【大峰】大天井ヶ岳(1439m)四寸岩山(1236m)青根ヶ峰(858m)高城山(698m)

2021年04月18日(日) [日帰り]

• GPS: 08:41
• 距離: 23.6km
• 登り: 1,674m
• 下り: 1,152m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:36

4:47 吉野山観光駐車場
4:53 4:53 吉野山駅
5:03 5:06 金峯山寺
5:24 5:25 上千本口バス停
5:51 5:51 花矢倉展望台
5:55 5:55 吉野水分神社
6:07 6:17 高城山
6:27 6:27 奥千本口バス停
6:35 6:36 金峯神社
6:47 6:47 西行庵
7:13 7:14 青根ヶ峰
7:36 7:37 試み茶屋跡
8:38 8:49 四寸岩山
9:01 9:01 足摺の宿跡
9:29 9:29 九十丁石
9:45 9:56 二蔵宿小屋
10:58 11:10 大天井ヶ岳
11:48 11:54 五番関
12:51 12:51 母公堂
13:06 13:07 稲村ヶ岳登山口
13:17 13:17 洞川温泉
13:22 13:23 洞川温泉バス停
13:23 ゴール地点

吉野と洞川を結ぶルートとして次の二つの案を検討してみる。
�‘鏡邁浩堯�(徒歩)〜吉野＝(近鉄)＝下市口＝(奈良交通バス)＝洞川温泉
��吉野〜(徒歩)〜洞川温泉＝(奈良交通バス)＝下市口＝(近鉄)＝吉野

バス・電車の時刻は、�＾討狼般酥�13:37か17:07��案は洞川温泉発15:38のみ（実は、改訂前の古いダイヤでした。※2を見てね）。

翌月曜日は通常の勤務。自宅への帰着時間のリミットを考えると�＾討賄垤腓�悪い。最終的に、行動計画は��案に絞り込まれた。

次に、公共交通機関の発着に合わせ、逆算しながら登山開始時間を決めていく。その際、自分のコースタイムを標準タイムの×0.8として行程を組む。こうして、吉野発を5:00とした。

※1上千本の駐車料金は、駐車料金の\1,000と、同額のコロナ対策協力金を合わせた\2,000だった。

※2正しいダイヤは、洞川温泉〜下市口が15:58発。運賃は奈良交通バス\1300。近鉄が\280だった。

※3洞川温泉に車を置く計画なら、有料P以外に、無料のかりがね橋がある。

写真

4/18 4:48

通常の駐車料金\1,000と
コロナ対策協力金\1,000
合わせて
\2,000です

4/18 4:49

東の空が薄明るくなってきました

4/18 5:00

黒門をくぐり

4/18 5:01

お店の軒先をのぞきながら

4/18 5:07

金峯山寺（きんぷせんじ）へ

4/18 5:13

金峯山寺の蔵王堂です

4/18 5:30

竹林院

4/18 5:52

金峯山寺と門前
二上山

4/18 5:52

蔵王堂が見えています
桜の頃はさぞや

4/18 5:54

まがふ色に
花咲きぬれば吉野山
春は晴れせぬ峰の白雲
・・・西行法師

4/18 5:58

吉野水分（みくまり）神社

4/18 6:14

うっすら金剛山と二上山

4/18 6:20

高城山
わずかに桜が残り
足元には
桜のじゅうたんの名残も

7/11 19:12

金峰神社修行門と
金峰神社参道

4/18 7:03

トレランナーさんと出会ったあと
西行古跡へ

4/18 7:10

細峠・竜門・貝ヶ平・額井・鳥のとや

4/18 7:17

かつての女人結界の先には
青根ヶ峰の山頂
ここにカップルさんがみえました

4/18 7:21

西行庵と高城山方向
桜の幼木が育っています

4/18 8:42

四寸（しすん）岩山へ

4/18 8:45

寒々した山頂は
気温2℃、強風
薄着すぎてヤバすぎる
甘かった・・・
黒雲わきたち
展望もすぐれず

4/18 9:07

そそくさと腰を上げ
石灰岩の山道を歩く

4/18 9:08

怪しい暗紫紅の花が
ハシリドコロによく似合う

4/18 9:36

九十丁
よく見るとガードレール (__;)

