高川山:男坂〜沢コース・初心者向けお手軽登山
- GPS
- 03:02
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 557m
- 下り
- 543m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 |
その他周辺情報 | ・ぶどうの丘 https://budounooka.com/ ・旅館 深雪温泉 https://budounooka.com/ |
写真
感想
久しぶりの18きっぷを使ったグループ登山。
当初は大月の岩殿山を登る予定でした。ただ、メンバーのお一人が登山靴を調達できなかったため、前回登った棚横手山にしようかとも思いましたが、技術的には難しくないものの、初心者には距離と累積標高差がキツい。
【参照】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3046686.html
そこで、近くで初心者向けかつ富士山の景観が望める高川山へ。
【コース状況】
■初狩駅〜登山口
・初狩駅にはトイレ(和式・水洗)、水道、自販機があります。
・国道20号線まで出れば、コンビニがあります。
・まずは登山口を目指して、線路の下をくぐりながら、道標に導かれながら進みます。
・残念ながら桜は散ってしまっていましたが、他にもいろんな花が咲いていました。
・しばらく舗装道路と林道を歩くと、登山口に到着します。
・登山口には、簡易トイレ(和式)が2基設置されています。
■登山口〜男坂
・登山口からは、そこそこの急登から始まります。
・ただ、しばらくは急な斜面もつづら折りになっていて、そこまで難易度は高くないです。
・しばらく進むと男坂と女坂の分岐に到着します。
・今回の同行者は、経験が浅く、スニーカー装備でしたが、それまでの同行登山での歩き方を見る限り、登りだったら大丈夫と考え、男坂を選択。
・高川山の男坂はそこまで傾斜は急ではないです。このくらいの急登は、奥多摩ではそこら中にあります。
・ただ、鎖場こそないものの、ロープは設置されています。とはいえ、ロープに頼らずとも、登りでは普通に登れます。
・しばらく進むと岩場が出てきますが、技術的には難しくはないです。
■男坂〜高川山山頂
・ひとしきり急登の斜面を登ると、女坂と合流します。
・その後、傾斜が緩み、笹原の斜面をゆるゆる登っていきます。
・山頂手前でちょっとした露岩があります。
・山頂には誰もいませんでしたが、後から続々と登山者が登ってきました。平日でしたが、そこそこ混んでいました。
・残念ながら、期待した富士山は雲の中でした。
・ひとしきり休憩した後、下山開始。
■高川山山頂〜女坂〜沢コース〜初狩駅
・降りは、男坂との分岐から女坂へ。
・女坂はゆるい傾斜の巻道で、特に危険箇所はありませんでした。
・その後の分岐を沢コースへ。
・沢コースは、女坂と比べて若干細い巻道で、しかも湿っているため、滑りそうな感じがします。ここは初心者向けとは言い難いです。
・意外と高度感があり、滑落するとタダでは済まない雰囲気があります。
・1箇所、崩落のためか、極端に道が細くなっている箇所があり、木の根につかまりながら通過するところがあります。
・その後、しばらく歩くと、堰堤に出ます。そこからしばらく林道を歩き、登山口にを経て初狩駅に帰り、登山終了です。
【まとめ】
・「初心者向け」と紹介されることが多い、初狩駅からの高川山ですが、確かに技術的には難しい箇所はないものの、結構な斜度の傾斜ですので、体力的にはハードです。
・お手軽なイメージがあるためか、結構な人気のルートのようですが、意外に遭難も多いため、初心者単独では止めておいたほうがいいでしょう。
・男坂の傾斜は、奥多摩の急登と同程度のレベルで、鎖場はありません。
・沢コースは、意外に登山道が細く、滑りやすいうえに高度感もあるため、こちらは初心者向けのコースとは言い難いです。おとなしく、降りは女坂にしておいたほうが無難でしょう。
・天気が良ければ、山頂からは富士山の絶景が拝めるのですが、今回はあいにく雲の中でした。やはり、冬の空気が澄んだ時期こそ、ベストシーズンの山でしょうか。
【おまけ】
・午前中で登山が終わってしまったため、せっかくの18きっぷをフル活用して、ちょっとした旅行をしてきました。
・まずは勝沼ぶどう郷駅からぶどうの丘へ。こちらは地下のワインカーヴで試飲し放題という、酒飲みにとっては天国のような場所です。
・そして、へべれけに酔った後、酔い醒ましも兼ねて歩いて勝沼ぶどう郷駅まで戻り、次は石和温泉へ。
・石和温泉では、旅館深雪旅館で日帰り入浴。事前の調査どおり、抜群の泉質でした。また、平日の日中とあって、貸し切り状態でした。
・さらに、石和温泉駅から甲府駅まで電車を乗り継ぎ、名物の「甲府鳥もつ煮」をいただきながら、打ち上げ。
・で、中央線に揺られながら、帰宅の途につきました。
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