丹沢の春の花〜塔ノ岳・鍋割山

2021年04月26日(月) ~ 2021年04月27日(火)

• GPS: 12:41
• 距離: 23.9km
• 登り: 1,887m
• 下り: 1,950m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:45
• 合計: 4:30

距離 7.2km 登り 1,261m 下り 94m

11:21 丹沢クリステル
11:47 観音茶屋
12:06 雑事場ノ平
12:10 12:37 見晴茶屋
12:56 12:57 一本松
13:25 13:26 駒止茶屋
13:36 堀山
13:46 13:49 堀山の家
14:22 14:23 天神尾根分岐
14:55 15:07 花立山荘
15:21 花立
15:27 金冷シ
15:51 塔ノ岳

2日目

• 山行: 7:01
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:57

距離 16.8km 登り 656m 下り 1,865m

6:24 塔ノ岳
6:24 6:25 尊仏山荘
7:02 7:09 日高
7:31 竜ヶ馬場休憩所
7:37 7:58 竜ヶ馬場
8:03 8:08 竜ヶ馬場休憩所
8:31 日高
9:15 尊仏山荘
9:32 塔ノ岳
9:38 尊仏山荘
9:39 塔ノ岳
9:58 10:00 金冷シ
10:16 大丸
10:28 10:29 小丸尾根分岐
10:40 小丸
10:45 鍋割山稜
11:05 11:06 鍋割山荘
11:06 11:54 鍋割山
11:54 鍋割山荘
12:03 12:05 鍋割山
12:37 1,000m地点
13:04 13:11 後沢乗越
13:35 13:36 ミズヒ沢渡渉点
13:39 13:41 本沢渡渉点
13:56 14:08 二俣
14:11 14:12 尾関広氏の銅像
14:24 14:29 黒竜の滝
15:21 大倉バス停
15:21 ゴール地点

天候

26日晴　27日霧のち晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

4/26 11:21

4/26 11:34

金襴(キンラン)。

4/26 11:40

天南星(テンナンショウ)の実、できはじめ。

4/26 12:30

見晴茶屋。今回もここでランチ。自作のおにぎらずと味噌汁。

4/26 13:04

夏灯台草(ナツトウダイ)がたくさんあります。

4/26 14:42

花立手前の階段のところで、苔竜胆(コケリンドウ)。

4/26 14:44

青空と馬酔木(アセビ)。

4/26 14:55

花立山荘前からの展望。

4/26 14:56

豆桜(マメザクラ)。

4/26 15:17

富士山。左上にひこうき雲。雲がかかってきています。夕焼けは見れるかなあ。

4/26 18:25

やはり、雲がかかり、富士山も日の入りも見れませんでした。
明日のパール富士は見れないかも。

4/26 18:53

夜景。

4/26 18:56

26日の月。この月が、27日の早朝、富士山頂に沈むはずでした…。起きたらガスがかかっており、パール富士は見れませんでした。ヤマテンで、高気圧の縁に沿って湿った空気が入るので霧という予報でしたが、その通りになりました。

4/27 6:55

丹沢山へ向かいます。
叡山菫(エイザンスミレ)。比叡山に生育するスミレを意味する。葉に大きな切れ込みがある複葉性が特徴。この個体はとてもきれいなピンク色です。

4/27 7:04

菊咲一華(キクザキイチゲ)。朝早いのでまだ閉じています。紫色の個体。花弁にみえるのは萼片。長さは2cmくらい。

4/27 7:18

稜線から、桜と富士山。

4/27 7:18

富士山アップ。

4/27 7:27

豆桜。このあたりは満開です。

4/27 7:32

丹沢山への縦走路を歩くのは久しぶりですが、昔に比べて随分整備が進んでいるなあと思いました。県税で整備していたのね。私は神奈川県民ですが、水源環境保全税というのを収めていたのを知りませんでした。水道水は道志の水で結構美味しいし、登山道は歩きやすくなるのでありがたいことですが。

