ぬたぬた泥濘!茶臼岳(那須岳)〜朝日岳〜三本槍岳
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- GPS
- 06:12
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:07
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日はギリ東北じゃないので進行中の「東北の百名山チャレンジ」には該当しないけど、東北のすぐお隣さん百名山の茶臼岳(那須岳)へ。この山は普段からとても風が強く、数日前の山行記録でも「山頂手前で無念の撤退…」が…。でも今日はなんとてんくらA、登山天気Aの絶好の好天日。それもあり6時過ぎでも峠の茶屋の県営駐車場はおそらく車中泊車両でかなり盛況。
茶臼岳(1,898m)自体は駐車場から1時間半くらいでついてしまうので、その稜線の先の岩場の朝日岳(1,896m)、さらに栃木・福島県境の三本槍岳(1,917m)まで足を伸ばしたいと、計画。まずは茶臼岳と朝日岳の真ん中にある赤いお屋根の峰ノ茶屋跡へ。残雪はほんの一部でチェーンスパイクをつけるほどではなく、サクサクと。茶臼岳もお鉢周りを時計回りにして登頂すると、まだ未踏の飯豊連峰や燧ケ岳、この冬に登った会津駒ケ岳がきれいに見える。
朝日岳への稜線は、先週の山行記録を見ると残雪のトラバースが危ないとなっていたけど、今日はもう問題なく。またこの部分はゴツゴツした岩場があるけどちゃんと鎖がついているので大丈夫。朝日の肩で分岐し10分で急坂の朝日岳に。
このまま楽勝か、と思ったところが、この先の1,900m峰を過ぎ、清水平以降に大変さが待っていた。雪はほとんど残ってない(またはツボ足で十分だけど、ストックがあったほうがよかった)だが、ハイマツや笹の低木の間の細い登山道が雪解けでぬたぬたのまるで田植え前のたんぼのようになっていた。最初は登山靴が汚れるのを気にしていたけど、そんなどころじゃなくてぐちゃぐちゃに。
三本槍岳でも飯豊連峰が見え、茶臼岳、朝日岳と続けて山頂写真を撮ってもらった青いウェアのスポーツマンタイプのおにーさんに、ここでも出会いまた写真を撮ってもらう(ありがとうございました)。
帰りは気温が上がり、さらにぬったぬたが進み、靴は泥だらけに。峰ノ茶屋跡過ぎにぶち抜かれたおとーさんは、茶臼岳山頂でも会った人。朝日岳まで登ってそのあと、温泉に浸かってた、と言っていたけど、そんなところがあるの?(帰りは鹿の湯に寄ると言っていた。)
今日の帰りは大丸温泉のお土産屋さん「那須大丸ガーデン」で日帰り温泉に。本当にお土産屋さんの奥にある温泉で、内湯、露天風呂があり600円。とても気持ちよかったー♪
(残念なお知らせ 二代目コジローくんは、前回会津駒ケ岳で調子ぶっこいて下り斜面をワカンでヒャッホーしていてスッテンころりんしたときに行方不明に…。ちなみに初代コジローくんは、北横岳の隣の三ツ岳で行方不明に。三代目を遭難させたら、奥さんから懲罰がある模様。ちなみに奥さん、会津駒ケ岳も今回もスケジュールの関係で登れず、超ぉー不機嫌。両方とも天気よかったからなぁ…。雨男、晴れ女逆転説)
ということで、快晴・ほぼ無風の絶好のコンディション(だけど、清水平から先の尾根はぬったぬた)でのギリ東北じゃない百名山(でも、三本槍岳は福島県境)でした。
名探偵コナンならいう「今日、三本槍岳まで行った人は靴を見ればわかる!」
コース定数はヤマケイのヤマタイムで27。帰りの登り返しとぬたぬたがなかなか大変…。
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