4/18 9:51

百丁茶屋跡まで来たけれど
私をもてなしてくれる人もいない

4/18 9:31

クロモジ？
いや
花柄を見ると
アブラチャンかな

4/18 10:04

いつしか
大天井岳が近づいてきた

4/18 10:48

振り帰ると
四寸岩山だが
ほら、なんていうか

4/18 10:48

神の使いの
大蛇か龍か

4/18 11:06

女子2人組さんとスレ違います
ここが大天井の山頂
展望は金剛山とかうっすら

4/18 11:28

山頂を後に尾根道を行く

4/18 11:45

山上ヶ岳方面

4/18 11:53

五番関の結界門

4/18 12:07

くるま道に降りました
このあと、アラレの攻撃にさらされる

4/18 12:25

ゼニゴケの仲間？

4/18 12:25

こんな場所に生えてた

4/18 12:57

母公堂（ははこどう）

4/18 14:11

ゴールの洞川（どろがわ）
バス停前に憩う
しかしバス発車まで2時間半もある
散策に飽きたら（*_　_）zzZ

4/18 18:01

ようやく終着点
開いてる店さがして
吉野葛と桜の羊羹
それから、えっと何にしよ・・・(^^♪

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

ふらり

出発してすぐ、あわてて車に戻る。マスク、マスク！帰りの公共交通機関に乗車するための必需品を車に忘れるなんて。危ない、危ない。

神域を通って奥駆道へと足を運ぶ。今日ばかりは、よごれた世俗人をひた隠し、聖人めかして山歩きだ。

葉桜の季節の吉野歩きは、人影も少ないと踏んで選んだ日程。黒門をくぐり、金峯山寺（きんぷせんじ）の蔵王堂に参詣。西行法師の句を詠み上げて、竹林院から吉野水分神社に向かう。見下ろす位置に蔵王堂が見えた。背後には金剛山と葛城山だ。

高城山の展望台に登ると細峠・竜門岳・貝ヶ平山・額井岳がのぞいた。展望図にある高見山だけは望めない。この先のお楽しみかな。

金峰神社を越えると、一気に山深くなる。後ろから元気印なトレランナーが迫った。しかし、地図読みの難しいポイントで、苦戦している様子。差し出がましくも一言声がけしました。

安禅寺の宝塔院跡からすぐで「旧女人結界碑」があった。すぐ青ヶ根峰のてっぺん。おや、初々しいカップルさんだ。林道からかな？

川上村から黒滝村へと、林道吉野大峰線を歩く。四寸岩山への登りにかかる。モノレール沿いの、情緒のかけらもない道だが、ブナ林は見ごたえがある。アブラチャンの花も見事だ。

四寸岩山の山頂は、スーパー寒かった。先週までの雪歩きから解放されて、ぬくぬくウォーキングのつもりだったのに。大体、甘いんだよ、オレって。気温2度で風速6~7m/sなら、体感温度はバッチリ氷点下だ。

ダウンを着込んで、そそくさと腰を上げる。足摺宿を越えて粛々と歩くと、石灰岩の露頭と、ハシリドコロの群落が。暗紫紅色の花が怪しい。

大天井へは、百丁茶屋跡から登り道。再びモノレール脇の往還になる。いくら待ってもモノレールが迎えにきてくれるはずもない(笑)。黙々と登って祠のある大天井茶屋跡。振り返る四寸岩山が、神の使いの龍か大蛇に見えた。

山頂直下を慎重に下ってくる女子2人組とあいさつを交わし、大天井ヶ岳の山頂へ。黒い雲が頭上に垂れ込め、いよいよ不穏な空気が流れる。山上ヶ岳が厳かに佇んでいる。追い立てられるように下山。案の定、五番関あたりで、あられに降られる。黙々と天川村の県道を辿った。

時計を見て、びっくり。バスの出発時間までには、まだまだ気が遠くなるほどの待ち時間があるじゃんか。なのに、ゆったり観光したりするご時勢でもない。頑張って、たらたら歩きしないとな(笑)。

さて、最後のミッションは、吉野の駅で吉野葛を使った和菓子を手に入れることだ（笑）。