4/27 7:32

塔の岳を振り返る。

4/27 7:35

豆桜。

4/27 7:39

菊咲一華。これも開いていません。萼の根本が紫。

4/27 7:39

輪違草(ワチガイソウ)。名前が不明のとき、その盆栽に無名の印として輪違いの符号をつけておいたらそのまま名前になってしまったそうです。結局きちんと名前をつけてもらえなかったのね。赤い雄蕊が可愛いのにね。普通花弁は5枚ですが、この個体は6枚あります。花の直径は1cm。

4/27 7:46

菊咲一華。淡いピンクの個体。

4/27 7:47

裏側から。萼の根本のピンクがきれい。

4/27 7:58

叡山菫。白っぽい個体。

4/27 8:00

蔓白銀草(ツルシロカネソウ)。これはあちこちにありました。文字通り、白い花という意味。白い花弁に見えるのは萼で、黄色い雄しべのように見えるのが花弁、雄蕊は白です。花の直径は1.5cm。
この仲間で日本海側に咲くアズマシロカネソウがみたいです。

4/27 7:57

白銀草を後ろから撮影。これもピンクがきれいです。

4/27 8:25

菊咲一華。紫の個体。

4/27 8:45

菊咲一華。白の個体。やっと開いてきました。

4/27 9:39

山頂に戻りました。これからうどんを食べに鍋割山へ向かいます。

4/27 9:47

これは盛りを過ぎた花猫の目草でしょうかね。

4/27 9:49

輪違草。花弁が5枚。

4/27 10:15

大梅惠草(オオバイケイソウ)。正しくはケイの字にくさかんむりがつく。花が梅、葉が鶏卵に似ていることに由来。

4/27 10:28

樗(ブナ)林。丹沢の南側に位置するこのあたりの林は衰退していっているそうです。

4/27 11:19

待望の鍋割山荘の鍋焼きうどん、1500円。たくさん歩いてきて山頂で具沢山の鍋焼きうどんを食べられるのはありがたいです。
購入に際しては小屋に無断で入ってはいけないとか、ザックは小屋に入れないでとか、ルールが書いてありますので守りましょう。

4/27 11:43

おやつは尊仏山荘で買った手作りクッキー。クランベリーとホワイトチョコ入り6枚300円。美味しかった。チョコチップ入りも買えばよかった。

4/27 12:04

山頂。

4/27 12:40

姫萩(ヒメハギ)。ピンぼけです。まだ開ききっていませんが、とても可愛い花です。

4/27 13:05

山旗竿(ハマハタザオ)でしょうか、後沢乗越の右の崖に咲いていました。ブレてます。

4/27 13:08

鍬形草(クワガタソウ)。果実と2個の萼片が兜とその前にある角状の飾りである鍬形に似ていることから。

4/27 13:34

二股まで降りてきました。ここから林道歩きが長いのよね…。

4/27 13:35

鍋割山荘の営業時間。

尊仏山荘Tシャツ2000円、新色です。SサイズでレディスのL相当です。Sを買おうとしたらお姉さま方からパツパツはよくないといわれ、Mを買いました。売っているのはSMLの3サイズ、小柄な友人は合うサイズがないのでSSやジュニアサイズを置いてくださいと小屋の人に頼んでいました。ぜひ、お願いします。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

DC-TZ90 Panasonic

SOV42 Sony

感想

simunee

　2月には塔の岳からきれいなダイヤモンド富士を見ることができました。今回はパール富士が見たくてまたここに来ましたが、残念ながらガスがかかり見ることはできませんでした。次は8月24日朝に見れるようです。
　今回のもうひとつの目的は鍋割山荘の鍋焼きうどんを食べることですが、営業は11時からなので丹沢山へ登ってから鍋割山へ向かう計画でした。歩きはじめたら足がだるく無理は禁物、健脚の友人には一人で丹沢山に行ってもらい、私は花を探し、景色を楽しみながらのんびり稜線を丹沢山の手前の鞍部まで歩きました。ちょうどマメザクラが満開、足元にも花がポツポツ咲いていましたが、朝早くてまだ開いていないものも多く、ちょっと残念でした。鍋割山への稜線歩きも含め、久しぶりの丹沢の稜線を楽しみました。また鍋焼きうどんもクッキーも美味しくてこれも満足でした。
　私より年上の元気なシニアの方々が沢山います。この先輩方を見習い、丹沢に通える身体作りをしたいです。