山北駅〜高松山〜雨山〜鍋割山〜大倉
- GPS
- 09:30
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,968m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR御殿場線 山北駅下車 (注意!)下車時にICカード使えません。切符購入のこと! 【帰り】 大倉BSからバスで渋沢駅 小田急線 渋沢駅から電車 |
写真
感想
5月のあたまに引越して、だいぶ家の中も落ち着いてきたので2ヶ月ぶりに山へ。
東丹沢で山ビルに献血するのも嫌なので、今回は西丹沢に行くことにした。
ルートは
・日帰りで
・電車で移動できる範囲
・わかりやすいルート
と言う基準で、山北駅〜高松山〜雨山〜鍋割山〜大倉に決めた。
ここを足がかりに今後西丹沢を探索するのも良いかも。
【山北駅〜高松山〜秦野峠】
JR東海道線で国府津駅まで移動。
ここで御殿場線に乗り換え。
御殿場線の車両に乗り込み、出発を待つ。
ふと車内のポスターに目を遣ると
『ICカードは使えません…うんぬん、かんぬん』
今時そんなことあるんかいな?
車掌さんに確認する。まあ…あるみたいですね。
せっかく今朝1万円チャージしたのに現金で清算。
ちなみに山北駅じゃなくて、ひとつ手前の東山北駅でも良かったと後で気付く。
山北駅に到着。
駅を出てすぐ近くに交番がある。
誰もいなかったので机に登山届けを置いて、県道76号を東に歩く。
しばらく行くと東名高速をくぐれるので、そこから林道へ。
初夏だからなのか、人があまり通らないからなのか、蜘蛛の巣が多い。
地形図をふりふり、蜘蛛の巣をなぎ払いつつ歩く。
今日はわりと涼しいのだが、高松山までは標高を一気にあげる。
特にビリ堂まではひたすら登りのため、汗が大量に出る。
ビリ堂に着くと、ぽつんと蛇口がある。
看板を読むと、どうやらおいしいお水のようだ。
持参した水道水で顔を洗い、首筋を冷やす。
空いたペットボトルにおいしいお水を汲む。ひと心地ついた。
ついでにバナナを食べる。
ビリ堂から高松山まではそんなにかからず到着。
山頂は広い原っぱで気持ち良い。休憩するのに良さそうな場所だ。
でもまだ先は長い。先に進む。
秦野峠まではそれなりに上ったり下ったりの道。
道自体はトレースもしっかりあるし、道標もたくさんあるので、
うっかりしなければ道迷いはなさそうだ。
そろそろ秦野峠…というところで舗装道に出る。
ここは『林道秦野峠』と言うところらしい。
登山道の秦野峠とはちょっと違うようだ。
また登山道の入口がある。
熊注意の看板。ここからしばらく鹿柵がやたら張り巡らされた道を進む。
左右が1m程の鹿柵に挟まれた箇所もあって、物音でうしろを振り返ったら
ザックが柵の有刺鉄線に引っかかった…。
秦野峠(登山道の方の)までは30分くらい。
秦野峠の手前に沢を渡るところがある。涸れ沢だけど雨の日は厳しそう。
地図を見ると迂回するルートもありそうなので、天候によっては避けるべし。
【秦野峠〜伊勢沢の頭〜檜岳〜雨山】
秦野峠から伊勢沢の頭(標高1177m地点)まではそこそこ上ります。
で、伊勢沢の頭に到着。
しかし何だか右膝に違和感を感じる。
片膝だけおかしいのは歩き方がおかしいのだ。
歩き方がおかしいのは骨盤が歪んでいるのだ。
と言うことで骨盤スクワット(と言う骨盤矯正術です)をする。
こんな山奥でひとりで骨盤スクワットって。
だがしかし、骨盤スクワットは人前でやるのはかなり恥ずかし動きなので、
むしろ好都合かな?
骨盤スクワットを終え、おにぎりを食べる。一つ目はおかか。
再び歩き出す。
伊勢沢の頭から檜岳、雨山までは起伏が非常に少ない。
森も、杉の割合が他所に比べて少なく緑が鮮やかで美しい。
ここだけ抜き出せば素晴らしいハイキングコースだ。
【雨山〜鍋割山】
雨山を過ぎ、雨山峠のベンチで一息つく。
おにぎり二つ目。梅。
うーん。さっきまでの膝の違和感は、はっきりとした痛みに変わったようだ。
ここからはより慎重に歩かねば。
しばらく行くと鎖場。と言ってもあまり険しくはない。
少し地面が滑りやすいが、傾斜がきつい訳でもないので注意すれば鎖は不要。
鎖場を抜け、ちょっと平坦な道。
で、また登る…とこんなところにお地蔵さん?
あまり立ち止まるような場所ではないが、お地蔵さんに挨拶。進む。
また鎖場だ。
さっきよりは傾斜があるが、ここも鎖使わなくても良いかも?
でも膝のふんばりがいまいちなので、ちょっと使わせて頂く。
ここらへんは雨山までの道と違い、やせ尾根や崩落箇所が多い。
雰囲気は東丹沢の三峰山や鍋嵐に近いかも。
視界の前方に木が立っている…がその先が切れ落ちている。
崖とまでは言わないが、高さ5mくらいの急斜面。
左は鎖があるが足の掛ける目星がつかない。
右の方が少し足の掛ける場所がありそうだけど、鎖はなし。
右を選択。
だが、やっぱりこっちも厳しいようだ。
あまり好ましくないが、むき出しになっている木の根に掴まりつつなんとか下りれた。
そしてまた鎖場。今度は上り。
ここは登っていくにつれて傾斜もきつくなる。
足元も細かくて白い砂が石の表面に付いていて滑りやすい。
かなり気合をいれれば鎖なしでチャレンジ出来るかも。
でも今の自分じゃ無理だ。ここはフルに鎖を活用。
今日一番の難所をなんとか乗り切る。
あとは鍋割峠、鍋割山までそこそこのキツからず緩からずの上り。
人がいる。そういえば今日は山でまだ誰にも会っていない。
鍋割山に到着したようだ。
【鍋割山〜大倉】
山頂でおにぎり(マヨ昆布)とバナナを食べる。
本当は鍋焼きうどんを食べたいんだけど、御殿場線で清算してあまり現金がない。
今日は持参したもので腹を満たす。
さて、下山しますか。
ここから大倉まではひたすら下り。
鍋割山〜後沢乗越はシンプルな下り、
後沢乗越〜二俣は沢を何ヶ所か渡らなければならないので雨の日は厳しいかも、
二俣〜大倉はひたすら林道を歩く…感じでしょうか。
ちなみに、山関係の唯一の知り合いSさんから二俣から堀山の家に上って
大倉尾根を下りるルートをお勧めされたが、膝がヘタっていたので真っ直ぐ下山した。
今回の反省点。
・歩き方→姿勢、足の踏み出し方を再検討。
・そういえば、途中から腕時計の電池が切れていた。
時計が遅れているだけなのに、ペースがあがっているものだと勘違いしてしまった。
また折を見て、西丹沢に挑戦しようと思う。
交通費がかかるのがちょっと難点だが。
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