩き易く雰囲気の良い道です。
途中にある休憩ベンチのところにはムラサキシキブがあります。去年の秋に来た時
には綺麗な紫色の実が生っていました。一時間ほどで稜線に出て、まずは清八山へ。
雲が多かったので富士山は期待していなかったのですが、以外にも富士山には全く
雲がかかっておらず、綺麗に見る事が出来ました^^ 遠く南アルプスも山頂付近には
雲が無く、ピークのみですけど見えました。八ヶ岳は雲の中。
稜線に登ってしまうと意外と来ている人が居るもので、昼ごはんは本社ヶ丸に向か
う途中の造り岩でとる事にしました。ここはそこそこ広い岩のテラスで眺望も良く、
狭い本社ヶ丸の山頂が混みそうな時にはここでお昼にする事をお勧めします。登山
口でお会いした地元の方から色々お話を聞かせて頂きました。地元の方は山に登ら
ないし、山の名前もロクに知らない(そうです^^;)という話が印象的でした^^。積雪
期にここに来た時は大変だったそうです。私はとても積雪期に来る気にはならない
な〜。昼ごはんは個人的定番のランチパックとマイボトルに冷したアイスコーヒー。
こんなに眺めの良い場所でお昼を食べるなんて、至福のひと時です^^
お昼を済ませて、イワカガミを探しながら本社ヶ丸に向かいます。山頂は踏むのみ
で東へ。この稜線もとても楽しく雰囲気の良い登山道です。このあたりの標高では
ヤマツツジはまだこれからなんですね。送電鉄塔を過ぎて次のピーク(角研山)への
途中でギンリョウソウが顔を出しているのを発見! 前回来た時には角研山から笹子
駅へ下山しましたが、まだイワカガミが見つからないのでそのまま東へ…。
笹子駅に降りる最後のポイントがヤグラ跡ですが、そこまでの間で見つかるといい
なぁと思いながら進んでいくと…ありました!群生とはとても言えませんが、数株
のイワカガミが生えている場所が!残念ながら花は散ってしまっていましたが、間
違いなくイワカガミだと思います。これから少しずつ増えていくのでしょうか。来
年は是非咲いている時期に再訪したいと思います。
さて、ヤグラ跡に着いてどうするか少し考えました。当初の目的は果たしたので、
もう下山しても良いのですが、時間があったので鶴ヶ鳥屋山まで足を伸ばしてみる
事にしました。ただし、下山先は初狩駅になりますし、車道歩きも長くなります。
鶴ヶ鳥屋山までは2〜3個の小ピークを越えます。西側に少々展望のあるピークも
あり、清八山あたりでは見えなかった八ヶ岳が、笹子雁ヶ腹摺山の奥に見えました。
鶴ヶ鳥屋山の山頂手前で咲いているギンリョウソウを見つけました。これだけでも
足を伸ばした甲斐があるというものです^^ 山頂は割と広く、人数の多いパーティも
収容可能です。あまり来る人も居なさそうですし、宴会にも良いかも^^; 指導標の
向こうには富士山が見えていました。
誰も居ない山頂で一服して、下山です。何だかんだ言っても7〜800mは降りるわけで、
結構かかりそうです。山容から推して知るべしですが、傾斜が急でザレている場所
も割とあります。途中で若いお兄さん・お姉さんのパーティに追いつきましたが、
トレッキングポールを持っていなかったようで、いざりながら降りざるを得なかっ
たみたいでした。解かる解かる。ポールを持っていなければ、私も似たようなもの
でしょう。また山に来る気があるのなら、高価な道具ではありませんから、用意し
ておいた方がいいでしょう。ポールを使うだけで下りの安心感はまるで違いますか
ら。
沢が見えてくるとすぐに未舗装の車道に出て、10分程で舗装道に出ます。そこから
初狩駅まで40分以上歩きます。個人的に、鶴ヶ鳥屋山は特に印象の残るピークでは
ありませんでした。車道歩きは長いし、また来るかどうか解りません。幸いにも見
つけたイワカガミは笹子駅ルートの途中にあったので、気軽に再訪出来そうです^^
この稜線ですが、是非紅葉の時期に訪れる事をお勧めします。
素敵な山歩きが楽しめますよ^^
オオバコウモリかもしれません。
はじめまして。
ご教授どうもありがとうございました。
コウモリか!なるほど、そうですね!
”五角形”とか”ゲイラカイト”とか”ベルクカッツェ”とか…色々検索してみたんですが (^^;)
目から鱗です。
おかげさまですっきりしました!
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